平成28年度第3回長久手市行政改革推進委員会

更新日:2020年11月30日

会議詳細

開催日時

平成29年3月8日(水曜日)午前10時から午前11時40分まで

開催場所

市清掃センター(エコハウス) 多目的室

出席者氏名(敬称略)

<委員>
和泉 潤、中島美幸、杉山知子、塚田敏彦、江頭隆行、高野晃二、山口秋男、島田智子、山元眞一
<事務局>
総務部長 布川一重、総務部次長 青山 均、行政課長 飯島 淳、行政課課長補佐 粕谷庸介、同課庶務係長 榊本芳樹、同主任 加藤優作

欠席者氏名(敬称略)

委員 下崎一洋

審議の概要

  • 行政改革指針の策定について
  • 平成29年度(平成28年度実施事業)行政評価について
  • その他

公開・非公開の別

公開

傍聴者人数

1人

問合先

長久手市役所 行政課 電話:0561-56-0605

会議録

 会長あいさつ

本日は、これまで議論した行政改革指針の策定について事務局からの報告と、協議事項は、来年度の行政評価に向けた事務局案について、活発な議論をお願いしたい。

 会長

それでは、次第に沿って議事を進行する。

(1)報告事項「行政改革指針の策定について」、事務局より説明をお願いする。

 事務局

<資料1-1及び資料1-2について説明>

  • 行政改革指針(案)について説明

 委員

資料1-2中の4指針を実現するための基本項目についての(1)のうち、「障がい者も要介護も認知症も大丈夫」とここだけ動詞の形となっていないがどうか。また、「要介護」は、「要介護者」と表現すべきであると思う。

 事務局

フラッグの文言については、市の第2次新しいまちづくり行程表の中で、すでに公表されているものなので、この段階で修正することはできない。御意見をいただいたことは所管担当課に伝えていく。

 委員

同じく4の(2)行政運営を改善する取組のうち、公営企業会計の導入はこれから長久手市で取り組もうとしていることだと思うが、メリット・デメリットを踏まえたうえで取り組む必要があると思うがどうか。

 事務局

委員が言われたように、メリット・デメリットについて、他市町の状況を調査した上で取り組む。また、PPP/PFIについては、導入段階ではないが、先日有識者を招いて全庁的に研修会を行った。基本項目については、国が示した「地方行政サービス改革の推進に関する留意事項」で本市にそぐわない箇所は除いてある。現在、市で取り組むべき組織内の横断的な連携や自治体間連携などを盛り込んで、先日、庁内の行政改革推進本部会議で決定をさせていただいた。

 委員

資料1-2中の4指針を実現するための基本項目についての(2)のうち、3つの柱の並び順について、「合理的・効率的な行政運営の推進」をトップに持ってきた方がよいと思う。行政改革指針であるため、自らの内部組織的な改善事項を先に記載した方がよいと思う。

したがって、1番目に「合理的・効率的な行政運営の推進合理」で、2番目に「財政マネジメントの強化」、3番目に「行政サービスのオープン化・アウトソーシング等の推進」とした方がよいと思う。

 事務局

委員がおっしゃったことについては、行政運営を改善する取組であるので、順序を入れ替えることを検討したい。

 会長

項目立ての順序としては、委員の発言は理解できる。

 委員

指針本編14ページの基本方針の中で「小学校区単位の顔の見える範囲で」とあるが、範囲としては広すぎると感じた。一住民からすると顔の見える範囲と書いた方が、もう少し柔軟に人とつながることができる範囲となるのではないかと思う。

 委員

長久手の風土もあると思う。昔からの住民には、校区単位という考え方があまりないと感じる。小学校区単位というのは、市が想定しているつながりのイメージであると思う。

 委員

14ページの2行目には「思い切った発想の転換をして」という記述があるので、小学校区単位に縛られなくてもよいと感じた。有機的なつながりがないと地域が続いて行かないと思われる。

