平成27年12月定例教育委員会
開催日時 |
平成27年12月10日(木曜日)午前9時から午後0時15分 |
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開催場所 |
エコハウス 多目的室 |
出席者氏名(敬称略) |
委員長 近藤勝志 |
欠席者氏名(敬称略) |
なし |
審議の概要 |
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公開・非公開の別 |
一部非公開 |
傍聴者人数 |
2人 |
問合先 |
教育部 教育総務課 0561-56-0625 |
会議録
委員長 12月の定例教育委員会を始めます。本日の議事録署名者は羽根委員にお願いします。それでは、決定承認事項の資料1について、生涯学習課から説明をお願いします。
事務局 資料1 長久手古戦場野外活動施設運営委員についてです。長久手古戦場野外活動施設条例において、古戦場野外活動施設の運営等について意見を聞くため、野外活動施設運営委員会を置くことが規定されています。この度、運営委員1名の辞任届が提出され、条例の規定により、郷土史研究会会長代行をされ、郷土の歴史に精通されている加藤武氏に委員を委嘱したいと思いますので、ご承認をお願いします。説明は以上です。
委員長 資料1について、何かご意見等はありませんか。ないようですので、資料1は承認とします。では、次に、資料2について、教育総務課から説明をお願いします。
事務局 資料2「後援・推薦名義の専決処分」の一括報告です。今回4件の申請があり、その内1件が新規として、11月の意見交換の際に、後援に支障がないとのご意見をいただいていますので、教育長専決により後援の決定をしています。説明は以上です。
委員長 資料2について、何かご意見等はありませんか。ないようですので、次に、資料6について説明をお願いします。
事務局 都合により、先に、資料6生涯学習課から報告をさせていただきます。11月の報告事項です。生涯学習係として、(1)長久手古戦場桜まつり実行委員会を12日(木曜日)に実施し、桜まつりを平成28年4月3日(日曜日)に開催するということに決定しました。(2)18日(水曜日)に、いきいきエルダー塾の修了式を行いました。(3)18日(水曜日)に古戦場公園再整備基本計画策定第1回ワークショップを行いました。ワークショップの中では、「公園計画」「建物、展示計画」といった観点で多くのご意見をいただきました。(4)26日(木曜日)に平成27年度第1回長久手市文化財保護審議会を行いました。次に、スポーツ係として、7日(土曜日)に第8回定例スポーツ推進委員会を行いました。(2)15日(日曜日)に農村環境改善センターで歩けあるけ運動を行い、27名の参加者でした。次に、平成こども塾として、(4)(5)8日(日曜日)の市民まつりの会場にて、こどもファームとして焼き芋を販売しました。次に、12月以降の主な事業について、会議として、(1)9日(水曜日)平成27年度第1回長久手古戦場野外活動施設運営委員会を実施しました。(2)15日(火曜日)に平成27年度第4回長久手市社会教育委員会を実施します。(4)25日(金曜日)に平成28年長久手古戦場桜まつり第2回実行委員会を行います。次に、事業として、(1)1月9日(土曜日)に小和田哲夫氏の講演会を予定しています。テーマは「小牧・長久手の戦い-秀吉・家康の戦略と戦術を追う-」、文化の家森のホールで開催しますので、ぜひお越しください。こちらについて、整理券を12月2日から500枚の予定で配布し、現時点で235枚の配布をしました。(2)1月11日((月曜日)・祝)に、午前10時30分から平成28年長久手市成人式が、文化の家で行われます。(3)12月5日(土曜日)に第10回愛知県市町村対抗駅伝競走大会をモリコロパークで開催しました。当日、午前8時45分に市役所正面玄関で出発式があり、午後12時35分スタート、4時から報告会を行いました。順位については、本市は38市中29位という結果でした。タイムは1時間42分9秒でした。(5)1月17日(日曜日)午前8時半から、平成28年新春ふれあいマラソンを行います。会場はモリコロパークです。こちらは、マラソンについては事前申し込みが必要で、約700名の申し込みがありました。ジョギングについては、当日受付となります。説明は以上です。
委員長 資料6について、何かご意見等ありませんか。
委員 古戦場公園再整備基本計画のワークショップは、何名の参加者がありましたか。
事務局 26名の参加者がありました。
委員 このワークショップを行うのは、1回だけですか。
