平成25年11月定例教育委員会

更新日:2020年11月30日

会議詳細
開催日時 平成25年11月定例教育委員会
開催場所 市役所西庁舎2階 第8会議室
出席者氏名(敬称略)

委員長 近藤勝志
委員 横田真規子
委員 加藤正雄
委員 羽根しげ子
教育長 堀田まゆみ

事務局
教育部長 川本 忠
教育部次長 加藤 明
教育総務課長 角谷俊卓
指導室長 夏目知好
指導主事 名倉 健
生涯学習課長 小林和美
文化の家事務局長 籾山勝人
中央図書館事務局 山田高司
給食センター所長 冨田俊晴
教育総務課長補佐 高崎祥一郎
教育総務課庶務教育係長 水野徳泰

欠席者氏名(敬称略) なし
審議の概要
  1. 決定承認事項
  2. 報告事項
    1. 後援・推薦名義の専決処分の一括報告
    2. 教育委員会各課等からの報告
  3. 議題
    1. 12月議会提出議案について《非公開》
  4. その他
公開・非公開の別 一部非公開
傍聴者人数 0人
問合先 教育総務課 庶務教育係 0561-56-0625

会議録

委員長 ただいまから、平成25年11月定例教育委員会を始めます。本日の議事録署名者は、堀田教育長にお願いします。それでは、議事に入ります。はじめに、決定承認事項について、事務局からお願いします。
事務局 決定承認事項は、特にありません。次項の報告事項へお進めください。
委員長 それでは、報告事項、資料1について、教育総務課から説明をお願いします。
事務局 資料1「後援・推薦名義の専決処分の一括報告」です。申請書が4件提出され、審査基準に適合しているため、後援または推薦の決定をしています。
委員長 資料1について、なにかご意見はありますか。ないようですので、資料1については、了承してよろしいですか。
委員 異議なし。
委員長 それでは、資料1は了承します。続いて、教育委員会各課からの報告を、中央図書館からお願いします。
事務局 資料2「長久手市中央図書館事業」です。おはなし会を6回開催し、合計258名の参加がありました。ブックスタートは、10月3日及び19日にそれぞれ3名の参加があり、赤ちゃんが参加できるということで、お母さんに喜んでいただいています。テーマ展示は、3つ開催しました。その中の1つの絵本の展示にあわせて、10月13日に絵本作家村上康成氏の絵本トークライブを開催しました。トークライブには、110名の参加があり、トークライブの前に愛知県立芸術大学の学生がチャリティーコンサートを行いました。集まった募金は、19,533円となり、学生が東日本大震災義援金として、被災地へ送ります。また、同時に原画展とワークショップも開催しました。原画展への来場者は407名、ワークショップの参加者は133名となりました。最後に、11月1日から団体貸出として、Nハウスへの本の貸し出しを開始しました。各学校と同様に児童生徒にたくさんの本を読んでもらいたいということから、中央図書館の司書が選書行い、今回は51冊を貸し出しました。
委員長 資料2について、なにかご意見はありますか。
委員 以前、図書館バッグがありました。最近、見かけませんが、なくなったのですか。
事務局 すべて使用中となっており、在庫がない状態です。
委員 返却されないのですか。
事務局 返却されます。返却され次第、使用しています。
委員長 他にご意見はありますか。ないようですので、続いて、給食センターの報告をお願いします。
事務局 資料3「学校給食献立表」、資料4「保育所給食献立表」です。内容について、ご確認ください。次に、「異物混入疑い」に関して報告します。11月6日、「ごぼうサラダ」を提供する予定でしが、野菜を千切りにするフードスライサーという機械を千切りの作業工程が終了した時点で分解点検したところ、刃先に1ミリメートル程度の刃こぼれを発見したため、「ごぼうサラダ」の提供を中止し、フードスライサーを使った食材をすべて廃棄するという措置を取りました。ただし、長久手中学校については、配送時間に若干の余裕があったため、フードスライサーを使っていない食材により代替メニューで提供することができました。各小中学校へは、「ごぼうサラダ」の提供を中止することを電話連絡し、保護者向けとして提供中止に伴う代替メニューの提供を通知しました。代替メニューは、11月22日に「ぶどうゼリー」を提供します。刃こぼれの状況としては、刃先部分でボールペンの先ほどの大きさが欠けていました。この刃を作業途中で確認することは、非常に難しいです。それは、機械から部品を外し、洗浄してからでないと確認できないためです。したがって、すべて作業が終了した時点で、毎回点検を実施しています。今後の点検方法と対策については、現在、検討中であり結論が出ていません。報道については、中日新聞、朝日新聞、毎日新聞で記事が掲載されました。保護者からの問い合わせは、今のところありません。