 会長

いわゆるコミュニティのイメージのことと思う。

 委員

これからはコミュニティのあり方を変えていく時代であると思う。

 委員

市の施策として小学校区単位でよいと思う。

 委員

これからの長久手市のまちづくりの方針は、小学校区単位で進めようとするものであると思う。他市町を多く視察してきたが、ほとんどの行政区が小学校区単位であった。なぜなら校区毎に地域差があるからである。その基礎に向こう三軒両隣の考え方があると思う。

 委員

一住民視線で見るのか、行政視線で捉えるのかという違いであると思う。

 委員

取組は、表現として「取り組み」ではないか。

 事務局

名詞化したものは、「取組」と表記する。

 委員

指針の目的は、一人ひとりに役割と居場所があるまちづくり~幸せが実感できるまち~であると理解した。そして、基本方針の記述部分の最後で「したがって」とあるが、「したがって」とは何に対してなのか分からない。上の文章を受けた形で「そのために」のような記述がふさわしいと思う。

広報でも市民参加がうたわれていているが、市民参加は非常にオープンな感じがしてよい。また、長久手市は、住みよさランキングでも上位に位置づけられている。市民参加が結果としてこういうものにつながっていくというものになるとよいと思う。また、広報の情報は断片的であるので、例えば、本委員会での外部評価などの取組を市民に周知することも大切であると思う。行政指針を基に評価されたことを市が有効活用し、さらに市民に周知されるような仕組みがあるとよいと思う。

 委員

本市の自治会の加入率は55%前後である。住民は、行政に頼る傾向が強いと感じる。もっと自分の生活をどうしたいのかと考える自覚を持つことが必要であると思う。そのために、私たちの地域は、行政と協働で活動をしている。また、この指針をどう生かしていくか一つ一つ研究していくかということも必要であると思う。

 会長

共治、コミュニティの話が出たが、住民がコミュニティをどうよくしていくかを自ら考えることはとても重要で、そのためにはこういった指針の下で行われていくことが大きな意味を持つ。委員の意見は、次の指針見直しの時にこのような視点を課題として検討して欲しい。

 委員

提案であるが、基本方針におけるまちづくりの範囲について、小学校単位という考え方とするよりも、市民一人ひとりが顔の見える範囲内で行政とともに協働をした方がいいのではないかと思う。

まずは、このステップを段階的にやって、ある目標を決めるのであれば、「範囲」と入れない方がよいと思う。

14ページ中の下から7行目、「そのために」は、文章的に「そのうえに」とするとよいのではないかと思う。

 会長

文章の構成が上から下に流れるように事務局で再考していただけるとよいと思う。

 事務局

14ページの文章の接続詞については、再考することを検討する。

 会長

本日、委員からの意見等で反映できないものは次回の見直しの時に検討項目としていただきたい。

 会長

他に質問がなければ、次の議題に進む。

(2)協議事項「平成29年度(平成28年度実施事業)行政評価について」、事務局より説明をお願いする。

 事務局

<資料2-1及び資料2-2について説明>

  • 行政評価票の改善等について説明
  • 平成29年度外部評価実施及び選定方法(案)について説明

 委員

外部評価の選定方法について、全体的にはよいかと思う。市民からの外部評価の対象として欲しいものの要望について、どう考えているか。

 委員

近年は、各課が均等に選定されるような方法であったように思うが、担当課から希望を取るなどすることは、昔に戻すということか。

 事務局

市民からの要望について、来年度には、施策評価の実施や委員のみなさんの任期満了等があるため、来年度に関しては、事務局案の選定方法としたい。その後に関しては、事務局で検討中のため、また本委員会に提案し、協議していただきたいと考えている。

また、昔に戻すのかということについて、ここ数年で各課均等に外部評価を受けていること、担当課自身からの希望を再度取り入れたいことなどからこのような選定方法とした。

補足として、市民からの要望について、近隣を調べたり、どうしたら市民の方から意見をいただけるかということを考えた。また、外部評価の対象数についても考えている。ただ、委員のみなさんに外部評価していただける数も限られるため、事務局の考えではあるが、公募の市民による外部評価のみを行う作業部会的なものを組織し、その方々に、外部評価の選定から関わっていただくようなことも考えている。

