(平成29年11月14日開催)平成29年度第2回長久手市地域包括支援センター及び地域密着型サービス等運営協議会

更新日:2020年12月18日

会議詳細
開催日時 平成29年11月14日(火曜日) 午後1時から午後2時まで
開催場所 エコハウス
出席者氏名(敬称略)

会長
 服部努
委員
 横井英臣、土山典子、大藪長子、加藤圭子、井上みゆき、松田豊、小幡匡史
事務局
 福祉部長 中西直起
 福祉部次長 成瀬拓
 福祉部次長兼長寿課長 中野智夫
 長寿課長補佐 井上隆雄
 地域支援係長 稲垣道生
 地域支援係 金子真由美
長久手市社会福祉協議会地域包括支援センター
 事務局長 野村賢治
 保健師 深谷美砂子
愛知たいようの杜地域包括支援センター
 センター長 柴原里織
 保健師兼看護師 海原恵子

審議の概要 議題
平成29年度上半期長久手市地域包括支援センター実績報告について
公開・非公開の別 公開
傍聴者人数 5人
問合先 長久手市福祉部長寿課
電話 0561-56-0639

会議録

事務局

 開会

会長

 あいさつ

事務局

 ありがとうございました。

 (資料確認)
 要綱により、委員の過半数の出席がありますので、本日の協議会は成立しております。
 議事進行につきましては、会長、よろしくお願いします。

議長

 次第2 議題平成29年度上半期長久手市地域包括支援センター実績報告について

事務局

 (資料1を用いて説明。)

委員

 豊明市に視察に行った理由は。豊明市の特徴は。

事務局

 豊明市は昨年度から地域ケア会議に取り組んでおり、最初は要支援の方について、今は要介護の方についても、多職種による自立支援を目的とした地域ケア会議を実施している。
  長久手市では、現在要支援の方について、地域ケア会議学習会を実施している。

委員

 豊明市と比べて、長久手市はどのくらいのところにいるのか。

事務局

 長久手市は、専門職間でのネットワークの形成がはじまったところ。地域ケア会議としての正式な形になるところまでは、いっていない。

委員

 視察は、何月から何回くらい行っているのか。

事務局

 4月から8月まで4回行った。市職員と両包括支援センター職員が視察に行った。

委員

 どのような成果があがっているか。

事務局

 成果までは、まだ見えていない。学習会は3回か4回重ねており、実施後は市役所と両包括支援センターとで反省会を実施し、どのようにすれば成果が出るやり方となるのか、検証しながら進めているところである。

委員

 いつまでに成果を出すのかを決めておくことが重要。また、医療職と福祉職の知識のすりあわせが必要であると言っていたが、会議の開催時間が現場ではなく、管理者等の人しか出られない時間となっていることが問題ではないか。

委員

 豊明市の地域ケア会議と長久手市の地域ケア会議準備会の両方に参加している。私見ではあるが、豊明市では、医療職と福祉職がお互いの専門性が分かっている。お互いの意見を理解することが長久手市の課題であると感じる。
 また、豊明市では専門職の職能団体が組織されており、そのネットワークから地域ケア会議に派遣しているが、長久手市では専門職のネットワークができるまでに至っていないという課題がある。
 さらに、長久手市では参加している専門職が少ない。地域ケア会議の周知が必要であると感じる。

委員

 豊明市や長久手市で地域ケア会議に参加している職種はどのような人たちか。消防署や民間企業、地域の人などの参加もあるのか。

事務局

 今は高齢者をケアする専門職が中心となっている。まずは専門職同士の連携が中心となり、そこから徐々に広げていきたいと考えている。

委員

 多職種の参加というのは、医療系なのか。もっと細分化されているのか。その職種の中で参加する人が毎回参加をして理解を深めて、周りに広めていくこともいい。または、毎回違う人が参加することもいい。
 地域ケア会議の進め方については、明確な目標があるわけではなく、模索をしながら進めているようだが、なんとか進んでいるといった印象を受ける。

委員

 地域包括支援センター周知のチラシを作成したということだが、見たことがない。どこで配布をしているのか。

事務局

 公共施設に設置をしたり、出張相談や訪問の際に配布している。医療機関をまわり、配布することも進めている。

事務局

 (資料2、3を用いて説明)

