令和4年度長久手給食センター運営委員会

更新日:2024年01月10日

会議詳細

開催日時

令和4年3月16日(水曜日)午後2時~3時10分

開催場所

長久手給食センター2階会議室

   
   

出席者(敬称略)

委員長 浦川 正

委員 森田 浩碁

委員 児玉 剛

委員 高橋 浩子

委員 黒谷 真紀代

委員 宮澤 朗子

委員 宮地 喜久子

事務局

給食センター所長 加藤 哲

所長補佐兼給食係長 池田 泰久

栄養教諭 光森 由紀

栄養教諭 深尾 直美

栄養教諭 古田 淑子

保育園栄養士 畑 美奈

欠席者(敬称略)

なし

審議の概要

(1) 栄養摂取状況について

(2) 給食費公費負担状況について

(3) 長久手市教育振興基本計画について

(4) 主な年間行事について

(5) その他

 

公開・非公開の別

公開

傍聴者人数

なし

問合先

教育部給食センター 0561-62-3910

会議録

 委員長の互選について森田委員から浦川委員を推薦する旨申告が有り、全委員に承認された。

議題(1)栄養摂取状況について(資料2)

事務局から資料に基づき令和3年度及び令和4年度1月末までの小中学校並びに保育園の栄養摂取状況について説明。

事務局

長久手市の学校給食の栄養量は、学校給食法に基づいて文部科学省から示される学校給食摂取基準をもとにしています。学校給食摂取基準は、児童生徒の健康の増進と食育の推進を図るために望ましい栄養量として、厚生労働省が策定した「日本人の食事摂取基準」を参考とするとともに、全国の児童生徒の食事状況の現状と課題を調査した結果を踏まえて算出されます。

学校給食は、基本的に1 日の食事摂取基準の 1/3 を摂取することとしていますが、家庭の食事で不足しがちなカルシウムや鉄、ビタミン A、ビタミン B1、ビタミン B2、食物繊維は給食で摂取する割合を高くしています。

ここに掲載している数値は、給食の食べ残しの量を引いて計算した栄養量となっています。コロナ渦において配膳方法の変更や学級閉鎖・欠席者数の増加により残食量の増加につながり、栄養量にも影響していると考えられます。

ある日では、残食量から欠席者分の提供予定量を差し引くと残食量がマイナスになっている現象のある学校もありました。出席している児童生徒は、一人分の給食以上に食べていたということになります。しかし、メニューによっては、おかずは欠食者分たべていますが、主食は残るということもあり、欠席者分が残食量になり、栄養量の充足率低下に繋がっていることの要因の一つと考えられます。

今年度は食材高騰の中、国の補助により不足しがちな栄養を補填する食品、例えばヨーグルトなどを給食に提供することができましたが、それでも栄養量の充足率はまだまだ課題となっています。不足しがちな食品をうまく献立に取り入れ、予算を考慮しながら考えていきたいと思っています。

今後も、時代に合わせたコロナ対応をしつつ、給食センター・学校ともに、児童生徒の健康増進・食育の推進をすすめ、楽しい給食時間となるように努めていきたいと思っています。

事務局

保育園は令和3年度の摂取状況は4ページ、令和4年度は5ページをご覧下さい。

栄養摂取基準についてですが、5年に1度日本人の食事摂取基準が改定されます。

それに伴い保育園での給食での基準値も見直しました。

保育園の給食栄養摂取は給食と午後のおやつを含んだものです。1日の食事のうちの1/3が給食と考えおやつ分も考慮し、家庭で不足しがちなカルシウムや鉄、ビタミンA,ビタミンB1ビタミンB2は給食での基準値を高くして献立作成をしています。

また献立作成については年間を通じ、季節の食材や行事食なども考え,和食中心に栄養価も考え作成しています。

給食センター、各保育園と連携し園児の成長を見守り、安心安全でおいしい給食作りに努めたいと思います、また園へ訪問し食育も進めていきたいと思っていますので、ご家庭でも様々な食材を積極的に食べて頂けたら幸いです。

基準量、充足率は表のとおりです。

委員長

事務局から説明がありました。ご質問、ご意見はありませんか。

委員長

特にご意見、ご質問は無いようですので次の説明をお願いします。

議題(2)給食費公費負担状況について(資料3)

事務局から資料に基づき令和3年度及び令和4年度1月末までの給食費公費負担状況について説明。

事務局

資料の6頁及び7頁を御覧ください。長久手給食センターでは、保護者の皆様からいただく給食費を1食あたり小学校220円、中学校260円と設定し、これに1食あたり21円程度(うち1円は地産地消推進)を市が負担するという予定で物資を購入しています。

