平成27年5月定例教育委員会

更新日:2020年11月30日

会議詳細
開催日時 平成27年5月7日(木曜日)午前9時から午後0時30分
開催場所 北庁舎2階第5会議室
出席者氏名(敬称略) 委員長 近藤勝志
 委員 横田真規子
 委員 加藤正雄
 委員 羽根しげ子
 教育長 堀田まゆみ
 事務局
 教育部長 川本 忠
 教育部次長 加藤 明
 教育総務課長 角谷俊卓
 指導室長 夏目知好
 指導主事 大井雅夫
 生涯学習課長 横地賢一
 文化の家事務局長 籾山勝人
 中央図書館長 中條宏之
 給食センター所長 冨田俊晴
 教育総務課長補佐 水野真樹
 教育総務課長補佐 山田美代子
欠席者氏名(敬称略) なし
審議の概要
  1. 決定承認事項
  2. 報告事項
    • (1)後援・推薦名義の専決処分の一括報告
    • (2)教育委員会及び関係各課からの報告
  3. その他
公開・非公開の別 一部非公開
傍聴者人数 3人
問合先 教育部 教育総務課 0561-56-0625

会議録

委員長 5月の定例教育委員会を始めます。本日の議事録署名者は、羽根委員にお願いします。それでは、4の決定承認事項として、資料1について教育総務課から説明をお願いします。

事務局 資料1 長久手市いじめ防止基本方針の策定についてです。これまで教育委員会で内容のご審議をいただき、前回の教育委員会で、3月に実施したパブリックコメントの結果についてご報告させていただいています。この基本方針については、この教育委員会でご承認いただき策定としたいと考えています。そして、今後はこの方針に基づいて、実際の対策を推進していくという形になります。その一つとして、いじめの防止に関係する機関などの連携を図る組織をつくるため、長久手市いじめ問題対策連絡協議会の設置条例について検討していきます。この基本方針については、規定されたいじめの防止等の取り組みが実効的に機能しているか、必要に応じて検証をし、見直しを行っていきます。説明は以上です。

 委員長 資料1について、何かご質問、ご意見等ありませんか。

 委員 前回の資料と変更点はありますか。

 事務局 変更はありません。

 委員 この方針を策定した後が重要だと思います。この方針には、具体的にいつ、何を、どのように行うかということは決められていません。また、この方針の中には、様々な組織について記載されています。それらの組織は、全般的な事に対応するのか、それとも、いじめの未然防止対策やいじめの実態調査などを行うのかなど、組織が担う役割について決めることが重要だと思います。これを迅速に実施していただきたいと思います。川崎市で大きな事件が起こりましたが、どこでも起こりうる事件であると思って、対策を検討しなければならないと思います。また、実際に動くためには、計画的に実施していかなければなりません。方針策定後の実際の動きについても、今後教育委員会で決めていくことが必要だと思います。そして、教育委員会で責任をもって、検証していくことが必要です。

事務局 ご意見いただきましたように、あくまでも今回は基本方針の策定であり、実際の対応については、今後、教育委員会の中で検討しながら進めていくべきだと考えています。

委員 出来ることは、今すぐ実行することが必要です。

事務局 分かりました。この方針については、PTAの方にも周知し、今後の対応策をしっかりと検討していかなければならないと考えています。

委員 説明の中での、次の段階とは具体的にどのようなことですか。

事務局 今後、いじめの防止のために関係する組織作りを始めます。その中で具体的な対応策を考えていかなくてはいけないと考えています。

委員 迅速に組織を作り、動いていただきたいと思います。

委員 実際にどう動くかが大事だと思います。

委員 この基本方針は、一般の方に配るのでしょうか。

事務局 配布は考えていませんが、ホームページで公開をします。

委員 基本方針についての概要が把握しやすいもので、相談がある場合は、どこへ行ったらいいかということなどが、一目瞭然なものを配布するのはどうでしょうか。

事務局 フローチャートのようなものを検討していきたいと思います。

委員長 資料1については承認とします。それでは、資料2について、生涯学習課から説明をお願いします。

事務局 長久手市校区体育委員の委嘱についてです。この委員は教育委員会の委嘱となります。平成27年4月1日付けで3年の任期として委員の委嘱を行いたいと思います。この委員の方々は、地域住民の体力作りに資するスポーツ活動の企画、立案及び運営に関すること等をされる委員で、各小学校区の校区運動会の企画、運営、小学校の体育館を開放して、色々なスポーツに取り組んでいただく方々です。長期にわたり委員をされている方もみえますが、今回は合計45人の方に委嘱を致します。この中で27年4月から10名、5月1日から1名が加わり、計45人の委員に委嘱を行いたいと思いますので、よろしくお願いします。説明は以上です。