委員長 給食センターの報告について、なにかご意見はありますか。
委員 刃は、どのくらいの間隔で替えているのですか。
事務局 これまでは、刃が折れたり欠けたりすることがなかったため、切れなくなってきた時点で取替えていました。
委員 初めてですか。
事務局 はい、そうです。
委員 点検体制は、どうしていたのですか。
事務局 使用前、使用中、使用後に誰が点検したかということが分かるように、チェック表を作成し、記録するようにしています。使用後の点検は、各工程終了直後に必ず機械から部品を外して実施します。調理がすべて終了してから実施していると、何かあった際の発見が遅れるため、各工程終了直後としています。
委員 欠けた刃は、どのくらいの期間使っていたのですか。
事務局 新しい給食センターの開設にあわせて導入した時から使っているため、1年10か月程になります。
委員 使用頻度によって差が出ることはあると思いますが、金属疲労も生じてくると思います。例えば、1年くらいを目途として刃を取替えるようなことも考えていくべきかもしれませんね。
事務局 現在、部品をメーカーに渡して、原因を調べてもらうと同時に、刃の交換を依頼しています。
委員 切るものも、ごぼうは固いので、切っている内に刃が悪くなることも考えられますね。
事務局 ごぼうは、業者が切ったものを納入しています。今回は、大根、にんじん、きゅうりを切りました。すべて皮むきをしてから機械にかけるのですが、大根の中に食い込んでいた小石があったということも考えられます。
委員 皮をむいてから切っているということであれば、小石が入っていたと考えるよりも、刃がいつ折れてもおかしくない状態であったと考えてもよいのではないかと思います。フードスライサーに限らず、刃が折れるということが必ず生じます。したがって、早めに取替えるようにしていけばよいと思います。また、大きな工作機械であれば、刃を叩いて検査するということもできますが、小さな刃の点検方法を考えて、安全な給食を子どもたちに提供してもらいたいと思います。
委員 このような時の保証制度はあるのですか。
事務局 刃は、消耗品であるため保証はありません。
委員 分解点検は、毎回実施しているのですか。
事務局 はい。
委員 それは、毎日実施しているということですか。
事務局 はい、毎日です。
委員 毎日実施していて、刃が欠けたというケースは初めてですか。
事務局 はい、そうです。
委員 特に気をつけて作業にあたっていただいた結果、配送前に判明したのだと思います。よく見つけていただけたと思います。普通、1年以上何もなければ、何もないだろうという思い込みで、小さな欠けを見つけることはできないと思います。仕事をしっかりやっていただいていてよかったと思います。
委員 廃棄処分の決定は、誰がしたのですか。
事務局 緊急を要する事態であったため、給食センター長が判断し、決定しました。
委員長 他にご意見はありますか。ないようですので、続いて、生涯学習課の報告をお願いします。
事務局 資料5「社会体育施設の利用状況」です。内容について、ご確認ください。事業報告としては、10月27日「秋の自然歩道を歩こう」というウォーキング事業を開催し、岐阜県郡上市へ行ってきました。定員80名のところ、参加者79名でした。同じ日に、色金山の茶会を開催しました。来場者は296名でした。次に、平成26年1月13日、生涯学習課所管事業として、成人式を開催する予定です。昨年度まで、主催を「長久手市」、「長久手市教育委員会」としていましたが、7月1日から生涯学習課が市長部局へ移ったため、今年度から「長久手市」のみとなります。
委員長 生涯学習課の報告について、なにかご意見はありますか。
委員 新春マラソン大会の参加者想定を何人にしていますか。
事務局 1,800人を想定して準備を進めています。
委員 2,000人は、超えませんか。
事務局 これまでの伸び率を考慮すると、2,000人まで届かないと思います。
委員 事業の内容が非常によいものであるため、伸び率ではなく、2,000人という目標を掲げた計画づくりをしなければいけないと思います。毎年、同じことを繰り返すのではなく、新しいアイデアを出しながら行っていただきたいと思います。
委員長 他にご意見はありますか。ないようですので、続いて、文化の家の報告をお願いします。
