平成29年度第2回長久手市行政改革推進委員会
開催日時 |
平成29年10月2日(月曜日)午前10時から午前11時40分まで |
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開催場所 |
市役所北庁舎2階 第5会議室 |
出席者氏名(敬称略) |
<委員> |
欠席者氏名(敬称略) |
江頭隆行 |
審議の概要 |
<報告事項>
平成30年度外部評価に向けて(案) |
公開・非公開の別 |
公開 |
傍聴者人数 |
1人 |
問合先 |
長久手市役所 行政課 電話:0561-56-0605 |
会議録
(会長あいさつ)
今回がこの任期での最後の委員会で区切りとなる。また、今回は外部評価の振返りを行うため、次期任期に向けても活発な意見、提言等をしていただければと思う。
(会長)
それでは、次第に沿って議事を進行する。
(1)報告事項「平成29年度外部評価の実施結果概要について」、事務局より説明をお願いする。
(事務局)
<資料1について説明>
平成29年度外部評価の実施結果概要
(会長)
「時間配分」について、「ちょうどよい」以外にはなかったか。
自由記載欄について、どのような意見があったか。
(事務局)
「時間配分」の有効回答が3件しかなく、すべてが「ちょうどよい」であった。
自由記載欄について、すべての回答で記載はなかった。
(会長)
質問がなければ、次の議題に進む。
報告事項「平成29年度行政評価に係る委員意見の担当課対応状況について」、事務局より説明をお願いする。
(事務局)
<資料2-1及び資料2-2について説明>
- 外部評価に係る委員意見の担当課対応状況について説明
- 内部評価に係る委員意見の担当課対応状況について説明
(委員)
委員からの意見について、「参考にします。」や「検討します。」などが多く、物足りなさを感じた。また、この回答内容について、外部評価の場で答えてほしかったこともある。それにより議論ができたと感じた。
(会長)
担当課としては、再度確認する必要があったため、その場で答えられなかった点はあると思うが、外部評価では、全権を担って出てきている部分はあると思うので、きっちりと回答してもらえると議論が進むと思う。課題としてもらいたい。
また、「検討します。」や「考えます。」はあまりよくない。予算がまだ確定していないため、書けないかもしれないが、書けるような状態にすることも重要である。
(委員)
今回の外部評価では、人材育成に関係してくる「時間外勤務の削減」や「5S運動」について取り上げたことは評価できる。しかし、担当課からは意識改革などの回答があったが、末端の職員の意識改革というよりは、管理職や上層の意識改革が重要と思う。「5S運動」については、費用対効果の面でアウトソーシングを考えてもよいと思う。
また、市民に業務を移行していこうとする業務について、「公共物の管理と移行」をはじめとして、慎重さが必要と思う。市民が業務を担うという点は施策を超えた課題と思うので対応を検討してもらえるとよい。
さらに、全体的にいえるが職員体制について、担当職員は一人ではなく複数人を配置することが必要と感じる。
(会長)
「公共物の管理と移行」について、アダプト制度が本当によいかという議論があり、外部評価の場では、協働によるまちづくりを考えたらどうかと意見した。担当課の回答では積極性に欠けるため、積極的に関係性を構築するなど、制度を考えてほしい。
(委員)
周知の部分で、もう少し社会教育部門と連携してほしい。社会の問題、市の問題に関心を持ってもらえると思う。
(委員)
担当課の回答は抽象的だと感じた。もう少し具体的に内容や時期などを踏み込んで回答してほしい。
また、地域のつながりは今後重要となると思うが、地域が行政の下請け機関となると、よくないと思う。ボランティアも有償にするなど工夫してほしい。
(会長)
協働のまちづくりにおいて、行政は上に立つのではなく、対等な立場で一緒にやっていくことが重要である。
(委員)
予算が確定した後には、もう少し踏み込んだ回答を提示してほしい。
(委員)
「時間外勤務の削減」については、意識改革だけでは、時間外の削減ができないため、その部分にアウトソーシングを活用するなど、分析が重要と思う。この問題は多岐にわたってくるため、試行錯誤しながら取り組んでほしい。
(委員)
