令和5年度長久手市中学生平和体験学習事業
本事業の趣旨
長久手市は、平成26年9月30日に「非核平和都市宣言」を行い、その宣言に基づき様々な平和事業に取り組んでいます。
長久手市中学生平和体験学習事業もその取組の一環として、市民の代表として中学生を派遣し、戦争の悲惨さや平和の尊さについて学んでもらい、周囲の人に伝えてもらうことを目的として開催しているものです。
「平和」の大切さを学び伝える機会に、ぜひご参加ください。
募集内容
応募資格
平和行政に関心があり、次の要件を満たしている人
⑴ 長久手市在住の中学生
⑵ 保護者が参加に同意した人
⑶ 以下の両日程に参加できる人
※なお、本事業に参加したことがない人を優先します。
日程・行程
7月28日(金曜日) | 内容(事前学習) |
8:30 |
集合(西庁舎3階 研修室) SDGsに関するワークショップ 満蒙開拓平和記念館事前学習DVDの視聴 解散 |
8月2日(水曜日) | 内容(体験学習) |
9:30 9:45 |
集合(市役所正面玄関) 出発 |
※体験学習は、全行程バスで移動します。
※8月2日について、当初9時45分集合と記載しておりましたが、正しくは9時30分集合です。
学習内容
中国東北部にかつて存在した「満州国」。そこに日本から27万人もの農業移民が渡っていきました。
「20町歩の地主になれる」「五族協和・王道楽土」 希望を抱いて行った新天地でしたが、1945年8月9日、ソ連侵攻により地上戦に巻き込まれ、悲惨な逃避行や避難民生活で多くの犠牲を出しました。
戦後はあまり語られてこなかった「満州」のこと。 満蒙開拓とはいったい何だったのか。
この歴史が現代に問いかけるものとは。・・・・本学習を通じて一緒に考えてみませんか。
<事前学習>
●SDGsに関するワークショップ
このワークショップでは、ゲーム感覚でSDGsの意義・それぞれのゴールやターゲットについて学ぶことができます。その中の1つのゴールである「平和と公正をすべての人へ」の位置づけを考えるとともに、「平和」とはを考えるきっかけを作ることを目的としています。
●満蒙開拓に関する事前学習
「残留孤児」など現在にもつながる問題のもととなった満蒙開拓の歴史の概要をつかみ、理解を助けることを目的としたDVDを視聴したり、「開拓団の人々」、「現地満州の人々」、「日本に残された人々」、「中国残留孤児」、「中国養父母」などの視点から満蒙開拓を考えることによって、1つの事柄をより多面的にとらえる能力を養います。
<体験学習>
●満蒙開拓平和記念館での講話
中学生と世代の近い高校生と一緒に満蒙開拓平和記念館で講話を聞きます。より年齢の近い高校生と学ぶことにより平和学習や戦争について身近に感じることができます。
●記念館の館内見学
長野県で開催された全国総合文化祭でも全国の高校生に向けたガイドを務めた高校生のガイドのもと、満蒙開拓平和記念館の展示物を見学します。
参加費
2,000円
引率体制
市平和事業推進委員、市職員2人
追加募集
一次募集を6月30日に締め切りましたが、定員に余裕がありますので、追加募集を行います。
募集人数
25人(先着順)
申込方法
令和5年7月14日(金曜日)までに、「令和5年度長久手市中学生平和体験学習事業募集要項」の応募用紙に、必要事項をすべて記入し、下記連絡先に郵送又は直接ご提出ください。(先着順)
※こちらの申し込みフォームからもご応募いただけます。
その他
⑴ 2日目の昼食について、食物アレルギーがある場合は、別メニューを用意する予定ですが、食物アレルギーの種類によっては、用意できない場合があります。
⑵ 事業終了後、参加生徒は平和体験学習で学んだことの感想文を令和5年8月31日(木曜日)までに下記連絡先に郵送又は直接ご提出ください。また、在校生へ報告する機会がある場合は、報告を行ってください。
⑶ 氏名、学校名、活動中の写真及び感想文等を長久手市ホームページ等に掲載します。
令和5年度長久手市中学生平和体験学習事業募集要項
満蒙開拓平和記念館パンフレット
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更新日:2023年06月30日