平成30年度第1回まち・ひと・しごと創生総合戦略推進会議の開催結果について

更新日:2020年11月30日

会議詳細

開催日時

平成30年9月21日(金曜日)午前9時30分から午前11時30分まで

開催場所

西庁舎 3階 研修室

出席者氏名(敬称略)

13名中11名出席
【市民及び市民団体】
川上 雅也
田端 香代子
北川 芳一
古室 乃武男
【産業関係】
川本 孝之
笠原 小夜
【学識経験者】
白石 淑江
吉川 雅博
【金融関係】
酒向 清治
【労働関係】
南 和孝
【メディア関係】
矢澤 里奈

(事務局)
市長公室長 高嶋 隆明、経営企画課長 日比野 裕行、
同課長補佐 森 延光、同課経営係長 平岡 優一、
同課主事 金子 達也
(説明員)
たつせがある課長 川本 満男、安心安全課防災係長 鈴木 慎也、
生涯学習課課長補佐 森 健一、文化の家局長補佐 生田 創、
福祉施策課課長補佐 山田 美代子、福祉課課長補佐 遠藤 健一、
子育て支援課課長補佐 西本 拓、健康推進課長 浅井 俊光、
みどりの推進課長 磯村 和慶、同課平成こども塾専門員 福本 將、
教育総務課主幹 水野 真樹

欠席者氏名(敬称略)

新宅 巧、川本達志

審議の概要

長久手市まち・ひと・しごと創生総合戦略の検証について

公開・非公開の別

公開

傍聴者人数

0名

問合先

長久手市役所 経営企画課 電話:0561-56-0600

議事

議題「長久手市まち・ひと・しごと創生総合戦略の検証について」

【資料1・2、追加資料に沿って、事務局より説明】

主な議事内容

委員
 インターンシップバンク制度事業について、想定している仕組みを教えていただきたい。各大学独自で民間企業と連携し、インターンシップを行っているため、行政が入る余地はないのではないか。

たつせがある課長
 市内の企業がインターンシップを求めているかを調査し、情報を集約し、学生がより参加しやすい形がどのようなものか考えていきたい。

委員
 インターンシップバンク制度事業について、長久手市みんでつくるまち条例を活用すると、学生が参加しやすくなるのではないか。

事務局
 長久手市みんでつくるまち条例は、市民主体のまちづくりを進めるにあたり、基本的なまちづくりの考え方を定めたものである。学生にとっても、長久手市のまちづくりに参加する上で重要なものとなっているので、周知は必要と考えるが、インターンシップバンク制度事業の参加に直接結びつくものではないと考える。

委員
 基本目標1の中の基本的方向ア「市民の力を活かした新しい役割分担の仕組みをつくる」にある3つの施策・事業すべてに言えるが、まちづくりにどう市民を巻き込むかが重要である。『ながくて市民大学「いきいきエルダー塾」』においては、事業開始当初は、周知に力を入れており、参加者が多かったが、徐々に減ってきている。
 定年後の高齢者にどのようにまちづくりに参加してもらえるかを考えていく必要があるが、「ながくて地域スマイルポイント事業」は効果的だと考える。さらに、スマイルポイントを集めている人達に、もう少し役割を持ってもらえるような仕組みがあると良い。
 また、まちづくりに参加する市民を増やすためには、まちづくりに関わる人材を育成する講座や活動団体の支援に力を入れてほしい。

会長
 『ながくて市民大学「いきいきエルダー塾」』は、テーマが幅広い。「まちづくり」というテーマにしぼってはどうか。また、市民向けのまちづくりの講座は実施していないか。

たつせがある課長
 まちづくりに関する講演会は開催しているが、講座は実施していない。今後の参考にする。

委員
 田園バレー交流施設(あぐりん村)再整備事業について、直売所の増築が目標値の達成につながるのか。あぐりん村へ買いに来られない人向けに、宅配サービスを行ってはどうか。

