平成26年1月定例教育委員会

更新日:2020年11月30日

会議詳細
開催日時 平成26年1月9日(木曜)
開催場所 市役所西庁舎2階第8会議室
出席者氏名(敬称略)

委員長 近藤勝志
委員 横田真規子
委員 加藤正雄
委員 羽根しげ子
教育長 堀田まゆみ

事務局
教育部長 川本 忠
教育総務課長 角谷俊卓
指導室長 夏目知好
指導主事 名倉 健
生涯学習課長 小林和美
文化の家事務局長 籾山勝人
中央図書館事務局長 山田高司
給食センター所長 冨田俊晴
教育総務課長補佐 高崎祥一郎
教育総務課庶務教育係長 水野徳泰

審議の概要
  1. 決定承認事項
  2. 報告事項
    1. 後援・推薦名義の専決処分の一括報告
    2. 教育委員会各課等からの報告
  3. 議題
    1. 要保護・準要保護の認定ついて《非公開》
  4. その他
公開・非公開の別 一部非公開
傍聴者人数 2人
問合先 長久手市 教育部 教育総務課(0561-56-0625)

会議録

委員長 ただいまから、平成26年1月定例教育委員会を始めます。本日の議事録署名者は、横田委員にお願いします。それでは、議事に入ります。はじめに、決定承認事項について、事務局からお願いします。
事務局 決定承認事項は、特にありません。次項の報告事項へお進めください。
委員長 それでは、報告事項、資料1について、教育総務課から説明をお願いします。
事務局 資料1「後援・推薦名義の専決処分の一括報告」です。申請書が1件提出され、審査基準に適合しているため、後援の決定をしています。
委員長 資料1について、なにかご意見はありますか。ないようですので、資料1については、了承してよろしいですか。
委員 異議なし。
委員長 それでは、資料1は了承します。続いて、教育委員会各課と生涯学習課、文化の家からの報告をお願いします。まず、中央図書館からお願いします。
事務局 資料2「長久手市中央図書館事業」です。おはなし会でブックスタートを実施していますが、12月5日に6名、21日に9名の参加があり、これまで合計で41名が参加しています。企画展示は、「富士山と伊勢神宮」に関する本を集めるなど2つ開催しました。富士山の世界遺産登録や伊勢神宮の式年遷宮が話題になったこともあり、非常に人気を集めていました。その他としては、12月11日から23日まで中学生美術展を開催し、市内3校の生徒から104点出展されました。12月12日、13日に長久手中学校2年生が職場体験を行いました。「長久手市子ども読書活動推進計画」に基づいて、児童館連携を行っています。12月17日、中央図書館の司書が下山児童館へ出向き、除籍本の選定や書架の整理などを行いました。これを「児童館だより」2月号に掲載し、小学生に周知してもらいます。図書館の本の修理ボランティア講座を1月16日、22日、23日、30日に開催します。定員20名に対して多数の応募があったため、定員を25名としました。すでに定員に達しており、キャンセル待ちが5名となっています。この講座を受講していただき、図書館のボランティアに参加してもらえればと思います。市が洞児童館に置く800冊の本の選書協力をしました。学校連携において、3学期から西小学校、南小学校、市が洞小学校へ学校連携司書を週2回派遣することにします。最後に、2月18日から3月1日まで特別整理休館として、図書の整理を行う予定です。
委員長 資料2について、なにかご意見はありますか。
委員 職場体験を受け入れて、感想をもらっていますか。
事務局 感想文をもらいます。貸出業務や一般が入ることができない場所での作業をするということで、よかったというような感想がたくさんあります。
委員 感想文に対して、返事を返していますか。
事務局 特に返していません。
委員 コミュニケーションを図ることが大切だと思います。返事を返してあげるようにしてください。
事務局 はい。
委員 全国の図書館は、予算を削減されて非常に厳しい状況です。そのために、指定管理者に管理や運営を任せるようになってきました。その目的は、よい民間のサービスを使うということでしたが、安い給料で雇用して経費を安くするというように変わってきてしまっています。そういうことではなく、地域の拠点として活用してもらえるものにしていかなければならないと思います。様々な利用方法を考えていただき、その効果を検証するようにしていただきたいと思います。
事務局 はい、わかりました。
委員 児童館の本が新しくなることは、非常によいことだと思います。その中に、マンガが入っているようですが、どこの児童館にもあるのですか。
事務局 子育て支援課からの相談に対して、アドバイスしたところ、初めて置くこととしました。
委員長 他にご意見はありますか。ないようですので、続いて、給食センターの報告をお願いします。
事務局 資料3「学校給食献立表」、資料4「保育所給食献立表」です。学校給食は、1月8日から3学期の提供を開始しました。これに先立ち、調理員と学校の配膳員に対して、給食センターで衛生講習会を実施しました。ノロウィルスの感染が問題となる時期になるため、衛生管理を重視した講習を実施し、3学期の給食提供につなげていきます。
