耕作放棄地の解消について

近年、農業従事者の減少により、耕作放棄地の増加が全国的な問題となっています。そうした問題に対し、法律の規制の緩和や耕作の支援体制の拡充などの取り組みが行われ、耕作放棄地の利用を進める動きが高まっています。
長久手市でも、農地の機能を回復するため、農機具の貸し出しや農地マッチング等のアグリサポート事業をはじめ様々な取り組みを推進しています。
今後も、農地の集約的かつ効率的な利用を進め、耕作放棄地の解消を進めていきます。
農業の新規参入
耕作放棄地の解消に向けて、農業従事者を確保し、農業の活性化を促進するためのさまざまな取り組みが実施されています。農業従事者の確保に関して、農業法人以外の法人の農業参入に向けた法改正が行われ、多様な担い手による営農体制の構築が進められています。
令和4年度の農地法改正では、経営の規模の大小にかかわらず意欲を持って農業に参入する者の農地等の利用を促進する観点から、権利を取得する者またはその世帯員等が耕作する農地等に係る下限面積要件が廃止されました。
法人による市民農園の開設も進められ、現在、1法人がおよそ1.2ヘクタールの遊休農地を市民農園として利用しています。今後も、法人等多様な担い手により、耕作放棄地の解消と農業の活性化が進められることが期待されています。
種別 |
法人数 |
面積 |
---|---|---|
水稲生産 | 1法人 | 136,029.51平方メートル |
露地野菜生産 |
4法人 |
26,070平方メートル |
市民農園開設 |
1法人 |
12,301平方メートル |
農地マッチング支援事業
高齢化や相続等で農地の管理に困っている方、農地を借りたくても情報が無く困っている方を対象に農地の貸し借りをサポートする事業を行っています。
詳細については、下記リンクより、ご確認ください。
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更新日:2024年08月22日