事務局 このワークショップについては、当初は3回くらいの予定をしていましたが、参加者は皆熱心であり、なるべく多くのご意見をいただくため、5回程度に増やすことを考えています。
委員 基本計画策定委託を受託している業者は、動き始めていますか。
事務局 契約後、古戦場野外活動施設運営委員会に、運営委員からの意見を直接聞くために、参加しています。
委員 行政側の意向と市民ワークショップを踏まえて、良い意見が出てきましたか。
事務局 先日実施したアンケートの集計結果や、今後のワークショップでの意見をいただく中で、市としての思いも踏まえながら、方向性を見いだしていきたいと考えています。
委員 アンケートというのは、数字で判断される傾向があります。少数意見でも、良い意見はありますので、それが見極められるかどうかが重要です。市民ワークショップで出た意見も合わせて、良い意見があれば活かしていただきたいと思います。また、歩けあるけ運動について、参加者が少ないようですが、大丈夫ですか。
事務局 今後、寒い時期に入りますので、人数的に減少していく可能性はあると思います。
委員 人数の減少に対し、スポーツ推進委員から、どうにかしようという意見は何か出ていませんか。
事務局 スポーツ推進委員の中で、歩けあるけ運動に特化して議論をしていただいてないため、意見は出ていません。
委員 最近、歩く方やジョギングをされる方は増えてきていますが、それは一部の方にすぎません。どうやってPRしていくかが重要です。義務的ではなく、自主的にできるように、次年度に向けて色々と考える必要があると思います。また、新春ふれあいマラソンについて、今は700人の申込みがあるとのことですが、例年1,100人から1,200人程度の参加がある中で、今度さらに増やすために、どのようなPRをしていきますか。
事務局 例年どおり1,000人程度の参加人数を目標にしています。PRについては、広報11月号にチラシの折り込みをしています。他には市のホームページに掲載をしています。
委員 それは、いつも行っているPRで、参加者を1,000人にする方法です。そうではなく、参加者を1,500人にするためには、何をすべきかを考えなくてはなりません。また、杁ヶ池体育館の利用状況について、土曜、日曜はどれくらいの倍率ですか。
事務局 手元に資料がありません。
委員 一度調べてください。利用登録について、同じチームが家族の名前を使って、いくつも登録をしているため、倍率が上がっているのではないかと思います。そういう事情を踏まえて、絶対数を把握する必要があると思います。また、利用予約をした後のキャンセルがとても多いようです。当日キャンセルが出ると、その分が空いてしまいます。スポーツ施設整備に関する基本構想業務を請け負う業者も、こういった現状を把握したうえで、知恵を出していただくことが必要だと思います。
事務局 「平成26年度長久手の生涯学習」では、スポーツの杜の野球場と多目的グランドについては、利用率はおよそ5割程度という状況です。休日や平日の夜間の利用が多いです。次回教育委員会で、ご意見いただいた申込率やキャンセルの状況についてご報告します。
委員 皆に公平に使えるようにしてもらいたいと思います。
委員 小和田哲夫先生の講演会について、原稿が活字になりますか。またマスコミの取材等はありますか。
事務局 講師には、まだ確認していません。通常、講演会においては、講演をビデオに撮り、後日、それを上映するということは、断られる事が多いです。会場にお越しいただき、直接講演を聞いていただきたいと思います。また、ひまわりネットワークで放映するということもありません。
委員 講演会は毎年行っていますか。
事務局 毎年ではないですが、以前には、倉本聰氏に講演をしていただきしました。今回、こちらの小和田先生については、昨年度製作したリニモの漫画本の監修をしていただいており、全国的にも歴史の専門家として有名であることから、講演を依頼させていただきました。
委員 事業の計画書と報告書について、計画は3月もしくは4月に出してください。今年度の計画を、今出しても意味がありませんので、報告のみとしてください。
委員 桜まつりについて、ライトアップは実施しないというのは何故ですか。
事務局 今年度からライトアップの実施をやめましたが、まずは予算的な理由からです。実行委員会でも、実施すべきではないかという意見もありましたが、夜間に一週間ライトアップをすると、その管理費用もかかりますので、現在のところ予定していません。
委員 ライトアップがないと、夜道は、足下も悪く、転んで怪我をしたり、治安面にも問題があります。ライトアップがなくても、桜を見るために人は集まりますので、検討していただきたいと思います。
事務局 ご意見のとおり、足下が暗く、危険だと思われますので、第2回目の実行委員会において、提案したいと思います。