委員長 資料2につきまして、ご意見、ご質問はありませんか。

委員 長久手小学校は5人ですが、規模が小さいためですか。もしくは、委員になっていただける方がいなかったのですか。

事務局 どの校区も8名で、6校で48名ですが、長小校区は新たな委員はなく、5名のままということです。

委員 募集はしたが、応募がなかったのでしょうか。それとも、5名で十分だということでしょうか。

事務局 もともとは6名でしたが、1人退任されたためです。

委員 どういう時期に活動されるのですか。

事務局 近々では、5月10日にスポーツの杜で「スポーツの祭典」があります。そこでは、市体育協会、スポーツ推進委員と共に運営して頂きます。また、秋頃には校区の運動会がありますが、校区体育委員が主体となって、校区運動会を運営していくということです。また、学校の体育館を利用したスポーツについては、月に1回ないし2回、土曜日の午後7時から体育館を開放して、ニュースポーツの普及活動をしています。

委員 北小校区の委員は、今年度もしくは平成24年からと新しい委員の方が多いようですが、一方、長久手小学校の委員は、皆10年以上の方ですね。

事務局 委員はもともと順番に受け継いでいくものですが、北小学校では事情があって一斉に辞められた時期があったそうです。

委員 各校区の定員は8人ですか。

事務局 校区によって定員があるわけではなく、規則では定員が48人以内となっています。

委員 体育委員については、長く委員をやられている人と新しい人とどちらが良いというものではないと思います。ただ、スポーツに携わり、運動会やニュースポーツの普及などを一緒にしていただいていますが、輪番制のようになっている校区もあると思います。委員を依頼する際には、委員の任務等をしっかりと説明し、行政の一環としてお願いするべきだと思います。中には、委員などを引き受けて、様々な場所で、もっと活躍したいという人もみえると思います。新しい人の意見を取り入れて、これまでの事業も引き続き行いながら、ステップアップしていくといいと思います。

事務局 1点訂正をお願いします。説明の中で、定員48名で今回45名に委嘱したとお話しましたが44名でした。訂正をお願い致します。

委員 色々なイベントがあると思いますが、そういった場合の出席の義務はあるのでしょうか。

事務局 強制ではありませんが、できる限り参加していただいています。

委員 今までに任期内で辞められた方もいらっしゃいますか。

事務局 います。

委員 委員を引き受ける際に、説明があまりなかったということもあるのでしょうか。

事務局 それもあるかもしれません。また、体調を崩されたり、日程的に合わず、出席できない状況を気にして辞められる場合もあります。

委員 委員には報酬が2万円出ます。委員を引き受けた以上、義務は伴います。強制ではありませんが、都合が悪い場合はやむを得ませんが、できるだけ参加していただきたいと思います。

委員長 資料2について他にご意見等ありませんか。それでは、資料3の説明をお願いします。

事務局 資料3 後援・推薦名義の専決処分の一括報告です。今月については、後援・推薦名義申請は11件提出されています。11件全てについて昨年度の実績がある事業であり、審査基準に適合していますので、教育長専決により後援の決定をしています。説明は以上です。

委員長 資料3について、何かご意見等ありませんか。ないようですので、次に資料4 中央図書館から説明をお願いします。

事務局 資料4 中央図書館の4月の事業です。乳幼児向けおはなし会、ブックスタートおはなし会と合わせて6回行いました。特に、25日には、子ども読書の日として、「いちにちおはなし会」を午前午後あわせて計5回行いました。合計で159名の参加がありました。また、前回の委員会で、おはなし会に参加されるのは常連の方が多いのかというご質問と、英語のおはなし会はどのような話をするのかというご質問がありましたので、報告します。印象としては、常連の方が半数くらいという雰囲気でした。英語のおはなし会については、英語の絵本により、全て英語でボランティアの方が話をされます。そして、質問も英語で話されて、答えもお子さんが英語で答える、全て英語で行うおはなし会でした。次に、閲覧室内の企画展示ということで、4つ展示を行いました。「新しい趣味始めませんか」と、「百年文庫」「追悼今江祥智さんの本」「よみきかせグループ、図書館、学校連携司書のおすすめ本」のテーマで、4件企画展示を行いました。その他として、前回、喫茶室にNPO法人楽歩さんが決定したと報告しました。開店日が正式に決まり、図書館のホームページや、館内でも掲示してありますが、5月22日金曜日オープンということで今準備を進めています。以上です。

