キャロットゼリー

更新日:2020年11月30日

給食センターがおくる
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にんじんの原産地はアフガニスタン。10世紀中頃に東西に分かれて伝わり、東には「赤い金時にんじん」の東洋種、西には「だいだい色」の西洋種が渡りました。日本へは江戸時代後期に中国から東洋種が入り、その後、江戸時代末期にヨーロッパから西洋種が長崎に入ってきました。現在栽培されているにんじんのほとんどが、西洋種です。
にんじんはカロテンを豊富に含む緑黄色野菜です。カロテンはにんじんの英語名「キャロット」に由来しているそうです。それくらい、にんじんにはカロテンが多く含まれています。カロテンにはいくつかの種類があり、特ににんじんにはβ-カロテンが豊富です。
β-カロテンは抗酸化作用があり、活性酸素の働きを抑制します。β-カロテンは、体内で必要な量だけビタミンAに変わり、粘膜の乾燥を防止し、細菌感染に対する抵抗力を高めてくれます。また、目との関係が深く、パソコンの使いすぎで目が疲れている現代人に多いドライアイを防ぐ役割もあります。
カロテンは皮のすぐ下の部分にたくさん含まれているので、使うときには、皮を薄めにむくと良いですね。
にんじんは年間を通して出回っていますので、特に旬はありませんが、秋から冬にかけてがいちばん味がよくなります。普段、煮物やサラダなどによく使われているにんじんも工夫をすれば、こんなにきれいなゼリーになります。一度、ご家族で作ってみてはいかがですか。きっとにんじんが大好きになりますよ。

透明の器に人参を使って固まらせてきれいに型どられたキャロットゼリーの写真

材料 4人分

  • にんじん:120グラム
  • 粉寒天:3グラム
  • 水:240cc
  • 砂糖:60グラム
  • レモン汁:大さじ1
  • オレンジキュラソー:お好みで((注意)100%オレンジジュースでも可)
    (注意)給食センターでは、固まりやすいゼリーの素を使って作っています。
  1. にんじんは皮をむき、薄切りにしてやわらかくなるまでゆでる。
  2. ミキサーに水気を取ったにんじんを入れ、ペースト状にする。
    (うまく回らない場合は水を少量加えてください。)
  3. 鍋に水と粉寒天を入れ火にかけ弱火で煮て、完全に溶けたら砂糖を加え火を止める。
  4. ミキサーにかけたにんじんを3の鍋に加え、レモン汁、オレンジキュラソーを加える。
  5. 型に流しいれ、冷やし固める。

一人分の栄養価

  • エネルギー:281キロカロリー
  • たんぱく質:0.8グラム
  • 脂肪:0.2グラム
  • 塩分:0.1グラム

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 給食センター
〒480-1103 愛知県長久手市中権代11番地3

電話番号:0561-62-3910
ファックス:0561-62-5029

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