委員 成人式ですが、実行委員は主に成人の方だと思いますが、生涯学習課の職員も参加するのでしょうか。
事務局 これまでに実行委員会を2回行い、生涯学習課の職員2名は出席しています。委員と一緒になって手作りの作業をしたりしています。
委員 職員が、成人式の運営に口を挟むことは出来ないとは思いますが、着付等の準備には時間もかかりますので、式典の開始は正午からにすると良いのではないでしょうか。また、来賓席については空席もあり、席を多く確保しすぎではないかと感じます。
事務局 成人式の実行委員は、一般の参加者よりも、さらに早い時間の集合となりますが、今のところ実行委員会からはそういった話は出ていません。来賓席については、事前に出欠席を確認しませんので、案内者分の席の確保をしていますが、ご意見いただいたことについては、実行委員にお伝えします。
委員長 その他ご意見等ありませんか。では、次に、資料3中央図書館から説明をお願いします。
事務局 資料3 中央図書館の11月の事業報告です。乳幼児向けのおはなし会、ブックスタートおはなし会を始め、6つのおはなし会を実施しました。閲覧室内企画展示については、BIBLIOTECA-ARTE(ビブリオテカ-アルテ)現代美術展の創作者おすすめ本、そらをみあげて、レッツ!お天気博士、愛知県内図書館共通企画として、徳川家康~没落400年にあたっての企画展示を行っています。その他として、愛知県立芸術大学の美術展を11月15日まで開催しました。また、中学生の職場体験学習として、南中学校の2年生3名の受け入れをしました。第2回図書館運営協議会の視察研修として、11月13日に、指定管理者制度を行っている清須市立図書館とカウンター業務の委託を行っている一宮市立図書館へ委員の方々と視察に行きました。また、上級者向けの図書修理ボランティア養成講座を開催しました。年末年始の図書館は、12月28日月曜日から1月4日の月曜日までが休館となります。そのため、特別貸出期間として、15日から貸出期間を3週間にし、貸出冊数についても、10冊までになります。
委員 先月の委員会にて提案した、教育漫画本についてはどのような進展がありましたか。
事務局 司書に話をし、毎月選書がありますので、良い物を選んで、是非導入していきたいと考えています。スペースの問題もありますが、前向きに検討し、年度末か4月に、少しずつ購入したいと思います。
委員 視察について、色々と特徴があるところに行っていると思いますが、その成果を何か長久手に取り入れたことはありますか。
事務局 現在のところ、まだ取り入れたものはありません。今度、新設された岐阜市の図書館に視察に行く予定です。
委員 指定管理者制度やTUTAYAによる運営の図書館について、比較検討をすることはありますか。
事務局 施設規模や本の冊数、入館者数等の比較はあります。
委員 それぞれの図書館の良い点は、是非長久手でも取り入れてもらいたい。例えば、職員の教育、応対、選書など様々あると思います。 数字ではなく、市民が知識を深めることができるよう、来館してもらうためには何が必要か、それを学んで、良いところは取り入れ、検討することは検討し、今ある業務委託が良いかどうかの問題も含めて、考えていくことが必要です。職員は異動がありますが、せっかく得た知識は引き継いでいただきたいと思います。
事務局 しっかりと残すようにしていきます。
委員 視察に行き、良いと思ったことは、すぐに取り入れてください。すぐというのは、明日からということです。
委員 長久手市の図書館は、年末年始は1週間くらい休館しますが、指定管理をしている清須市図書館では、年末はどうなっていますか。
事務局 清須市図書館は、年末は28日から休館です。
委員 去年視察に行った武雄市図書館については、年末年始はほとんど営業しているはずです。休館日がほとんどありません。長久手の場合は、長期の休館が2回ありますね。
事務局 年末年始を除くと1回あります。2月に館内の整理として、10日間休館をします。
委員 長久手市は、パブリックライブラリーとしての役割が果たせるような目標を持ち、それを踏まえつつ、様々な意見を取り入れていくようにしてほしいと思います。
委員 近くに文化の家もありますし、一体的に考えて、市民の方が気軽に足を運べるような事を一度話し合っていただけるといいと思います。
委員 今、様々なところで居場所づくりについて言われています。年末年始などは、特に行く場所がないと思います。そのため、そういった居場所づくりという観点も視野にいれて、営業を考えていただくと助かる人がたくさんいるのではないでしょうか。
委員長 その他意見等ありませんか。では、次に、資料4、5給食センターから説明をお願いします。