委員長 資料4について、何かご意見、ご質問ありませんか。

委員 4月25日「いちにちおはなし会」の3歳から5歳児向けと小学生向けのおはなしに参加しました。思ったよりも参加人数が少なくて、少し拍子抜けしてしまいました。土曜日で、他にイベントもあり、今回は少なかったのでしょうか。

事務局 おはなし会は、平日の木曜日に行うことが多いですが、木曜日の方が参加者が多いようです。

委員 百年文庫というのはどういうものですか。

事務局 百年文庫はシリーズの名前です。

委員 図書館のギャラリースペースは、利用の申込みは多いのでしょうか。

事務局 空いていることもあります。

委員 1日借りると金額はいくらくらいでしょうか。

事務局 1日だと約3千円だと思います。

委員 例えば、中学生の絵の展示会を行うということはできますか。展示するチャンスを中学生の時から与えていくと、才能は伸びるのではないでしょうか。隣の喫茶店には展示スペースがありますが、一年待ちとのことです。とても良い場所があって、空いているのはもったいないですので、考えていただきたいと思います。

事務局 ギャラリースペースでは、中学生の作品展示などは行っています。

委員 おはなし会を行っている部屋は、防音設備があり、音が漏れないようになっていますね。

事務局 そうです。AVルームで行っていますので、音は漏れません。

委員 AVルームについて、楽器演奏の練習などに活用できるといいと思います。しかし、図書館には静けさを求めて行かれる方が多いので、そぐわないかもしれません。

委員 音は漏れないのですか

事務局 話し声程度は漏れないですが、楽器の音は漏れると思います。

委員 他に何か活用できるといいと思います。

委員長 他にご意見等ありませんか。では、次に資料5 給食センターの説明をお願いします。

事務局 資料5 学校給食と保育園の献立表です。4月に新入生のアレルギー面談が全て終了し、5月からアレルギー用の除去食が開始できることになりました。また、5月から継続の方の面談について、すでに日程の方は押さえてあります。若干連絡のきていない学校もありますが、遅くても6月の半ば頃までには終了したいと思っています。4月の状況報告ですが、4月に関しては、虫の混入がとても多かったです。ほとんどの場合は1ミリメートル以下の小さなものですが、1件少し大きなものが入ってしまい、学校へ謝罪に行きました。この長雨により、恐らくほうれん草などの根もとあたりに入り込んでしまったものと考えられます。虫の種類はカタツムリです。学校から現物を送ってもらい、調理員全員に見せて、状況を説明のうえ、再度徹底をするように指示を行いました。通常、野菜類は水槽を3つに分けて、1つずつ3回洗いを行い、それを裁断にかける、という手順になりますが、虫が多いときは、それをもう一回繰り返して計6回洗います。そして、明らかに虫が表面上たくさん付いているという場合には、一枚ずつめくり、全部見た上で洗いを行っています。

委員 今の報告を聞くと、防ぎようがないという感じですね。

委員 虫の大きさはどのくらいあったのでしょうか。

事務局 カタツムリの幅が12ミリメートルくらいでした。

委員 結構大きいですね。

事務局 野菜を洗った後、機械の回転刃で裁断していきますが、その刃に切られること無く、傷一つ無い状態でした。

委員 カタツムリは、葉っぱについたらなかなか離れないものです。洗うことを、3回から4回、5回に増やしても恐らくとれないと思います。よって、違う対策を何か考えないといけないと思います。毎回、一枚ずつ葉を見るという事は、手間と時間がかかり難しいということであれば、他の方法を考えないといけません。

事務局 現在の方法としては、まず、洗う前に品物の状況を目で確認します。その段階で、虫が多かったり卵がついていたりする場合には、洗いが難しいと判断し、全員で葉をめくって見て、それが終わったものを洗いにかけています。改善策としては、基本に立ち返るということで、できるだけ少量を水槽に入れて洗っていくしかありません。同じ3回洗いでも、洗う量を少量ずつにして、それを流すということが基本となります。