事務局 資料6「文化の家事業報告」です。「ながくてアートフェスティバル2013」を10月12日から27日まで開催しました。今年度は、会場を33か所に増やして開催しました。内容としては、ワークショップ、コンサート等親子向けの企画を中心として、38事業77回の実施となりました。参加者数は、集計中です。集計結果は、改めて報告します。出張授業「からだを使ったことばのあそび」を11月5日、6日に長久手小学校6年生が授業を受けました。これは、11月9日に行う「柿喰う客」の公演にあわせた小学校向けのワークショップです。内容は、ゲーム感覚でコミュニケーションを図るというものです。総務省の補助事業となっているため、総務省から担当者も来ていました。担当者に長久手小学校の印象を聞いたところ、「大人っぽい」と言われました。全国で様々な学校を見てきて、小学校6年生であれば女子の方が男子よりも言葉数が多く、活発であったが、長久手小学校の6年生は、女子が男子を立てているという意味で「大人っぽい」という印象を受けたということでした。事業予定ですが、11月8日に「ラ・テンぺスタ室内管弦楽団学校招待演奏会」を行います。長久手小学校、西小学校、東小学校、北小学校の児童が来場します。また、夜には、一般向けの公演を行います。最後に、出張授業を行った「柿喰う客」が11月9日に「こどもと観る演劇プロジェクト『ながぐつをはいたねこ』」の公演を行います。
委員長 資料6について、なにかご意見はありますか。
委員 長久手小学校の出張授業を見た感想です。内容として、非常によかったと思います。初めのうちは、分かりにくい面もあるのですが、慣れてくると、総務省の担当者が言うように、女子が前面に出ることがなく、チームワークで上手く体で表現をして伝えることができるようになっていました。大人でも、理解するまでに時間がかかるようなものであったため、子どもたちには、事前に説明をして、「こういうことをして何を感じるか。」を考えるようにするとよかったのではないかと思います。
事務局 ありがとうございます。
委員 文化の家のモニターは、どういう方がされているのですか。
事務局 教育委員、文化の家運営委員、企画委員の方と、一般公募で19名の方です。
委員 一般公募の方もみえるのですね。
事務局 今年4月に募集しました。
委員 モニターは、何をするのですか。
事務局 全体を通して見ていただき、必ずモニター用紙を記入して、評価していただくことになります。
委員長 他にご意見はありますか。ないようですので、続いて、教育総務課の報告をお願いします。
事務局 資料7「いじめの防止等のための基本的な方針」です。いじめ防止対策推進法が施行されました。11月1日に愛知県が国の方針の説明会に出席しました。この説明会の内容を基にして、愛知県が方針を決定し、それが示されることとなります。その後、愛知県の方針を受けて、市町村がいじめ防止等の基本方針を策定することとなります。また、学校においては、具体的な対策等の組織を設置することとなるので、愛知地区の中で差ができないような配慮をしていきたいと考えています。
委員長 資料7について、なにかご意見はありますか。
委員 これは、資料が届いたということですか。
事務局 はい。いじめ防止対策推進法に基づいて、国が示した国の基本方針です。市では、いじめの防止を目的とした組織といじめが発生した際の解決に向けた対応をする組織を作っていくこととなります。
委員 その組織は、教育委員会と別の組織なのですね。
事務局 組織の詳細は、これから検討していくこととなりますが、市長への報告や市長からの指示も必要となるため、教育委員会から離れた独立した組織となることも想定されます。
委員 スケジュールは、決まっていますか。
事務局 スケジュールは、まだ決まっていません。資料7は、法律が施行され、これに基づいて国が方針を示したものです。その中では、国の方針に基づいて、愛知県が方針を作成し、市町村は、いじめの防止を目的とした組織やいじめが発生した際の解決に向けた対応をする組織を作ることと条例を制定することになっています。したがって、愛知県が方針を示してから市町村が作業を行うこととなるため、愛知県が示す方針を待っているところです。
委員 いじめをなくすということを国の方針に基づいて行うだけでなく、長久手独自の方法でも行っていかなければならないと思います。
事務局 いじめの問題は、防止することが基本となります。全校単位、学年単位、学級単位にかかわらず「いじめは、人として絶対に許されないものである」ということを教えていかなければならないと思います。そして、学校や地域など皆が見守っているという姿勢を示さなければならないと思います。その中から、発見や対策につなげていくこととなります。まずは、いじめが起こらない雰囲気を学校全体や学級単位で作っていくということが基本方針の基礎になるものだと思っています。
委員長 他にありますか。ないようですので、これで公開部分の教育委員会を終了します。

会議資料

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