マイコプラズマ肺炎に注意!

更新日:2024年10月17日

マイコプラズマ肺炎の患者報告数が増加しています!(注意喚起)

感染症発生動向調査によると、全国の基幹定点医療機関当たりの週毎の報告数が、現行の調査手法となった平成11 年以降最も多い状況となっています。

感染予防には、手洗いやうがいの励行と、患者との濃厚な接触を避けることが大切です。

マイコプラズマ肺炎とは

マイコプラズマ肺炎は、「肺炎マイコプラズマ」という細菌に感染することによって起こる呼吸器感染症です。小児や若い人の肺炎の原因として、比較的多いものの一つです。例年、患者として報告されるもののうち約80%は14歳以下ですが、成人の報告もみられます。マイコプラズマ肺炎は1年を通じてみられ、冬にやや増加する傾向があります。

主な症状

発熱や全身の倦怠感、頭痛、咳などの症状がみられます。咳は熱が下がった後も長期にわたって(3~4週間)続くのが特徴的です。感染した人の多くは気管支炎で済み、軽い症状が続きますが、一部の人は肺炎となったり、重症化したりすることもあります。

潜伏期間

2~3週間です。

感染経路

感染した人の咳のしぶき(飛沫)から感染する飛沫感染、感染者と接触したことによる接触感染があります。

受診・治療について

  • 咳が長引くなどの症状があるときは医療機関を受診しましょう。
  • マイコプラズマ肺炎は、マクロライド系などの抗菌薬で治療されます。軽症で済む人が多いですが、重症化した場合には入院して治療が行われます。

予防方法について

  • 流水とせっけんによる手洗いをしましょう。
  • 感染した場合は、家族間でもタオルの共用は避けましょう。
  • 咳がある場合は、マスクを着用するなど「咳エチケット」を守ることを心がけましょう。
  • せきが長引くなどの症状がある時は、医療機関で診察を受けるようにしましょう。

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