性感染症(HIV/エイズなど)
HIV/エイズ
エイズはHIVに感染することによって起こります
HIV(Human Immunodeficiency Virus:ヒト免疫不全ウイルス)は、免疫のしくみの中心であるヘルパーTリンパ球(CD4細胞)という白血球などに感染します。そして、からだを病気から守っている免疫力を破壊していきます。
HIVに感染してもすぐエイズを発症するわけではない
HIVに感染すると、通常6~8週間経過して、血液中にHIV抗体が検出されます。感染から数週間以内にインフルエンザに似た症状が出ることがありますが、この症状からはHIV感染をしているかどうかを確認することはできません。HIV検査を受けることではじめて感染の有無を確認することができるのです。
その後、自覚症状のない時期(無症候期)が数年続き、さらに進行すると、病気とたたかう抵抗力(免疫)が低下し、本来なら自分の力でおさえることのできる病気(日和見感染症とよばれる)などを発症するようになってしまいます。
このようにして、抵抗力が落ちることで発症する疾患のうち、代表的な23の指標となる疾患が決められており、これらを発症した時点でエイズ発症と診断されます。
現在はさまざまな治療薬が出ており、きちんと服薬することでエイズ発症を予防することが可能になっています。
性感染症(HIV/エイズなど)の検査について
県内の保健所では、エイズ/HIV、性感染症の検査(一部)や相談を実施しています。
エイズ検査
検査は無料、匿名で受けることができます。各保健所の検査日時等は以下リンクのとおりです。
その他の性感染症の検査
B型・C型肝炎
愛知県の各関係機関でのB型・C型肝炎検査について、以下リンクのとおりです。
その他の性感染症
梅毒・性器クラミジア感染症、その他性感染症は、泌尿器科や婦人科等で検査に対応しているかあらかじめご確認のうえ、ご自身でご受診ください。
性感染症(HIV/エイズなど)の知識
各性感染症について、愛知県エイズ情報センターにてわかりやすくまとめられていますので、こちらもご覧ください。
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更新日:2020年11月30日