委員長 資料3、4について、なにかご意見はありますか。
委員 アレルギーのある児童生徒の誤食が、全国で5.9%発生しているという新聞報道がありました。長久手市では、発生していないということです。しかし、発生してからでは遅いので意見を申し上げます。誤食の原因としては、配膳ミスとお代わりです。これらは防止できる状況にもかかわらず、発生しています。長久手市でもミスが重なれば誤食が発生する可能性があります。これまで、発生していないということで、長久手市が完璧にできていると考えるのではなく、ミスが発生しない方法を常に考えて、より安全な方向へ改善していってもらいたいと思います。
委員 ノロウィルスなどの対策は、どのようにしているのですか。
事務局 健康に関するチェック表があり、毎日、調理場へ入場する前に自己チェックをするようにしています。問題がありそうな場合は、栄養士に相談したうえで、病院で診察を受けさせるために帰します。医師から給食センターでの就労に問題がないと判断された段階で、入場できることとしています。
委員 そういうケースは、実際にあるのですか。
事務局 あります。現在ノロウィルスで休んでいる者はいません。かぜや胃腸炎にかかる者で休むケースはあります。体調が悪いにもかかわらず、無理をして仕事をして、感染源となってはいけないので、休ませるようにしています。
委員 体調不良で休みが出た場合、代わりの人はいるのですか。
事務局 いません。残りの人員で対応しています。
委員 退職者などでお願いできる人のリストを準備しておいて、声をかけるようにしてはどうですか。
事務局 声をかけて応じてもらえる人は、すでに雇用しているので、交代要員のリストを作ることができない状況です。
委員 専門的な仕事があって、この人が休んでしまったら、業務ができなくなるようなことがありますか。
事務局 一度にたくさんの者が休まなければならない状況になれば、業務ができなくなることもあると思います。休む者が調理員の半分までであれば、何とか業務はできるのではないかと考えています。
委員長 他にご意見はありますか。ないようですので、続いて、生涯学習課の報告をお願いします。
事務局 資料5「社会教育委員に関する改正について」です。社会教育法第15条で社会教育委員の構成の項目と教育委員会が委嘱することが定められていましたが、法律が改正されたことにより、これまで法律で定めていた社会教育委員の委嘱の基準を条例で定めることとなりました。そのため、条例の改正案に「委嘱の基準」を規定します。その中には、公募による委員を新たに設けていくこととしています。条例の改正は、議会の議決が必要になるため、平成26年第1回定例会に議案上程する予定です。改正後には、社会教育委員会の機能強化を予定しています。これまで、年間3回程度開催していた社会教育委員会を平成26年度から年6回開催することとします。また、長久手市青少年問題協議会を廃止して、青少年健全育成と家庭教育の分野について、社会教育委員会で議論していくこととします。
委員長 資料5について、なにかご意見はありますか。
委員 青少年問題協議会と社会教育委員会を統合するということは、非常によいことであり、前進であると思います。年3回の社会教育委員会で何を議論するのかについては、これまで特に議論もなく議事が進行していくことがあったと聞いています。組織改編を行い、会議を年6回開催するということですが、6回開催が重要なのではなく、会議の中身が重要です。たくさんの意見を出していただいて、施策として実現していくことが委員会の目的です。公募による委員も委嘱することになるので、施策も検証してもらい、機能する委員会としてもらえるよう期待しています。また、教育委員会にも委嘱した責任があるので、オブザーバーとしてでも、教育委員が出席できるように案内をいただきたいと思います。
事務局 はい。
委員 2名の社会教育委員を公募するとありますが、公募と選出は、いつ実施するのですか。
事務局 2月号広報で募集をする予定です。2月中旬まで受付をします。
委員 現在の委員で任期が残っている方は、改選がないということですか。
事務局 現在の委員は、2年任期の1年目であり、任期が残っています。しかし、会議の回数が年6回となれば、都合がつかないと言われる方が1名あり、その方の分を含めて2名の公募とします。
委員 公募期間が短いということはないですか。
事務局 そういうことはないと考えています。
委員 2月中旬で、公募の受付を締め切ってしまうということであれば、公募があったことも知られずに終わってしまうこともあるのではないですか。受付期間自体は、短くても構わないのですが、周知するための時間があまりにも少ないのではないかと思います。適任だと思われる方に就任していただきたいと思います。
事務局 周知方法を検討します。
委員 委員の定数を11名以内としているのは、どういうことですか。
事務局 11名が望ましいのですが、事情があって、欠員が生じることも想定できるので11名以内としています。
委員長 他にご意見はありますか。ないようですので、続いて、文化の家の報告をお願いします。
