(平成23年11月7日開催)第3回長久手町第6次高齢者福祉計画及び第5期介護保険事業計画策定委員会
開催日時 |
平成23年11月7日(月曜日)午後3時から午後4時30分まで |
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開催場所 |
北庁舎2階 第5会議室 |
出席者氏名 |
事務局
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欠席者氏名 |
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審議の概要 |
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公開・非公開の別 |
公開 |
傍聴者人数 |
5名 |
問合先 |
福祉課 電話:0561-56-0613 |
会議録
委員長 ただいまから、長久手町第6次高齢者福祉計画及び第5期介護保険事業計画第3回策定委員会を開催します。
はじめに議題(1)「長久手(市)第6次高齢者福祉計画及び第5期介護保険事業計画の計画素案」について事務局から説明をお願いします。
事務局 (事務局説明)
委員長 事務局から説明がありました。このことについてご質問等ございますでしょうか。
委員 事業計画の中で具体的に何をどのようにやっていくのかが示されていない。
温泉の宅配事業についてアンケート調査結果から有効回答者数463名中、16.2%である75名の人が利用したいと回答しているが、現実に利用しているのは4人である。この結果をどのように考えていくのか。利用要件を高齢者に限らず、一般の人まで、利用できるようにしたり、利用金額については高齢者と別料金でも構わないのでは。結果的に温泉宅配事業の委託先であるシルバー人材センターの人材活用に繋がる。
保険料については、近隣市町に見劣りしない保険料を設定してほしい。
資料2のなかで高齢者の暮らしを守る地域活動の中で災害時にどのように高齢者を守るということが書かれていない。災害時要援護者対応マニュアルと連携させると良いのでは。
安心して暮らせるサービスの提供について、ゴミ出し、買い物サービス、通院サービスを早急に考えてほしい。
事務局 今回は介護保険事業計画の前段となります第1章~第2章について協議していただきたいと思います。個々の具体的な施策の内容、目標量、町単独事業である介護予防生涯学習、温泉宅配事業などの具体的な施策、事業の柱となるのが、今回示させていただいた基本方針及び施策の体系です。この素案について協議していただき、ご承認いただいたうえで、次回に町の取り組みを提案させていただきます。今回は国の方針等に基づいて町の考え方を示しておりますが、このことについて協議していただきます。
委員長 他に質問はございますでしょうか。
委員 防災は直ぐに取り組まなければならない事業である。災害時、役場は対応できない。役場は考え方を地域に示して、地域で支えることが必要である。
例えば、家具転倒防止事業について、地域がチームを組んでチームが家具転倒防止を必要とする人をのもとへ行き、地域で支えることが大事である。
委員 町の災害時要援護者マニュアルで示されている内容では長久手町の民生委員、自治会、地域の自主防災組織が中心となってマニュアル通り進めていきましょうというものがあります。具体的な内容についてはこれから話を詰めていくことになっています。
事務局 家具転倒防止事業については高齢者や災害等のイベント時にチラシを配布したり、広報、福祉のしおり等で周知しています。これも福祉事業計画の中の事業ですので、引き続き考えていきたいと思います。
災害時要援護者についても今年度末頃までにシステムの構築を行っていきます。
委員 地域包括支援センターは中学校区毎に設置するのが望ましい。地域包括支援センターを充実したものにしてほしい。
介護人材の確保について、町が報酬等の面で助けてほしい。
事務局 地域包括支援センターについては中学校が3校になった時のことについて、今回の計画に盛り込むかどうかは未定です。地域包括支援センターは介護保険サービスの中で行うものですので、センターを増やせば保険料が上がることになります。保険料の算定までにシュミレーションをしたいと思います。
介護報酬については現在、国が改正を検討中です。詳しい内容が分り次第報告させていただきます。