委員

 このように地域課題を集約し、一覧化した資料を見たことがない。とてもわかりやすい。
 資料2の2、3エリアについては、高齢化が進んでいるとのことだが、資料3では若い世代の流入があると書いてある。世代間交流を試みていくのもひとつだと感じる。

委員

 確かにBのエリアでは、伴侶を亡くされて、おひとり暮らしの女性が多いように感じる。また、65歳より少し若い世代にはチラシ等、地域包括支援センターの周知がされていないように感じる。
 来年度は、地域で認知症サポーターを実施しようと考えている。そのときにこのチラシをもらうことはできるか。

事務局

 可能である。

委員

 この資料はひとめでわかることができてよい。今後も生かしていって欲しい。資料3について、高齢化だけでなく、介護の認定率や独居、75歳以上の世帯数がわかると、なお地域が見えてくるのではないか。
 今後、地域ケア会議に民間企業や警察、消防などが参加する時の、議論のもとになる資料となると感じる。

委員

 資料2の赤丸はどういったものか。

事務局

 課題となっているおおよその範囲を推測して設定をしている。

委員

 資料2の中に、「エレベーターがなく、身体状況により外出できない」とあるが、エレベーターがないとはどれくらいのところを言うのか。5階建てでも2階建てでも身体状況により外出できないのは同じであるように感じるし、この地区独特の課題というよりも、市全体に言えることでもあるのではないか。

事務局

 この地区には、築年数の経過した集合住宅がある。高齢者が特に多く、エレベーターもないためエリアの特徴としてあげた。

委員

 エレベーターの課題をどう解決していくのか。

事務局

 先日の他の会議では、市が階段昇降機を借り上げ、必要な人に貸すというアイデアがあった。

委員

 1階に住んでいても、外に出るために5段ほど段差があると外出できない人もいる。1人で階段昇降機を借りるには、金銭的負担が大きい。シェアできる仕組みがあればよい。

委員

 エレベーターの課題は、長久手市だけでなく全国的な問題でもある。

委員

 階段昇降機を借りるのに月6万円ほどかかる。置き場所も困る。

委員

 また、資料2の1、2のエリアでNバスの問題が出ているが、次回改定につながるか。

事務局

 Nバスに頼らない移動支援も必要だと感じている。例えば、総合事業として、車両をリースし、小さい単位で互助の力を生かして、移動支援をするということに取組みはじめた地域もある。

委員

 高齢者の免許の自主返納の問題もある。

事務局

 高齢者の免許の自主返納や、高齢者の外出促進については、現状ではリニモやNバスの公共交通機関での支援となっている。

委員

 リニモやNバスは、元気な人のための支援となっている。歩くのが難しい人、まひがある人など、元気な人とは違う目線で支援が必要ではないか。

委員

 高蔵寺ニュータウンで買い物難民の問題を取り扱った番組を見た。そこではシニアカーをみんなでシェアしていた。そういうのも考えのひとつだと思う。

委員

 スーパーの店長と協働して、スーパーの送り迎えをしているといったことも聞いたことがある。

事務局

 そのようなことを行政だけでなく、地域で仕組みを考えていけるような場をつくっていこうと考えている。

委員

 外に出たくても出られない人もたくさんいる。その人たちも外に出られるような支援を考えていってほしい。

議長

 次第2 その他について

事務局

 (介護予防プランの委託先について、社会福祉協議会地域包括支援センターが2か所、新たな居宅介護事業所と契約していることを報告し、事後承認を得る。)

議長

 それではこれをもちまして平成29年度第2回地域包括支援センター及び地域密着型サービス等運営協議会を終了します。

 ありがとうございました。

事務局

 次回の運営協議会は3月を予定しています。

資料

この記事に関するお問い合わせ先

福祉部 長寿課
〒480-1196 愛知県長久手市岩作城の内60番地1


電話番号:0561-56-0631
ファックス:0561-63-2940


メールフォームによるお問い合わせ

このページに関するアンケート

より良いウェブサイトにするために、このページのご感想をお聞かせください。

このページの内容はわかりやすかったですか
このページは見つけやすかったですか