93地域いきいき事業【長寿課】

更新日:2020年11月30日

質疑応答内容

外部評価実施者 質問

担当課 回答

県や他課との重複を減らして統廃合できない理由は? 既存の地域活動に運動講師等を派遣すること等により、地域の中で主体的な健康づくり活動を活発化させることが本事業の目的です。また、健康づくり無関心層や参加に移動支援の配慮が必要な虚弱者の方々などに合わせ、様々な内容の教室を実施しているため、県や他課が実施している一般向けの教室と統合することは難しいと考えます。 
健康無関心層への働きかけが重要とあります。健康推進課の健康マイレージ事業などはその一つかと思いますが、高齢者には馴染まないようにも思われます。長寿課では、健康無関心層に対してどのような働きかけをしたり、企画(講座)を設定されていますか。 高齢者の買い物などの日常生活や様々な趣味活動の中に運動を組み込んで事業を行い、無関心層の方の健康に資する活動が増えるように工夫しています。
高齢者に関しては、教室などへの継続的な参加が必要と考えます。「健康づくり教室」や「どこでもいきいき教室」など、多数の参加がありますが、内訳はどうなっていますか。 令和元年度における主な地域での健康づくり教室の延べ参加人数は下記のとおりです。
どこでもいきいき教室:3,995人
いきいき倶楽部:1,917人
いきいきサロン:1,518人
継続的な参加を促すには、その効果を目に見える形で提示していくことが必要と考えます。参加者のその後など、聞き取りをされているのでしょうか。 愛知医科大学との連携による効果検証の試行において、教室の参加前と参加後の元気度を10点満点で聞いたところ、参加前の平均点が6.19、参加後の平均点が7.35となり、元気度が上昇したことが示されました。効果を見える化することが参加者の意識を高めるため、教室毎の趣旨等に適した評価指標の設定を検討していきます。
参加者層の拡大については、どのような手立てを考えられていますか。 高齢者が関心を持つことができるように、買い物などの日常生活や様々な趣味活動の中に運動を組み込んで事業を行い、参加者層の拡大を図っています。
新型コロナウイルス感染症対策で、事業運営が大変だと思います。お疲れ様です。こういう状況にあるので、どのような活動をされているのでしょうか。活動の上で気を付けていることは何でしょうか。 運動講師による自宅でできる様々な体操の動画を収録し、市ホームページやひまわりネットワークで配信しています。また、75歳以上の高齢者等に健康のチェックリストを郵送し、コロナ禍における高齢者の健康状態の把握とその分析結果を可視化した評価票を回答者約3,300人に送付しました。
実際に集まって行うサロン活動も再開しており、三密防止など、感染症対策を十分行った上で実施しています。
選定意図に「講座の統廃合についての意見を伺いたい」とあるが、講座の内容もさることながら、その開催目的についても整理が必要と考えます。一方で、他課での類似講座がどのようなものがあるのかがわからないため、今回提起された個別の講座の必要性が判断できない。 【行革担当課回答】
講座の内容だけではなく、開催目的についても整理が必要と考えます。講座が始まった当初は、民間の講座も少なく、PRなどの意義もありましたが、現在では民間も多くの講座や教室を開催するようになり、市が実施する意義や目的が変化しています。また、市民が受動的に学ぶのではなく、学びたいものを自分たちで企画するなど、開催手法も見直す必要があると考えています。
なお、講座一覧については、今回の外部評価該当事業分のみの抜粋となっておりましたので、市全体分の講座一覧について、追加で添付させていただきます。
民間講座との統廃合も検討されているようであるが、そもそも、市が行う講座と民間講座では目的が大きく違うと考えられる。
市としては、気付きの機会を提供する・導入部分のサポートということに力点を置いた施策を行うことが重要と考えます。

長寿課が実施している講座の目的は、地域の中で主体的な健康づくり活動が活発になるよう後方支援をすることです。また、健康づくりへの関心が低い無関心層や参加に移動支援等の配慮が必要な虚弱者の方々などに合わせ、様々な内容の教室を実施しています。
民間が行う講座は、各講座の内容に興味関心がある人が有償にて参加することを基本としており、ご指摘のとおり市が行う講座と目的が異なると考えます。

【行革担当課回答】
事業費の削減、公平性や適正な受益者負担などにより、重複する講座等について市が取り組む必要性を見極めながら、統廃合を含めた見直しが必要と考えています。

個人の状態の変化などを、どうやって継続的に分析、把握していくのか。手段はあるのか。 様々な測定による評価にチャレンジしていますが、実施事業によって指標の設定が必要であるため、愛知医科大学等の研究機関の協力を得ながら効果的な評価方法を調査・研究していきます。
地域いきいき事業を実施して、健康づくり活動や支えあい活動は創出されたのでしょうか。 どこでもいきいき教室による地域サロンを継続して実施してきたこと等により健康づくり活動が創出されたり、ワンコインサービス事業の運営により高齢者の軽度な困りごとを市民ボランティアが担う支え合い活動の創出がされていると認識しています。今後は民間企業、大学等の協力を得て無関心層や虚弱者であっても参加できる健康づくりや支え合い活動の創出も加速させたいと考えています。

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