みどりの推進課長
 あぐりん村の現状として、生産者が野菜を持ってきても売り場面積が足りておらず、野菜を置けない状況であるため、増築を考えている。
 また、野菜の宅配については、既に実施しており、ふるさと納税の返礼品にもなっている。 委員 田園バレー交流施設(あぐりん村)再整備事業について、駐車場の台数確保が課題とあるが、駐車場の利用状況はどのようか。

みどりの推進課長
 駐車場の利用状況については、特に土日の午前中は北側の駐車場が満車となっている状況である。今後、売り場面積の増築に伴い、利用者の増加が想定されるため、駐車場の台数を増やしていきたい。

委員
 田園バレー交流施設(あぐりん村)再整備事業は、目標値に掲げる来場者を増やすことも重要かもしれないが、基本目標「誰もが活躍できる役割・しごとをつくる」の中の施策・事業になっているため、農を通じた役割・しごとづくりという観点についても意識した方が良いのではないか。

委員
 田園バレー交流施設(あぐりん村)再整備事業について、他市町の道の駅等の似たような施設において、民間活力を活かし発想豊かに運営しているところがある。ハード面の整備も重要ではあるが、運営者のソフト面の工夫においても、来場者は伸ばせると思う。

委員
 あぐりん村は、置いてある商品の質も良く、隣接する温泉も良い。少しの工夫で、さらに魅力が引き出せると考える。

みどりの推進課長
 あぐりん村については、第3セクターである株式会社長久手温泉を指定管理者として運営していただいている。株式会社長久手温泉としても、変わっていく状況に対応していく意向があるため、本日いただいた意見を伝え、施設運営の参考としてもらう。

委員
 長久手版「プレーパーク」事業について、候補地を民間の土地を借用するつもりであれば、土地の所有者が安心して貸せるような仕組みが必要である。

みどりの推進課長
 長久手版「プレーパーク」事業については、現在策定中の里山基本計画に位置づけていく予定である。運営については、市民団体等に担ってもらいたいが、担い手探しが課題である。候補地については、平成こども塾周辺の里山を想定しているが、「自然の保護エリア」と「子どもが自由に遊べるエリア」の棲み分けが必要で、十分にスペースが確保できるかが課題である。こうした課題について、里山基本計画検討の中で、考えていきたい。

委員
 施策・事業全般について、指標が参加人数のものが多くなっているが、事業の取組内容を見ていると、必ずしも参加人数だけでは効果が測れないものもあるため、指標の設定については、よく考えた方が良い。また、毎年評価しやすい指標の設定を心がけてほしい。
 インターンシップバンク制度事業について、全国的にもインターンシップが始まったばかりの時期であれば、行政が積極的に推進し、民間企業へ広げていく必要があると考えるが、インターンシップについては、既に民間企業に浸透している状況であるため、今の段階で行政が積極的に関与する必要があるのか。
 創業支援事業や住民起業支援塾について、地域の職業安定所に募集チラシを置くなど、周知方法を工夫した方が良い。

事務局
 本総合戦略は、人口の東京一極集中の是正と合計特殊出生率の向上を目的に、地方自治体のそれぞれの創意工夫による地方創生を行ってほしい、ということから国から策定が求められたものである。本市では、大学が多いまちという特性を活かし、卒業後も学生が長久手にとどまってもらうことを目的に、インターンシップバンク制度事業を構想したが、本日いただいた意見を基に、次期総合戦略策定の際に、事業の必要性を再検討する。

委員
 創業支援事業や住民起業支援塾について、起業することは簡単にできるが、いかに続けていくかが難しいため、新規起業者を生むだけでなく、育てることを考えるべきである。
 子どもチャレンジ事業について、子どものやってみたいことを応援する長久手市であってほしいが、近年、部活動の教員負担が問題になっているとおり、これ以上教員の負担を増やすのは良くないのでは。
 若者の生活習慣病予防事業について、事業の必要性や受診者が参加しやすいよう開催日等の実施方法を再検討した方が良い。