事務局 資料6「文化の家事業報告」です。「創造スタッフ企画」では、12月14日に「クリスマスアドベンチャー」を開催し、194名の参加がありました。これは、工作で楽器を作るという企画です。12月25日には、ガレリアコンサートを開催し、親子で250名の参加がありました。「第15回文化の家フェスティバル」では、風のホール、森のホール、展示室を使い、日ごろから文化の家で活動している団体が、発表を行いました。総勢で1,555名が参加しました。「長久手フィルハーモニー管弦楽団第20回記念演奏会」では、クリスマスコンサートとして、踊りや歌を出演者200名ほどが出演して開催しました。このコンサートは、練習の際に顔をあわせる団体が集まって公演を開催しようということで、団体の輪が広がって実現したものと聞いています。「その他の主な事業」の中で、12月18日に開催したジャズコンサートは舞踊室、26日に開催したカルテットは美術室を使用しました。それぞれ音響効果が非常に高いと来場者からの感想もあったため、新たな部屋の使い方を発見することができました。「1月の行事予定」では、1月26日開催予定の「第10回吹奏楽フェスティバル」に、今年度開校した北中学校も参加することになっています。
委員長 資料6について、なにかご意見はありますか。
委員 美術室での公演では、人がそれほど入れないのではないですか。
事務局 12月26日の公演は、60名を定員としていました。たくさんの人を入れることができる部屋ではありません。
委員 美術室は、吹き抜けになっていて寒いのではないかと思うのですが、来場者はどうしていましたか。
事務局 文化の家でもひざ掛けや毛布を準備して貸し出していました。
委員 有料で開催する公演の収支を公演別に把握する必要があると思います。チケットが売れない公演があれば、その原因を分析して、次のチケット販売につなげていかなければならにと思います。ぜひ、公演別に収支を把握してください。それから、市内には、愛知県立芸術大学の出身者で有名な方がたくさんみえます。中には、世界で活躍している方もあります。こういう方々と様々な企画をしてもらいたいと思います。身近にある人材に協力していただいて、市内にこういう方がみえるということを市民に知ってもらうことも大切だと思います。小中学生と一緒に企画してもよいと思います。
事務局 考えてみます。
委員長 他にご意見はありますか。ないようですので、続いて、教育総務課の報告をお願いします。
事務局 12月21日、東小学校で校舎増築に関する地元説明会を開催しました。地域住民17名と教頭が出席しました。
委員長 教育総務課の報告について、なにかご意見はありますか。
委員 どういう質問があったのですか。
事務局 主なものとしては、工事車両は、どこから入るのかという質問に対して、工事の施工場所によるが、南側と北側の道路から出入りすることになると回答しました。何年先までのクラス数を想定しているのかという質問に対して、15年以上先までを見込んでいるという回答をしました。また、どういう部屋ができるのかという質問もありましたが、それは、資料として配布していた図面を見ながら説明をしました。なお、増築に関して、やめてほしいというような意見はありませんでした。
委員 説明会の開催をどのように周知したのですか。
事務局 学校からすべての保護者へ案内を渡してもらいました。地域へは、回覧版を回していただきました。PTAには、この説明会とは別に説明をしています。
委員 パークサイドヒルズに住んでいる方は来られたのですか。
事務局 来られていないと思います。
委員 説明会は、これで終わりですか。
事務局 今回の説明会は、増築計画の説明会であるため、工事説明会を別に開催する予定です。
委員 パークサイドヒルズの方は、家を買って、他の市町から転入する方が大半であり、地元の方とは別の思いがあると思います。ぜひ、そういった方の思いを聞いていただきたいと思います。
事務局 検討します。
委員長 他にありますか。ないようですので、次の報告をお願いします。
事務局 年末年始にかけて報道された株式会社アクリフーズの冷凍食品について、給食センターでは、一切使用しておりません。しかし、北中学校の家庭科の授業で、株式会社アクリフーズのパイシートを使用していました。12月3日から13日にかけて、実習で使用しています。生徒に確認したところ、下痢、嘔吐等の体調不良はありませんでした。このパイシートの使用については、校長名で保護者に報告をしていきたいと考えています。生徒の体調に影響がなかったことは、幸いであったと思いますが、材料に関しては注意をしながら運営していかなければならないと考えています。
委員長 この報告について、なにかご意見はありますか。
委員 報道される前に使っているため、避けることができなかったということですね。しかし、子どもたちの体調が悪くなることがなかったということは、本当に幸いだったと思います。
委員長 他にありますか。ないようですので、これで公開部分の教育委員会を終了します。

会議資料

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