大豆サラダ

更新日:2020年11月30日

給食センターがおくる
子どもたちの人気メニュー

2020年8月修正

平成18年3月

大豆は、わが国では昔は「万米(まめ)」と表現され、米とともに日本人の食生活をささえてきました。中国では、米・麦・粟(あわ)・黍(きび)または稗(ひえ)とともに五穀の1つとして、数千年も前から栽培されてきました。大豆が朝鮮半島を経由して日本に伝わったのは、縄文時代とみられています。当時は煮豆やいり豆にして食べられていました。醤(ひしお:みそ・しょうゆの原型)として利用されるようになったのは奈良時代に入ってからです。鎌倉時代以降国内で広く栽培されるようになりました。
現在、沖縄を除き全国的に栽培されていて、北海道・東北・関東・北陸・九州地方が主な産地です。しかし、大豆の国内自給率は3%程度で、大半はアメリカなどから輸入されています。大豆は収穫後にさやから豆を出してごみを取り除くなど、商品化するのに手間がかかります。大規模栽培でこうした作業を機械化しているアメリカ型の農業に有利な作物なのです。給食で使用している大豆は長久手町産です。今回はやわらかく煮てサラダにしました。農家の方の努力にも感謝していただきたいものです。

給食トレーの上にメニューの一つの大豆サラダが置いてある写真

材料(4人分)

  • 大豆(乾燥):20グラム
  • ベーコン:80グラム
  • キャベツ:100グラム
  • みつば:24グラム
  • にんじん:10グラム
  • 米酢:小さじ1強
  • こいくちしょうゆ:小さじ1
  • サラダ油:小さじ3分の2
  • 砂糖:小さじ1

作り方

  1. 大豆は洗って一晩水につけておく。
  2. あくをすくいながら、2時間ほどやわらかくなるまでゆでる。
  3. ゆでた大豆は汁を切り、冷ます。
  4. ベーコンは炒めて冷ます。
  5. にんじんはせん切り、キャベツは太めのせん切り、みつばは1センチメートルくらいに切り、ゆでて水冷し、水を絞る。
  6. 米酢・しょうゆ・砂糖・サラダ油でドレッシングをつくり、大豆・ベーコン・野菜をあえて出来上がり。

栄養価(1人当たり)

  • エネルギー:70キロカロリー
  • たんぱく質:5.7グラム
  • 脂質:3.5グラム
  • 塩分:0.7グラム

大豆サラダができるまで ~センターでの調理風景(3月2日)~

写真は旧給食センターで、掲載当時のものです。

大きな釜で大量の大豆を煮ている写真

一晩浸した大豆を、あくをすくいながら
やわらかくなるまで煮ます。

白色の作業着を着たスタッフが、流しで水を出しながら野菜を洗っている写真
白色の作業着を着たスタッフ4名が、大量の人参のカットしている写真

野菜をきれいに洗ってカットします。

大きな水色のかごに、大量の一枚ずつ葉を剥いたキャベツが入っている写真

ゆでたり炒めたりして、火の通りを確認します。

白色の作業着を着たスタッフが、材料を湯がいている大きな釜を右手でかき混ぜている写真
大きな水色のザルに湯がいたばかりの人参が入って湯気が出ている写真

真空冷却機で冷まします。

大きな釜に入っている材料に、スタッフが温度測定を行っている写真
大きな水色のザルが縦で3つ入るくらいの冷却機に入って材料を冷ましている写真
大きな釜に入った材料をスタッフがかき混ぜている写真

材料をドレッシングであえ、温度を測定して出来上がりです。

クラスごとの食缶に完成したサラダを分けている写真

クラスごとに人数に合わせて配缶します。

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 給食センター
〒480-1103 愛知県長久手市中権代11番地3

電話番号:0561-62-3910
ファックス:0561-62-5029

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