事務局 資料4、5 12月の学校及び保育園の献立表です。学校給食は21日までです。クリスマスという事もあり、最終日にはセレクト給食として、A献立、B献立と分け、子ども達に選択してもらうものです。保育園については、25日まで給食センターで作ります。11月の報告事項として、試食会を20日に行い、当日2名のキャンセルで、28名の方が参加されました。参加される方が、固定化している傾向にあることから、来年度は3回の内1回は、敬老等狙いを絞った形で実施をしたいと思っています。また、東小学校の児童が、27日に施設見学に来所しました。今年は、東小学校と長久手小学校の2校が施設見学を行いました。この2校は歩いて来ることができますが、できれば他の学校についても、来ることができるような対策を考えていきたいと思っています。以上です。
委員長 給食センターについて、何かご意見等ありませんか。
委員 アレルギーの誤食の件はどうなりましたか。これは、人為的に防げたものか、防げないものか、どちらでしょうか。
事務局 その日の献立は、高野豆腐の和え物でした。除去食については、他の器となっていますが、器からお椀に移し替える段階で、お椀を間違えてしまったことが原因です。一年生でもあり、気がつかずに食べてしまいましたが、クラスの他の児童が、食べてはいけないのではないかと声を掛けてくれ、一口食べて本人も気づき、保護者に確認のうえ、薬を飲ませたので大事には至りませんでした。以降の対策については、必ず、「いただきます」の前に、給食がきちんと器どおりに配膳されており、全ての児童が同じメニューであるかどうかを確認させることとし、先日の校長会で周知をしました。
委員 人が注意していれば、防げると言うことですか。
事務局 そうです。今回についても、全ての献立がそろっているということを確認する必要がありました。
委員 アレルギーの事故をなくすために、今年度から、手順やマニュアルを作って対応しているが、起きてしまうということは、これまで気が付かなかった事であったと言えます。全ての学校でマニュアルを作成しているので、後は、手順次第だと思います。手順に従い、訓練をしていただいていると思いますが、それでも、事故が起こるのであれば、防ぐためにはどうすればいいか、他の対策について考える必要があります。
事務局 学校で作成しているマニュアルは、アレルギー事故後の対応マニュアルでしたので、前回の校長会では、予防への対応策について、素案を出してもらい、検討することになっています。
委員 事後よりも、事前に防ぐことが大事です。今回は、大事に至らなかったかもしれませんが、事故には変わりません。命に関わる問題であり、本当にしっかりと対策を考えて頂きたいと思います。
事務局 事前確認のため、今回チェック表を作成し、アレルギー対応の必要な児童生徒が在籍するクラス担任には、必ずチェックしてもらいます。また、マニュアルを文書化したものについて、市で統一したものを作成し、対応していきます。先日、あくまでもそのたたき台として素案を提案し、修正等しながらマニュアルを作成していきます。
委員 やはり手順は大事で、間違えてはいけません。人間は慣れるまでに時間がかかりますが、慣れてしまうとチェックが雑になってしまい、危険なこともあるため、分かりやすく、しっかりと現場にあったチェックができるものを作成して、対応する必要があります。命の問題であり、全職員がしっかりとできるのかということを認識する必要があります。、現場には、まだ、こういう訓練を受けていない先生がいるのではないかと心配になります。
事務局 現場では、どの教員も皆一生懸命に取り組んでいます。アレルギーについて、現在は以前よりもオープンにして、本人や担任だけでなく、友達もアレルギーをもつ子を理解しようという様子が進んできています。また、今回のようなことが起きたときに、もう少しわかりやすい方法で、皆がチェックできる方法はないかと、現場では検討している最中です。現場の教員の意識も高まっていますので、現場でやりやすい方法を考えていきたいと思います。また、保護者の意識もしっかりと持っていただかなくてはなりません。給食で出来る範囲は限られており、出来ない事は出来ないと、しっかりと伝えていくことが必要だと思います。
委員 現場で出来ることを100%行っても、間違いは起こりますが、防げる間違いは起こさないように、しっかりとチェックしていくために、現場で出来ることをしっかりと検討していくことが大切だと思います。
委員 アレルギー対応について、保護者との面談は、一年に一回くらいあると思いますが、保護者の意識として、病院に調べに行ったりなどはあるのでしょうか。