電子連絡帳など電子機器の活用について、もう少し具体的に方策を盛り込んだ回答がほしかった。場合によっては、専門的な方の力を借りることも重要である。
(委員)
外部評価を受けた担当課がこの場で待機してもらうことを考えてほしい。
その場で回答をしてもらった方がわかりやすいこともある。
(会長)
外部評価を実施した事業を何年か後に外部評価することも必要である。
今回は外部評価を予算に反映することを重要視している部分はあった。色々なやり方を考えていくことは重要である。
(会長)
次の議題に進む。
(2)協議事項「平成30年度外部評価に向けて(案)」について、事務局より説明をお願いする。
(事務局)
<資料3について説明>
平成30年度外部評価に向けて(案)
(委員)
外部評価対象の選定について、市民参加は考えてないか。
(事務局)
市民参加について、傍聴者アンケートに記載欄を設けたが、思わしくなかった。
行政評価の公表から外部評価の対象選定までの期間が短いため、市民参加の方策が見当たらないのが現実である。他市町にも聞いているが、見当たらない。
(会長)
傍聴者をもう少し増やす取組として、広報を考えることは必要である。
(事務局)
従来から課題と考えている。広報、ホームページに加えて、近年では自治会回覧、学校への周知など考えられることは取り組んでいるが、目に見えた成果が表れていないのが現実である。引き続き努力しなければならないと考えている。
(委員)
このことを資料に書いてほしかった。
引き続きこの課題に取り組んでほしい。
(委員)
市には様々な意見、苦情、要望がきていると思うので、それを手掛かりにし、外部評価の対象にすることも、一つの方策だと思う。最終的には、外部評価を利用しながら、市民とのつながりを構築できるとよい。
外部評価の立候補形式はよいことだと思う。担当課が利用しやすいようになればよいと思う。
「外部評価」というネーミングを考えてもよいのかもしれない。
(委員)
外部評価の背景からも限界があると思うが、長久手市の外部評価の仕組みはある程度、評価できると思う。
(委員)
市民からの意見、苦情、要望等の分野ごとの件数を参考に委員が選定できれば、市民の意見を少しは取り入れることができると思う。
(事務局)
市民の意見等について、担当課が直接受けているものもあるため、総合的な数値を把握することができない。
(委員)
外部評価の対象選定の尺度になると考えるため、提供できる範囲で考えてほしい。
(委員)
声なきマジョリティを拾い上げることも重要である。
(委員)
アンケート調査も重要と思うが、最前線にいる職員が市民の困っていることを拾い上げ、外部評価に反映していくことは理想論ではあるが重要である。
(委員)
担当課の立候補もよいが、各部内で「うまくいっている事業」、「停滞している事業」をあげるようなアンケートを実施するのも方策である。
(会長)
内部評価が適切かを外部評価でみるという意味からも、よい事業とよくない事業を選定することは重要である。
行政改革はつきつめていくと財政の問題につながると考える。いかに効率的に行政を運営していくか、またそれによって市民サービスの満足度をいかに高めていくことができるか、ということが目的である。そのために、各課の内部評価が適切かを外部評価でみている。
それに市民目線をどのように入れていくかは重要である。
(委員)
もう少し、市の職員も傍聴してよいと感じた。直接、自分の業務ではないものでも、参考になると思う。
(事務局)
今年度から職員には傍聴の呼びかけを行ったが、引き続き呼びかけを行っていく。
(委員)
来年度のスケジュールはどのように考えているか。
(事務局)
行政評価の公表から外部評価の実施までについて、今年度同様のスケジュールを考えている。
(会長)
協議事項については、本日の意見を踏まえて、次回の委員会で協議を行うこととする。
(会長)
その他、何かあるか。
(事務局)
次回の会議は、本委員会の改選後、来年2月~3月にかけての平成30年度の行政評価及び外部評価の実施等を予定
(会長)
他になければ平成29年度第2回長久手市行政改革推進委員会を終了する。
当日資料
資料1 平成29年度外部評価の実施結果概要について (PDFファイル: 48.5KB)
資料2-1 外部評価に係る委員意見の担当課対応状況 (PDFファイル: 237.7KB)
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更新日:2024年07月06日