呉汁(ごじる)
給食センターがおくる
子どもたちの人気メニュー
2020年8月修正
平成17年12月
大豆をすりつぶしたものを「呉(ご)」といいます。これにみそを加えた汁ものを「呉汁」といいます。
給食センターでは、長久手町でとれた大豆を使って、一晩やわらかくもどしたものを当日ふっくらと煮て使いました。ふつうのみそ汁よりこくがあって体が温まります。
大豆は肉と同じようにたんぱく質を多く含んでいるのにもかかわらず、脂質が少なく低エネルギーです。大豆の脂質は酸化を防ぐビタミンEやサポニンを含んでいて、体内に過酸化脂質ができるのを防いでくれます。また大豆の脂質の中のレシチンは血管壁についた中性脂肪やコレステロールを洗い流す作用があるために、高血圧・動脈硬化の予防にも効果があります。また、レシチンには記憶力や学習能力を高める作用もあります。
大豆は子どもたちに敬遠されがちな食材ですが、ぜひご家庭でもいろいろな料理に取り入れてみてください。
材料(4人分)
- 大豆(乾燥):30グラム(給食センターでは、現在は大豆水煮を使っています。大豆水煮 グラム)
- 豆腐:100グラム
- 油揚げ:20グラム
- 鶏肉:70グラム
- 里芋:60グラム
- にんじん:25グラム
- ねぎ:50グラム
- 白みそ:14グラム
- 豆みそ:18グラム
- かつお厚削りぶし:16グラム
作り方
- 大豆は洗って一晩水につけておく。
- 大豆をあくをすくいながら、ことことと1時間以上十分やわらかくなるまでゆでる。
- ゆでた大豆をすりこぎ、またはミキサーですりつぶす。このときゆで汁少量でのばすようにする。
- かつおぶしでだし汁をとる。
- とうふはさいの目、にんじんはいちょう切り、ねぎは小口切りにする。油揚げは油抜きをして切る。
里芋はいちょう切りにしてさっとゆでてぬめりをとる。 - だし汁と大豆の煮汁を鍋に入れ、沸騰したところへ小口に切った鶏肉を固まらないようにばらばらに入れ、にんじんを入れてあくをとる。油揚げ、里芋を入れ、煮る。
- 材料に火が通ったら、豆腐、すりつぶした大豆、溶いたみそを入れ、味がよければねぎを散らして出来上がり。
調理アドバイス
大豆水煮を使用する場合は、1、2の工程は省略できます。
呉汁(ごじる)ができるまで ~センターでの調理風景~
写真は旧給食センターで、掲載当時のものです。
前日に、いい大豆をより分け、きれいに洗って水にひたします
一晩ひたした大豆を、あくをすくいながら煮ていきます。
2時間ほどじっくりやわらかく煮ました。
煮汁も使います。
長久手町でとれた大豆
一晩水にひたしたもの
やわらかくなるまで煮た大豆
ミキサーで、なめらかになるまですりつぶします。
かつおぶしでだしをとり、肉を炒めてつくりはじめます。
だし汁がずらりと並んでいます。
しっかり火が通るまでいためます
具に火が通ったら、すりつぶした大豆を煎れて出来上がりです。
この記事に関するお問い合わせ先
教育委員会 給食センター
〒480-1103 愛知県長久手市中権代11番地3
電話番号:0561-62-3910
ファックス:0561-62-5029
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更新日:2020年11月30日