事務局 アレルギー対応として、学校に配慮をお願いしたい方については、医師の診断証明を提出してもらっています。その上で、保護者と養護教諭の先生等や給食センターが集まり、年度当初に面談を行います。それを毎年行います。先日、医師の診断でアレルギー対応を解除してもいいということであったが、結果的にアナフィラキシーを起こしてしまった例がありました。解除にあたって、医師の診断があったとしても確実ではないため、保護者から解除の申し入れがあっても、給食センターとしては、ある程度の練習期間を経て、大丈夫だと確認されてから通常に戻すようにしていただきたいと考えています。また、アレルギー物質というのは大変多くあります。当センターで対応しているのは、乳と卵の2種類だけです。これは、アレルギーを持つ数が、一番多くて、かつ一番反応が大きく出やすいものだからです。アレルギー反応にも様々あり、検査すると反応が出るが、実際食べても少しの反応も出ないということもあれば、血液検査でほぼ大丈夫だと思われたのに反応が出てしまうということもあります。また、人により、違う物質に反応することもあります。個人により違う物質に反応するとなると、それを毎日確認しなくてはいけない。本来、給食ではなく、個人で弁当にすれば間違いはなくなります。給食というのはそういった危険性があるという事をご理解いただいた上で食べていただきたい。
委員 体調によっても反応は違うということを保護者にもよく理解してもらい、より危険性の高い子は、弁当にしてもらうといった対応をしていかないといけません。しかし、事故は起きてしまったら、現場の責任になります。そのため、社会、家庭を含め、責任を押しつけるのではなく、現場の負担がないように注意しながら、どの方法がいいか常に模索していく必要があります。
事務局 給食の時間は、給食指導として、食べ方のマナ-や栄養バランス等についての指導を行います。また、低学年だと、給食の時間に連絡帳を読んでその返信も書いている状況です。限られた時間の中で、先生方は対応しています。全部対応をしていくのが本筋ではありますが、現場では、センターが除去をしている以外の細かい対応が必要とされます。普段良くても、体調によっても反応が出ることがあり、それでもそこまで配慮をすべき、となったとしても現実は難しいと思います。小学1年生で35人の方がそれぞれ個々の対応をしてください、というようなことになると、現場は対応できない状態になる可能性もあります。よって、現場において、確実に、かつ、できるだけ簡単にチェックできる方法をこれから考えていきます。
委員 その通りだと思います。現場の負担を軽減できる方法を考える必要があります。事故が起きてからでは遅いため、事故を起こさないように考えていかないといけないと思います。
委員 低学年の先生は、給食の時間に、昼ご飯を食べながら連絡帳も書いているなんて、本当に大変ですね。
事務局 低学年の先生は、空き時間がないために本当に大変です。そんな中で、一年生ではアレルギーを自分で管理することもできません。そのため、保護者の方に理解してもらい、学級全体で協力して、皆の目で見ていこうと、出来るだけその学年に合わせた対策は行っていますが、現状はぎりぎりの線で行っているという状況です。
委員 学級内では、オープンにし、周囲に知らせておくといいですね。
事務局 中には、知られたくないという方もみえます。
委員 オープンにするのを嫌と思わない雰囲気作りが必要だと思います。
事務局 保護者の方には、ずいぶんと周知をしていただいています。今後も、アレルギー事故の防止のために、出来る限りのご理解を呼びかけていくしかないかなと思います。
委員 保護者への注意喚起がもっと必要なのかもしれませんね。
事務局 新年度になったら、4月の面談の際に、保護者へ呼びかけたいと思います。
委員 平成27年度アレルギートラブルの事例を保護者に渡すのはどうでしょう。対応に苦慮していますので、ご理解くださいという投げかけも必要だと思います。プライバシーも大事ですが、学校という組織は、全体を見ることも重要です。
委員 アレルギー事故は、一人起きると、学校も本人も大変だということを、保護者に理解してもらうことが必要です。
委員 今、学校では、給食時にエプロンはしないため、髪の毛や衣服の汚れが入ってしまう事があると思うのですが。例えば、髪の毛が入った場合はどういう対処をするのですか。
事務局 髪の毛が入った場合は、状況に応じて、その食缶は食べず、他から持ってきて分けたり、それだけ取り除いて子どもに食べさせることもありますが、最終的には校長判断になります。
委員 先日、給食に髪の毛が入っていたため、食缶をそのまま返して保護者にもそれを伝えたということですが、髪の毛1本くらいで、と思う親と、ちゃんと知らせてくれるから安心と思う親もいると思うのですが、それはやはり校長判断ということですね。
