(平成24年3月14日開催)第5回長久手市第6次高齢者福祉計画及び第5期介護保険事業計画策定委員会
開催日時 |
平成24年3月14日(水曜日) 午前9時から午前10時30分まで |
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開催場所 |
北庁舎2階 第5会議室 |
出席者氏名 |
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欠席者氏名 |
委員 浅井成一、近藤博行 |
公開・非公開の別 |
公開 |
傍聴者人数 |
3名 |
問合先 |
福祉課 電話:0561-56-0631(いきいき長寿係) |
会議録
委員長 ただいまから、長久手市第6次高齢者福祉計画及び第5期介護保険事業計画第5回策定委員会を開催します。
それでは、これより議事に入ります。
はじめに議題(1)「パブリック・コメントの意見と市の見解について」事務局説明をお願いします。
事務局 (事務局説明)
委員長 説明がありましたこのことについてご意見等ございませんか。
委員 オレンジリングとは何ですか。
事務局 認知症サポーター養成講座を受講された人へオレンジ色のリングをお渡ししております。認知症に対する正しい知識と理解の意識を高めるため、講座を開催しております。平成24年2月現在で延べ約1,200人受講しております。この1,200人は延べ人数であり、登録制ではないため、事務局も実人数を把握できていませんが、講座の内容は毎回変わるため、何度も受講していただくことはスキルアップのため有効であると考えます。ご意見のありました実数把握につきまして、パブリック・コメントに対する市の見解としましては趣旨をご理解しましたという内容になっております。
また、市職員向けの認知症サポーター養成講座を2月に実施し、職員140人が受講しており、残りの全職員についても来年度に受講する予定です。今後は小学校、中学校、各事業所のご協力を得て、サポーターの数を増やしていきたいと考えています。
委員長 他に意見はございませんでしょうか。
委員 パブリック・コメントに対する市の見解について、事業計画に反映させないのか。
例えば、意見のあった新聞販売店と協力して新聞等の滞留を確認した場合の通報体制の整備について計画案に掲載して良いと思いますが。
事務局 市の見解として、追記する部分については、追記することを記載しております。その他の部分につきましては、計画案の中にこのように表現してありますと説明しています。
新聞販売店との協力については問題点も含んでいます。新聞の販売促進と合わせて行われる内容になっており、検証が間に合わなかったため、今回の事業計画に掲載しませんでした。
委員長 その他、ご意見等はございませんでしょうか。
次に、議題(2)「第6次高齢者福祉計画及び第5期介護保険事業計画【計画案】について」事務局説明をお願いします。
事務局 (事務局説明)
委員長 このことについてご意見等ございませんでしょうか。
委員 介護給付費準備基金取崩額を現在の計画では残高の全9千万円としていましたが、次期計画では7千万円としているが見込みはどうですか。また、東郷町の保険料基準額が他市町と比較して低いのはなぜですか。
事務局 今期は介護給付費準備基金9千万円を取崩す計画でしたが、結果として3百万円弱の取崩となりました。次期計画では複合型サービスを開始した場合、現在、小規模多機能型居宅介護サービスと訪問介護サービスを両方利用している人は月あたり1名程度と少数であるため、ワークシート上に目標数値として出てきません。施設入所される方が多いと想定される要介護5を除く要介護度1から4までの人、各1名が複合型サービスを利用した場合、平成26年度までに給付費が約2千万円必要になるため、基金残額9千万円のうち2千万円を残して取崩す計画としました。
基金残額に対する取崩し額は尾張旭市、日進市、東郷町が100% 瀬戸市が約80%、豊明市が約70%、本市も約70%となっており、可能な限り保険料を抑制したいと考えております。
東郷町の保険料の基準額が今期、3,808円、次期が3,846円であり、本市より低く、またあまり上昇していない理由として考えられることのひとつとして介護保険施設が少ないことが考えられます。小規模多機能型居宅介護施設が0、認知症対応型通所介護施設0、認知症対応型共同生活介護が定員18名、本市の54名と比べて3分の1となっています。地域密着型介護老人福祉施設も0、本市は1施設あります。このように施設数が少ないため利用できず、給付見込み額が低くなることから結果として介護保険料が抑えられていると考えられます。
委員 住民は介護サービスの中身を知らないで、保険料だけで比較・評価するため、介護サービスが充実していることを上手にアピールしていくことが必要である。
委員長 他にご意見等はございませんか。
委員 本市には施設が充実しているということであるが、施設を利用したいができない、保険料が高いことをどういう説明をしていくのか。
事務局 施設入居者の待機のことを言っておられるのだと思いますが、特別養護老人ホームの入居待機者は県下で1万人を超える待機者がいると聞いています。県が調査した結果から、本市において要介護度3から5までの人で1年以内に入居が必要な待機者が19名いるとされています。この待機者を解消するため、次期計画では地域密着型介護老人福祉施設(定員29名)を1施設追加する計画です。
説明は十分に行っていきたいと思います。
委員 デイサービス利用について待機者はいますか。
事務局 デイサービスの利用についての待機者数については把握しておりません。
委員 「認知症地域支援推進員」について説明書きをしていただくと良い。
事務局 用語説明について計画書を印刷する際の記載方法を検討しています。
「認知症地域支援推進員」の説明の記載をさせていただきます。
委員 長久手市としての福祉の方向性を明確に示しても良かったのではないか。
委員長 そのことを話し合う場ですので、この委員会で述べてほしかった。
事務局 来年度から2年間かけて、市が地域福祉計画、社会福祉協議会が地域福祉活動計画を作成する予定です。本市の福祉行政の基となる計画であり、その中で検討していきます。
委員 近所の方で5年前に転入してきた人で、わからないことがわからない。広報を全て読んでいるわけではない。民生委員も分からない。困ったことがあっても相談するところがわからない。広報以外に掲示板等で情報を周知することも必要なのではないでしょうか。
事務局 介護保険事業計画では制度に基づいたサービスを利用してもらうものですが、制度外の部分について、どのように対応していくのか、地域福祉計画の中で検討していきたいと考えています。市民の人と話し合い、課題を確認し、解決していく方法を探していきたいと思います。みなさまのご協力をお願いします。
委員長 他にご意見はございませんでしょうか。この計画案をご承認いただけますでしょうか。
委員 (異議なし)
委員長 これをもちまして、第5回策定委員会を終了します。
資料
平成23年度第2回長久手市次世代育成支援推進協議会次第 (PDFファイル: 66.0KB)
パブリック・コメントの意見と市の見解について 資料1 (PDFファイル: 588.6KB)
第6次高齢者福祉計画及び第5期介護保険事業計画(計画案)の修正箇所一覧 資料2 (PDFファイル: 103.7KB)
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更新日:2020年12月18日