たけのこごはん

更新日:2020年11月30日

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2020年8月修正

平成20年4月

大きさの違うたけのこのイラスト

たけのこは「古事記」にも登場するくらい、日本人に昔から親しまれ、食べられていたようです。現在一般的に食べられているのは、孟宗竹の芽。春を告げる食べ物の代表ですね。

孟宗竹は中国が原産です。日本へは18世紀初め、江戸時代に琉球(沖縄)を経由して薩摩(鹿児島)にやってきたものが各地に広がったとされています。野菜の中ではたんぱく質が多く、チロシンというアミノ酸を多く含んでいます。たけのこをゆでたときに出てくる白い粉がこのチロシンです。他にはカリウムも多く含みます。

給食センターでは、三重県産のたけのこ184キログラムを使って、たけのこごはんを炊きました。(平成20年4月17日)

材料(4人分)

  • 精白米:180グラム
  • もち米:60グラム
  • たけのこ:100グラム
  • 鶏肉:120グラム
  • にんじん:40グラム
  • 油揚げ:30グラム
  • 干ししいたけ:4グラム
  • 砂糖:5グラム
  • しょうゆ:20グラム
  • 本みりん:2グラム
  • 油:適宜
  • 水:330グラム

栄養価(1人あたり)

  • エネルギー:349キロカロリー
  • たんぱく質:11.3グラム
  • 脂質:7.8グラム
  • 塩分:0.7グラム

作り方

  1. たけのこは皮の先端を斜めに切り落とし、皮に縦に切れ目を入れて、米ぬかと赤唐辛子を入れ、水からゆでてあく抜きをする。1時間以上ゆで、そのまま冷ます
  2. たけのこ、にんじん。もどした干ししいたけ、油揚げはせん切りにする。油揚げは湯をかけ、油ぎりする。米はといで、ザルにあげて水切りする。(1時間以上は置いておく。)
  3. 油を熱し、鶏肉や2の材料を炒めていく。砂糖、しょうゆ、みりんで味付けし、水を加えて煮る。
  4. 炊飯器に3の煮汁と米を入れ、水加減、味を整える。
  5. よければ3の具をのせ炊く。
  6. よく蒸らしてからさっくり混ぜて出来上がり。

たけのこごはんができるまで ~給食センターでの調理風景~

写真は旧給食センターで、掲載当時のものです。

大きな水色のかごに、大きくカットされたたけのこが大量に入っている写真

 生のたけのこ 184キログラムをゆでました。春の香りがします。

大きな水色のかごに、食べやすい大きさにカットされたたけのこが大量に入っている写真

 食べやすい大きさに切ります。

白い作業着に黄色のエプロンを着用したスタッフが、大きな釜に入っているたけのこごはんの材料を大きな木べらで炒めている写真

 材料を炒めます。

白い作業着に黄色のエプロンを着用したスタッフが、炒めた材料が入っている大きな釜の中に、食缶に入れた水を大量に投下している写真

 味をつけ、分量の水を入れ、炊き込みます。

白色の作業着に黄色のエプロンを着用したスタッフ2名が、大きな釜で炊いたたけのこごはんを両側からかき混ぜている写真

 さっくり混ぜて蒸らします。

白色の作業着を着たスタッフが、5つの食缶に炊き上がったたけのこごはんを大きなおたまを使って入れている写真

 さあ出来上がり。生のたけのこを使ったごはんは、一味違います。クラスごとに配缶し、子どもたちの待つ学校へ出発です。

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 給食センター
〒480-1103 愛知県長久手市中権代11番地3

電話番号:0561-62-3910
ファックス:0561-62-5029

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