【開催レポート】東小学校ジブリパーク学習交流会

更新日:2022年07月06日

令和4年7月14日(木曜日)、ジブリパークに一番近い小学校である、長久手市立東小学校でジブリパーク学習交流会を開催しました。


ジブリパークと地元の小学校との交流機会をつくり、児童がジブリパークへ理解を深め、自然と共生する考え方を学ぶのが目的です。

 

株式会社スタジオジブリ広報・学芸担当スーパーバイザーの西岡純一さんをお招きして、児童にジブリパークの魅力や特徴についてお話しいただきました。

また、小学校からは児童会のウェルカムスピーチで西岡さんを歓迎しつつ、ユネスコスクール・赤十字加盟校として取り組んでいる様々な活動の紹介、伝統芸能の「ザイ踊り」を披露しました。

西岡さんからのお話の要旨

【長久手市の印象】
2005年の愛・地球博で「サツキとメイの家」を作っている時から長久手に来ている。そのときは緑が少なかったが、年数がたって今は緑が濃く、豊かになってとても良くなった印象を持った。


【ジブリパークは自然の中に溶け込む】
ジブリパークはキャラクターがたくさんいてショーをみたり、乗り物があったりするテーマパークとは違う。外の世界と分けて夢の国を再現しようというのではなく、愛・地球博記念公園の中にできる。ジブリパークは公園の豊かな自然の中に溶け込むよう、モリコロパークの一部を活用して作ろうという考え方で作っている。

【建築物は本物の素材を使い、職人が手作りで】
ジブリパークで使うものは本物。壁とか床のタイルは職人さんが一枚一枚作って焼いて、屋根の瓦も職人さんが粘土でつくって焼いて、ちゃんと本物の素材でできている。期間限定で壊してしまうような簡単な作りではなく、100年も持つかもしれないちゃんとした素材を使っている。
こうした建物の素材感を楽しんでもらいたい。居心地の良い空間を作る。映画のセットのようではなく、本物を使っているのがジブリパークにしかない特徴。自然と人間が調和した空間を守っていくことを大切にしている。


【ジブリ作品は、自然の心地よさ良さを感じられる風景を描いている】
ジブリ作品は自然と人間のテーマが多いと言われる。ただ、自然を守りましょうというテーマやメッセージを打ち出しているわけではない。心地よい良い場面を描いていると観る人に自然は良いなぁと感じてもらえる。例えば、「耳をすませば」という作品は聖蹟桜ヶ丘という長久手に近いようなまちをモデルにしているが、朝焼けがきれい、緑がきれい、家と家の間の植物が充実しているような風景を描いていて、それを観てこのまちって素敵だねということを感じてもらえる。

【長久手市にできて嬉しい】
長久手市にジブリパークができることはとっても嬉しいことで、ここにしかやっぱりつくれなかったなぁということを感じている。長久手市や東小学校の取組に通じるものがあり親和性がある。


【長久手市の皆さんへ】
ジブリパークも今後うまくいかないことやいろんなことがあるかもしれないが、温かい目で支えてくれたらありがたい。お互いに共存共栄していきたい。特に若い人たちが多いので、ジブリパークを末永く支えていってほしい。

この記事に関するお問い合わせ先

市長公室 企画政策課 政策推進係
〒480-1196 愛知県長久手市岩作城の内60番地1

電話番号:0561-56-0600
ファックス:0561-63-2100

メールフォームによるお問い合わせ

このページに関するアンケート

より良いウェブサイトにするために、このページのご感想をお聞かせください。

このページの内容はわかりやすかったですか
このページは見つけやすかったですか