事務局 例えば、虫が入っていた場合、虫自体が危険な毒性のあるようなものであれば、当然食缶ごと返さなくてはいけないですが、その他は、やはりその時点で考えていくしかないと思います。何が入っているかで、実際は取り除いて食べられる場合もあるので、その都度の対応になると思います。全部返したことが適当かどうか、一部除去が適当であるかは、今の段階では、統一的な方針は難しいと思います。
委員 その後の対処として、エプロンや三角巾をつけるといった対策につながるのでしょうか。
事務局 エプロン等については、検討課題です。以前は、配膳の際に着用していましたが、それぞれが自分の体調にあわせてとるセルフ給食になった時に、エプロンの着用をしなくなりました。このエプロンの問題は、根本的に議論をしていく必要があると思いますが、異物混入については、機械の刃といった危険物の場合は、センターに連絡をして全ての食缶を除去するというのが適当ですが、石などの場合、洗い方を気をつけていても、どこかの間にはいるという可能性はあり、それを全部廃棄するいう必要はなく、その物によって判断は違ってくると思います。
委員長 その他ご意見等ありませんか。では、次に、資料7文化の家の説明をお願いします。
委員 資料7 11月の事業報告と今後の日程です。まず事業報告として、1ガレレリアコンサート「秋のこども音楽会」として、390名の参加がありました。4ラヤトン関連企画ドキュメンタリー映画「森聞き」は、64名の入場者で、64%の入場率となりました。5劇団コーロの「ハンナのかばん」については、入場者298名、入場率90%でした。その他、9メヘナム・プレスラーピアノリサイタルについては、本人の体調不良より、公演が中止となりました。日本ツアーは全部中止、その後、ワールドツアーも中止になったと聞いています。中止にかかる、入場料の返金については、全員に連絡が出来ましたので、順次返金をしていきます。また、損害賠償として、実際にかかった実費として、返金にかかる郵送代やチラシ代等の半額程度でと調整しています。11ラヤトンと北欧のクリスマスについて、フィンランドのアカペラグループによるコンサートを行いました。入場率は、少し見にくい席ですが入場していただいたため、108%ということになりました。12文化の家フェスティバルについて、展示部門、舞台部門、体験交流部門で全27団体の参加があり、延べ1516名の参加者となりました。今後の日程として、先日、愛知県立芸術大学オペラ「ゴジファントゥッテ」について、2公演行い、763名の入場者で、入場率は73.8%でした。また、創造スタッフのガレリアコンサートでは、150名の参加者がありました。また、今回から障がい者支援等を行っています楽歩さんにお手伝いをしていただき、チラシの配布や、アンケート回収などをお願いしています。12月27日まで文化の家は開館しておりまして、最終日も2公演ほど予定しています。視察が3件あり、名古屋大学、北海道名寄市、沖縄県南城市からみえ、事業運営に関して話をしました。次に、文化の家の入館状況です。27年度の上半期について、月平均の入館者は41,925人と、昨年を上回っています。ただし、稼働率については、森のホールが若干下がっています。キャンセル等がいくつかあり、そのあたりが原因ではないかと考えています。説明は以上です。
委員長 資料7について、何かご意見等がありましたらお願いします。
委員 利用状況は毎年良くなっていて、非常にいいと思います。来年の計画を立てる際には、アンケート内容を分析して、施策を打つことが必要です。ラヤトンの公演について、入場率が108%ということは、立ち見席があったということですか。
事務局 見切れ席を開放して、入場していただきました。
委員 収支率を出す際に、分母と分子の数字を明記してください。また、チケット収入や補助金がどれぐらいあったかを書いてあると、今後の対策が立てやすいと思います。収支率だけが書いてあっても、よく分かりません。また、職員が何をしたいかによって、アンケートの取り方も全部変わってきます。もっとアイディアを出して欲しいと思います。
事務局 アンケートについては、それぞれの公演とは別に窓口アンケートをとっています。どこで企画を知ったかなど知りたいと思いますので。
委員 窓口でチケットが売れるのはすごく少ないのではないですか。
事務局 それでも窓口が一番多いです。次にチケットぴあです。
委員 公演の鑑賞者にも聞いてみるといいです。
事務局 観賞用のアンケートにも入れてあります。
委員 それをよく分析してください。
事務局 現在、アンケートの調査では、DMで公演を知ったという場合が一番多いです。その次に、インターネットとなります。