1食あたりの公費負担額が21円より多いと、市の負担が予定を超えたということになります。

資料の3年度においても、4年度の現状においても公費負担が増加しております。それだけ物資の値段が上昇しているということでございます。

材料や献立を工夫していますが、規定の給食費内に収めようとすると、子どもたちが十分な栄養を摂取するには不足してしまうような状況となってきております。

令和4年度はコロナウィルス感染症対策交付金を約1,550万円いただき、2学期3学期の賄材料費に1食当たり20円充てることができたので、例年どおりの栄養のある給食を提供できています。ずっと交付金をいただけるというわけでもありませんので、近い将来に給食費の値上げを検討する必要があると考えております。

委員長

事務局から説明がありました。ご質問、ご意見はありませんか。

委員

給食費の値上げについていつを予定していますか。

事務局

令和5年度には給食費を値上げする予定はありません。まだ予定はありませんが、早ければ令和6年度からになるかと思います。

委員

全国的には給食費を無償化する動きもあるようですが、できませんか。

事務局

新たに約4億円の財源が必要になるということもあり、国から交付金などの支援があるなどの外部的な要因や、市の方針として打ち出すようなことがないと無償化の実施は難しいと考えます。国や他市町の状況を注視して勉強していこうと思います。

委員長

このほかにご意見、ご質問は無いようですので次の説明をお願いします。

議題⑶ 長久手市教育振興基本計画について(資料4)

事務局から資料に基づき説明。

事務局

たなばた、クリスマス、ひなまつりでセレクト給食を実施しました。10月にはワーテルロー市姉妹都市提携30周年を記念してワーテルゾーイ(鶏肉のクリーム煮)を、11月にはジブリパーク開園を記念して長久手産の米を使ったババロア(フタのデザインが「ジブリパークのある愛知」)を提供しました。食を通じて食文化の継承をしていきます。見学試食会は、年3回実施いたしました。県内産野菜の使用について、4月、6月、11月、12月では目標の割合を達成できました。保育園の巡回については、1クラス年3回を目標に行いました。異物混入については、4月に食器カゴのコーティングが剥がれおかずに入っていました。10月には、調理場の出入口にある追突防止用のポールの塗膜片と野菜の納品箱の結束バンドの欠片が混入しました。5月、12月に、野菜由来の昆虫が発見されました。

委員長

事務局から説明がありました。ご質問、ご意見はありませんか。

委員

アレルギー対応食は、保育園でも実施しているか。

事務局

学校と作業は少し異なりますが、実施しています。

委員

コロナ禍で急な学級閉鎖もあったと思いますが、どう対応していますか。

事務局

学校から早めに連絡があれば、業者に連絡してキャンセルできるものはお願いしていました。後日に振替できる食材は振り替えることもしていました。できるだけ食材が無駄にならないように努めています。

委員

子どもに同じ物を作ってくれと言われるが、レシピは公開していないか。

事務局

人気のメニューはHPで公開しています。

委員

異物についてですが、昆虫は良いとして、塗膜片や結束バンドの欠片についての再発防止対策はどのようなことをしたのでしょうか。

事務局

塗膜片についてですが、ポールを塗装し直して、カバーで保護しました。結束バンドは切った後破片がないか確認し、無理に引き抜かず、梱包の中身を取り除いてから、負荷をかけずに取り除けるようになってから捨てるようにしました。

委員長

その他、ご意見、ご質問は無いようですので次の説明をお願いします。

議題⑷ 主な行事について(資料5)

事務局から資料に基づき事務局から令和3年度の行事等について報告及び令和4年度の予定について説明。

事務局

9頁を御覧ください。令和4年度及び令和5年度は、愛豊学校給食連絡協議会の会長市が長久手市となっておりまして、衛生講習会や施設見学会を開催する予定でありましたが、令和4年度はコロナ禍の影響で8月の給食センター主催の衛生講習会が文化の家での講演でなく動画配信となり、給食センター主催の

施設見学会は見送りとなりました。

令和5年度は、令和4年度では開催を自粛した行事についても開催できることが増えていくものと考えています。

そのほかでは、運営委員会について毎年度3月に開催していましたが、令和5年度からは5月に開催する予定でいます。皆様よろしくお願いします。

委員長

事務局からの報告は、以上となります。全体を通して何か質問はありませんか。ないようですので、これを持ちまして、会議を終了させていただきます。

それでは、進行を事務局にお返しします。

事務局

ありがとうございました。

引き続き、愛知県瀬戸保健所環境・食品安全課長補佐の宮澤様より、衛生講話をしていただきます。

衛生講話

瀬戸保健所(講話)

追加配布した「愛知県の食中毒発生状況2022年」に基づき説明。

閉会挨拶をもって終了。

関連資料

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 給食センター
〒480-1103 愛知県長久手市中権代11番地3

電話番号:0561-62-3910
ファックス:0561-62-5029

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