教育総務課主幹
 部活動のあり方については、教員目線で多忙化解消に向けた検討を進めている。一方で、子どものやりたいことを保障してほしいとの意見もあるため、そういった観点も重視していきたい。

健康推進課長
 若者の生活習慣病予防事業については、たくさんの検診や予防接種等の事業がある中で、年7回開催しているが、昨年度は開催日が同じような時期に固まってしまった。今後は、開催日を分散させたり、休日の開催も視野に入れ、受診者が参加しやすいよう検討する。

委員
 基本目標の目標値の達成状況の把握は、いつどのように行うのか。また、施策・事業のKPIの目標値を既に達成しているものについては、どうするのか。

事務局
 基本目標の目標値の達成状況の把握については、本戦略の最終年度になる来年度にアンケート調査を実施し、把握していく。また、施策・事業のKPIの目標値を既に達成しているものについては、目標値の修正等の御意見があればご指摘いただき、意見を踏まえ修正するかどうか事務局で検討する。

会長
 子どもチャレンジ事業について、事業内容を説明してほしい。次期総合戦略にも入れるとなると、課題にあるように事業の実施体制について検討していく必要がある。

教育総務課主幹
 瀬戸市の「キミチャレ」という事業に着想を得ている。夏休みの期間中に、子どもたちが、自ら挑戦したいことの目標を立て、その実現に向け親や教員に頼るのではなく、子ども達が自分の力で実現することを目指すもので、その過程で子どもたちの主体性を育てる取組である。事業自体は良いものであるが、実施に向けての体制づくりが課題であり、関連する他課や市民の協力を得て実施していきたいと考えている。

委員
 子どもチャレンジ事業について、社会教育に力を入れていくのが良いと考える。長久手市には、モリコロパークがあるので、そこを活用し社会教育をしやすい環境を整えていってはどうか。
 また、インターンシップバンク制度事業や住民起業支援塾に関連する話だが、長久手市のまちづくりはボランティアで参加する印象が強く、新しく起業しようといった人が生まれにくいのではないか。市全体として、雇用や起業についてどうしていくか考えた方が良い。

委員
 子どもの主体性を伸ばすには、ただ勉強しているだけでは難しい。子どもチャレンジ事業や長久手版「プレーパーク」事業など、子どもの主体性を育てるのに寄与するような良い取組があるので、それぞれが単独で事業を行うのではなく、連携して行うことを考えてはどうか。
 また、長久手版「プレーパーク」事業について、もし平成こども塾で実施するとなると、子ども達だけでは行きづらい場所になるため、保護者は心配になると思う。子ども達が保護者の力を借りず安心して行ける場所に整備されると良い。

委員
 リニモテラス整備事業について、ここが子どもたち同士のコミュニティが生まれる場になると良い。
 また、事業の発信について、情報を必要としている人に届くように工夫してほしい。

委員
 民間企業で働いているが、人手が足りていないと感じている。インターンシップバンク制度事業は、大学生だけでなく、高校生や現在働いていない人にも対象を広げてはどうか。
 長久手版「プレーパーク」事業について、長久手市には大学が多いため、教員を目指している学生も多いと考える。そうした学生に協力してもらえると良い。

委員
 田園バレー交流施設(あぐりん村)再整備事業について、生産者が作った野菜をより多く売り場に並べられると、生産者のモチベーションも上がると考えられるため、売り場面積の拡大は良いと考える。また、再整備については、周辺の道路環境についても考えていけると良い。
 長久手版「プレーパーク」事業について、やはり平成こども塾は遠いため、子ども達が行きやすいような移動手段を考えていただきたい。

委員
 田園バレー交流施設(あぐりん村)再整備事業について、来場者を増やすには、子どもが喜びそうなイベントを実施すると良い。子どもが興味を持つと必然的に保護者も来ることになるので、来場者の増加が見込める。

開催結果資料

当日の資料

この記事に関するお問い合わせ先

市長公室 企画政策課 企画調整係
〒480-1196 愛知県長久手市岩作城の内60番地1

電話番号:0561-56-0600
ファックス:0561-63-2100

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