委員 DMの割合はどのくらいですか。
事務局 6割程度です。
委員 先日、豊田市で、窓口にチケットを買いに行った際、座った目線での写真を見せていただいて、舞台がどう見えるかを見ながら楽しく購入できました。文化の家でも、この席だとこういった見方ができるということを勉強して、お客さんに紹介していただけるといいと思います。
事務局 非常に参考になりました。
委員長 その他ご意見等ありませんか。では、次に、資料8 教育総務課から説明をお願いします。
事務局 近年、インターネットを介してのいじめやSNSを使っての誘惑等もあり、児童生徒への啓発とともに、保護者にも十分注意をしてほしいということで、昨年度から、市PTA連絡協議会とともに、『スマホとどうつきあいますか』という文書を出しています。今年度は、まず1回目に「SNSというのはどういったものか」という啓発から、5回を予定し、出会い系サイト、架空請求、ネットいじめといった、それぞれテーマを決めて文書を出していきます。また、学校でも、ネットに関する学習はしており、小学校はITサポーターにより、中学校では、業者を呼んだり、技術家庭の時間に学習をしています。最近、市内において、チェーンメールが各学校にあり、生徒指導で注意喚起を行いました。南中においては、ホームページに、メールの捨て場所という県警が作ったサイトにアクセスするよう紹介がありますので、今後、活用してもらうようになると思います。また、卒業式に臨む服装が華美になるということについて、普段着ている服装でお願いする文書を、今年度5月頃に各学校に配布しましたが、「華美」ということについては、保護者の様々なご意見がありますので、着慣れない服装による児童の負担等について、保護者の方に理解していただき、普段着ている服装、新たに買われる方も当然ありますが、それが負担にならない程度ということで申し合わせをしまして、再度この文書を出していくことにしたいと思います。
委員 「児童が普段着ている服装で」、という一文は必要ですか。唐突のような気がします。
事務局 華美にならない服装という表現では、漠然としすぎているということで、子どもたちが式の時にあえて何かしなくてはいけないような状況を作りたくないとして、この文書を出しています。保護者の方は、卒業式に臨まれるにあたって思いもあるとは思いますが、多大な費用をかけた衣装で参加するという事に歯止めをかけたいということです。
委員 式典は、6年間の最後の締めくくりとして、きちんとした場所に出るときは、身なりをきちんとするといった、式に臨む心構えが持てるような何かがあってもいいのではないですか。
事務局 学校からそれを言ってしまうと、家庭への締め付けになっていまします。
委員 家庭でどう解釈されるかですね。
事務局 これは、5月に出した文面を再度確認ということで、出したいと思います。来年度は再考の余地があると思います。
委員 先日、教育長から、来年度の取り組みとして、QUテスト、N巡回や市内巡り、研修、掃除、自己点検等、課題について学校に投げかけていると伺いましたが、色々な意見を出してもらい、来年度に向けて、教育委員会として出来ることは、方針や指針を出していくということで、よろしいでしょうか。また、一つの課題である、QUテストについて、実施する目的等を理解していない先生がみえると思います。先生が思っていることと、子どもがやっていることのズレを埋めて、生徒指導に活かしていくということなど、これがQUテストの目的だということを、しっかりと押さえて説明をしていかないと、やらされ感があるのではないでしょうか。非常に良い取組だと思いますので、少し丁寧に説明することが必要かなということもあります。今、課題として投げかけているそうですので、ぜひ次年度に活かしていただきたいと思います。
委員長 その他ありませんか。では、公開部分の教育委員会を終了します。
関連資料
資料1 長久手古戦場野外活動施設運営委員 (PDFファイル: 45.1KB)
資料2 後援・推薦に係る審査結果報告書 (PDFファイル: 80.0KB)
資料3 長久手市中央図書館事業 11月 (PDFファイル: 53.1KB)
資料4.5 平成27年12月 学校給食献立表 (PDFファイル: 901.3KB)
資料6 生涯学習課報告事項(11月) (PDFファイル: 82.5KB)
この記事に関するお問い合わせ先
教育委員会 教育総務課
〒480-1196 愛知県長久手市岩作城の内60番地1
電話番号:0561-56-0625
ファックス:0561-62-1451
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更新日:2020年11月30日