麻しんの国内外での報告増加について(注意喚起)
麻しんの国内外での報告が増加しています!(注意喚起)

麻しんについては、現在、海外における流行が報告されています。特に、ベトナムをはじめとする諸外国を推定感染地域とする輸入事例の報告が増加しています。
麻しんは、感染力の非常に強い感染症です。海外渡航の予定がある方は、渡航先の流行状況を確認し、またご自身の予防接種歴や、り患歴を確認しましょう。
麻しんの予防のためには、予防接種が最も有効な予防方法です。
麻しん・風しんの予防接種を受けていない方や、麻しん・風しんにかかったことのない方は、医療機関で予防接種を受けるようにしましょう。(東南アジアなど麻しんが流行している国へ渡航する前には、必ず予防接種歴を確認しましょう)
麻しんの流行がみられる地域に渡航したあとは

帰国後2週間程度は、麻しん発症の可能性も考慮して健康状態に注意しましょう。
発熱やせき、鼻水、眼の充血、全身の発しん等の症状が見られた場合は、医療機関を受診してください。
受診時には、医療機関に事前に連絡し、麻しんの可能性について伝えましょう。また、移動時には可能な限り公共交通機関の利用を避けましょう。
出国前の注意事項「麻しん(はしか)」は世界で流行している感染症です (PDFファイル: 498.4KB)
帰国後の注意事項「麻しん(はしか)」は世界で流行している感染症です (PDFファイル: 498.5KB)
麻しん(はしか)とは
麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症として知られています。
麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播し、その感染力は非常に強いと言われています。免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。
主な症状
感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。
2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。 患者の一部は肺炎や神経系の症状を合併し、まれに死亡したり、後遺症を残すなど重篤化する場合があります。
潜伏期間
10~12日
受診について
- 発疹、発熱などの麻しんのような症状がある場合は、麻しんの疑いがあることをかかりつけ医または医療機関に電話等で伝え、受診の要否や注意点を確認してから、その指示に従ってください。
- 麻しんの感染力は非常に強いと言われています。医療機関へ移動する際は、周囲の方への感染を防ぐためにもマスクを着用し、公共交通機関の利用を可能な限り避けてください。
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この記事に関するお問い合わせ先
福祉部 健康推進課
〒480-1196 愛知県長久手市岩作城の内60番地1
電話番号:0561-63-3300
ファックス:0561-63-1900
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更新日:2025年03月27日