外部評価後の対応状況「12 中央図書館事業」

更新日:2020年11月30日

外部評価実施後の実施者意見(コメント)及び担当課対応状況

実施者意見及び担当課対応の詳細

外部評価実施者意見(コメント)

担当課返答(令和元年9月時点)

 来館者を増やすことは大いに推奨すべきであると理解します。一方で、来館者が増加し、駐車場不足、利用スペースがないなど満足度が減少する可能性もある。図書館のキャパシティとして、適正利用人数(利用者が快適に利用できること)を求めたうえで、利用者数増加を考えるべきではないでしょうか。
 図書貸し出し数のような量的評価項目に加え、図書館に対する満足度などのCS調査(Customer Satisfaction調査、定量・定性)を行うことによって、図書館利用が高まると考えられます。

  • 来館者増加を図る課題として、閲覧席数、駐車場の問題があります。統計データを分析し、適正利用人数という視点について考察します。
  • 平成28年度に中央図書館来館者及び無作為抽出の市民を対象に利用者アンケートを実施しています(計3,000件配布、1,606件回収)。今後も利用者アンケート等を実施し、図書館利用向上のために分析していきます。

 図書館の運営事業では、図書ボランティアのやりがいが感じられる活躍の場を図書館が提供し、自主的な活動としてうまく協業できていると感じた。また、市内の学校や市役所の他部署との連携も進められており、今後も継続が望まれる。図書の貸し出し点数や入館者数等も調べられているので、その結果を分析して利用者増加に向けた対策を具体化すべきである。例えば、利用登録率の低い年齢層が中高生~若者と分かっているので、この年代層の利用者が少ない原因を調べ、ニーズに合うようなコンテンツや媒体を導入するとよいだろう。今後は、電子媒体への移行が進むと考えられるので、将来的にどのように取り扱うかの調査研究を進めてほしい。

 図書ボランティアとの協働、他部署との連携は、中央図書館の利用者増につながりますので今後も継続します。中高生への取り組みは、様々な連携事業が読書のきっかけづくりになるため積極的に連携を進めていきます。また、電子書籍を導入することは、来館するための時間や手段がない方に対して、大きなメリットになり、幅広い利用者を確保できます。さらに、閲覧席や駐車場の課題解決にもつながるため、今後も調査研究を進めていきます。

 成果目標としている貸出件数であるが、トータル貸出件数だけではなく、貸出者一人当たりの貸出件数も把握し、全体としての貸出件数を意識する必要があると思う。
 また、市内登録者数の増加対策及び貸出件数のさらなる増加についての対策が明確になっていませんが、「年齢別貸出点数」をはじめとして貴重な各種の分析結果資料も作成されているので、これら資料等を活用するなどして、早急に目標の設定を検討してほしい。
 なお、図書館利用者(貸出関係を除く。)の年代別、曜日別、時期別等の分析も行って、これに対する対応目標も考慮していく必要があると感じた。

 図書館年報を始め、各種統計データを分析します。貸出冊数等の目標値は、第6次総合計画及び第2次子ども読書活動推進計画などで上げていますので、目標達成のための各種取組みを実施していきます。

 図書館の運営が積極的なボランティアの方に支えられていることや他課・他施設とコラボレーションした企画などが行われており、非常に有意義であると感じました。
 また、視覚障がいのある方に向けた「点字絵本」の取り組みや図書修繕等でのボランティアの方の活躍などをもっと積極的に広報されるとよいかと感じました。そうすることで、市民の方により関心をもってもらえるのではないでしょうか。

 今年11月から中央図書館ホームページをリニューアルする予定です。その中で、図書ボランティアの取り組み内容等の紹介ページを設け、PRします。

  • 図書館ボランティアのやりがいが「口こみ」を通じて広がり、さらなるボランティア登録へつながっていると伺い、そのような長久手市の口こみが今後も増えいくと良いと思う。
  • 年齢別貸出点数グラフから、図書館の利用が少ないと思われる「13~30歳」の人をターゲットにし、要望を満たす運営が事業課題の市内登録率増加のためには必要であると思う。
  • コラボ企画として、他の課との連携ができており、機能強化につながっているので、今後も継続してほしい。
  • ボランティアにもある程度のクオリティは必要であるが、長期休みなどに短期でできる中学生、高校生を対象としたボランティアを実施するなど、利用の少ない若い世代が図書館をより身近に感じる機会提供があっても良いと思う。

 中高生の世代を対象とした専用の棚や市内高校との連携は、今後も継続していきます。
 夏休み等に中学生及び大学生は、毎年、図書館実習で受け入れています。様々な図書館業務の体験ができるため、図書館利用のきっかけづくりになっています。今後も継続していきます。

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