また、担当課からの希望については、例えば、事業の開始当初から目的が変わってきていたり、すでに目的が達成していたりする場合に、事業をやめたり、方向性の転換をするにあたり、担当課の思いだけでなく、外部の方の意見をいただくことも必要と考え、このような選定方法を取り入れたいと考えた。

 委員

行政評価票を作成する立場からすると、各票に「改善」という言葉が多くあるため、「改善」に重きを置かれているように思い、負担感があるようにも思う。

 事務局

前回の本委員会でも御意見いただいたが、作成する側の負担について、この票を作成することが目的とならないようにすることは重要と考えている。ただ、行政評価を行う上で、「改善」を第1に考える必要があるとも思う。今後は、作成する側の意見を聞くことも課題としたい。

また、作成にあたっては、行政評価票が見づらくならないように、例えば、箇条書にするなど周知していきたい。

 会長

「改善」については、様々な場面で課題がでてくるはずなので、そのときに、どのように直していくのかということが重要であると思う。

 委員

「改善」というと、以前は悪かったような感覚にもなり、合わないかもしれないが、例えば、「チャレンジ」のような作成する側の意欲がでる表現もいいと思う。

 会長

行政評価票は、これでよいと思う。作成要領みたいなもので、書き方のレクチャーをするとよい。

 委員

行政評価票の目的は、毎年、PDCAサイクルを回すことであると思う。行政評価だけの資料ではなく、自分たちが向上していくための資料になればよいと思う。

 委員

「改善」について、あれば書き、なければ書かないという方法でもよいと思う。

また、外部評価の選定について、詳しく教えて欲しい。

 事務局

外部評価の選定については、今年度は委員のみなさんの調査で行ったが、来年度は担当課からの希望、市財政担当課等からの要望を追加し、これらを基準に選定したものを本委員会に提案し、最終的に本委員会で決定することとしたい。

 委員

担当課から希望を聞くのはいいことだと思う。

 委員

各票の「環境変化」の欄の位置について、やや違和感があるように思う。

周辺の状況などの項目は、評価する視点では、とてもよい項目だと思う。

 会長

「成果」の欄の下に「環境変化」及び「評価」の欄があり、成果の結果には、このような環境変化があり、評価したということを示すものと思う。

 事務局

事務局としては、会長の発言のように「成果」、「環境変化」、「評価」とつなげていく思いがある。また、「環境変化」について、目標を立てる前に把握すべき事項もあるが、事業を実施していくなかで変化することがあると思う。

 委員

「環境変化」の欄に関連して、「評価」の後の「今後」に重きを置くようにしていくことが重要である。

 会長

次年度の課題にしてもらえればよいと思う。

 委員

事業タイプの分類について、CタイプやDタイプは行政評価票の作成ができないことが前提になっているようにも思う。事務局はどのように考えているか。

 事務局

CタイプとDタイプについて、場合によっては成果指標が設定しづらい部分はあるかもしれないが、将来的には、CタイプやDタイプも行政評価の対象に追加することも視野に入れている。

 会長

CタイプやDタイプについては、成果指標が定性的になってしまうことも考えられる。このことは、今後も本委員会で議論していくこととする。

 会長

他に質問がなければ、平成29年度(平成28年度実施事業)行政評価について、事務局案のとおり進めてよろしいか。

 全委員

【異議なし】

 会長

異議なしのため、平成29年度(平成28年度実施事業)行政評価について、進めてください。

 会長

次の議題に進む。

その他(1)「平成29年度のスケジュールについて」、事務局より説明をお願いする。

 事務局

<資料3について説明>

  • 平成29年度長久手市行政改革・行政評価スケジュールについて説明

 会長

行政評価については、前倒しとなるため、承知をお願いする。

 会長

質問がなければ、次の議題に進む。

その他、何かあるか。

 事務局

  • 次回の会議は、外部評価対象の選定等を議題として、6月の開催を予定
  • 委員の辞任の報告(塚田委員、下崎委員)

 会長

他になければ平成28年度第3回長久手市行政改革推進委員会を終了する。

当日資料

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 行政課 庶務係
〒480-1196 愛知県長久手市岩作城の内60番地1

電話番号:0561-56-0605
ファックス:0561-63-2100

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