委員 第2章の計画のスローガンについての「いきがいの輪」が追加されています。はつらつとした暮らしの支援の中で、具体的にどのように取り組むかについて盛り込んでほしい。「いきがいの輪」を充実していくためにも「はつらつとした暮らしの支援」を具体的にすることで、要介護認定者も減少していくのではないでしょうか。
事務局 具体的な内容につきましては、「はつらつとした暮らしの支援」の「いきがいづくりの推進」の「学習・交流の促進」につきましてはパソコン教室などの高齢者間の交流、地域福祉の推進の「地域福祉活動の活性化」につきましてはコミュニティ活動、ボランティア、地域の助け合い等が考えられます。具体的な内容につきましては次回、提案させていただきます。
委員 19頁、20頁の(2)第4期計画の評価及び第5期計画における(市)の方向性について、重点の記述の仕方を工夫すれば、住民に理解されやすいのではないでしょうか。
事務局 基本方針に付随してくる多くの施策がありますので、どれが重点施策であるかについては甲乙付けづらく、記載しにくい部分もありますが、ご意見を参考に計画の変更点の表記方法について工夫していきます。
委員 元気な高齢者の健康維持、介護を必要としないためには具体的にどのようなサービスが必要なのかという検討が重要かなと思います。
委員 町や社会福祉協議会のイベントにシニアクラブの会員は出席しない人が多い。町はシニアクラブと協力して広報してほしい。
事務局 長生学園等の参加者は微増しています。地域の組織への参加は高齢者に限らず各世代で少なくなってきており、コミュニティーの形成は町の問題となっています。個々でカルチャースクールなどの利用者は増えています。介護予防事業については人気があり、待機者があったり、再度申込者はお断りする事業もあります。関心のある人と関心のない人の幅があると感じています。
委員長 22頁の基本理念の「元気 ながくて! まちハートフル」の「まち」は何を意味していますか。
事務局 町全域を指して「まち」と表現させていただいている。個々のコミュニティー単位ではありません。
委員長 その他、ご意見、ご質問等はございませんでしょうか。
ご意見いただいたところについては事務局にその対応をまかせていただき、計画素案【第1章~第2章】についてはご承認いただけますでしょうか。
委員 異議なし。
委員長 ご承認いただけましたので、作業を進めさせていただきます。
議題2「長久手(市)第5期介護保険事業計画における介護サービスについて」、事務局説明をお願いします。
事務局 (事務局説明)
委員 24時間対応の定期巡回・随時対応サービスについて、町は事業者にやらせてやるという考えではなく、町と事業所が一緒にやっていく感覚で行ってほしい。
介護報酬は特別会計だけでなく、一般会計予算を使用することを検討してほしい。
事務局 今年度、国のモデル事業を実施します。実施した結果を検証します。なお報酬単価については国の方が未だ示していません。
委員 生活保護にならない額の年金をもらっている人が今後、沢山出てくると思う。空いた住宅を利用して24時間対応の定期巡回・随時対応サービスを行えば良いと思います。
委員 24時間対応の定期巡回・随時対応サービスについて、アンケート結果からも5割の方が在宅介護を望んでいます。
委員 国から情報が示されていない状況ですので、他市町の実施状況を判断して、検討しても良いと思います。
委員 24時間対応の定期巡回・随時対応サービスはサービス付高齢者住宅のサービスと連動すると良いと思いますがどうでしょうか。
事務局 在宅での介護を希望する人が多いことから、施設サービスよりも在宅での介護サービスを提供できればと考えています。家族の負担を減らすために国も今回のサービスを提示しているので、現場の声を聞きながら町のサービスの中へ組み入れていきたいと考えております。
委員 小規模特別養護老人ホームについて、他の自治体では土地を提供しているところもある。土地を町で準備していただけると、施設運営もしやすくなる。
24時間対応の定期巡回・随時対応サービスについては丸山住宅など高齢者が多いところに拠点を置ければよいと思います。
委員 一番重要なのはマンパワーだと思います。どのような形でマンパワーを集められるのかが必要なのではないかなと思います。
委員長 その他、ご意見、ご質問はございませんでしょうか。
委員の皆様の意見を第3章の計画(案)作成の参考として事務局にまとめていただくこととします。
これをもちまして、第3回策定委員会を終了します。
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更新日:2020年12月18日