委員 基本と言うことは、それが決まっているということですか。

事務局 決まっています。

委員 少量で洗うと虫は取れますか。

事務局 なかなか取れないと思います。取れても葉と葉の間に入り込む可能性があります。

委員 これは、難しい問題ですね。目視だと見えない場合もありますね。

委員 1つの案として、虫が多いときはほうれん草など葉物のメニューを減らすことはできるのではないでしょうか。

事務局 実際のところ、虫の多い時期は、該当する野菜などの食材の使用量自体を減らしています。しかし、それらの食材を全く使用しないということは難しいです。また、少量にしたとしても、小中学校の1月の野菜使用量は100キログラム単位になります。多い時だと200から300キログラムの使用量となります。

委員 虫を取り除くことに時間をかけ過ぎてしまうと、給食センターの本来の業務が停滞しないとも限りません。そうであれば、緊急避難的な行動も対策としていいのではないかと思います。

事務局 通常、野菜は洗って裁断した後、湯に通していますから、どこかで発見出来るはずです。しかし、今回は混入してしまったことから、今後はどう対応していくかが問題です。現状としては、洗う量を少量ずつにして、回数を増やす方法で行っていくしかありません。細心の注意を払って、徹底して行っていきたいと考えています。また、一番気になるのは、虫が混入してしまった後の、それを見た児童生徒に対するフォローについてです。その野菜を食べられなくなっては困ります。いくら湯通しして害にはならなくても、それを見た児童生徒はショックだったと思います。

委員 洗った後に水切りはしないのでしょうか。また、砂などは洗って振って取れたということがあるのですが。振り洗いはしているんですか。

事務局 水切りはしません。基本的にご家庭とは異なり、流水でオーバーフローさせています。重たいものは下に沈むように槽が深くなっています。水槽自体の深さが結構ありますので、そこでオーバーフローさせながら、多量の水を使用して洗います。

委員 虫が入っていた際に、これを食べても害はないと言うことは伝えた方がいいと思います。ただ、心情的に気持ちが良いものではないということだと思います。

委員 洗う量を小分けにするということですが、その量は決まっていますか。

事務局 何グラムという単位で決まっているものではありません。

委員 作業手順について、どのように指導しているのですか。

事務局 実地で指導します。

委員 少量ずつというのは、皆が同じ量であるとの認識で出来ているのですか。

事務局 出来ていなかったと考えられます。

委員 管理栄養士を含めて、管理職がしっかりと指導をしてただきたいと思います。

事務局 管理栄養士は実地指導を行います。新しく勤務される方などには、特に注意して、ベテランから指導を行っています。

委員 新しい方が入られるとどのくらいの研修をするのでしょうか。

事務局 研修自体は一日です。初めて入る方については、基本の洗いの作業を行い、その後はベテランについて指導を行います。

委員 しっかりと指導を行っていただきたいと思います。基本をしっかりと徹底することが重要です。また、報告をしっかりとしていただきたいと思います。そこで、今回のことについても、害はないけれど、今後どうしていくかという説明をすることが必要だと思います。これが危機管理です。

事務局 基本的に人体に害があるもの、また害を及ぼす可能性のあるもの、また、害がなかったとしても、衛生害虫のように施設に問題があるものの場合は報告する必要があるため、報告をしています。現状としては、食物由来のもの又は食物に通常付いてくるもの、昆虫というようなものは報告をしていません。

委員 害があるなしに関わらず、こういった事が起こったという事実は、即座に報告していただきたいと思います。

事務局 分かりました。

委員 基本的にイレギュラーなことが起きた場合、関係者に報告し、対応策などの連絡をしておくことが必要です。常に、危機感を持ち、命を預かる仕事であるということを認識していただきたいと思います。

委員 アレルギー対応について、長久手市の給食の制度としては、アレルギーを持つ全ての児童生徒に給食センターで対応するのでしょうか。弁当を持参する等の対応はないのでしょうか。

事務局 市の給食におけるアレルギー対応というのは、乳、卵の除去食のみ対応しています。他のアレルギー物質はついては、対応していません。対応出来ない場合は、弁当を持参してもらっています。

委員 アレルギー対応の間違いがないように、学校現場においては、対応訓練というものをしっかりと行っているのでしょうか。

事務局 それを確認するために面談を行っています。学校の教頭先生、養護教諭及び担任と保護者と給食センターによる面談を行い、対応についても確認をしています。

委員 実際に現場へ行き、口頭による指示のみではなく、実際に動けるように訓練をしていただきたいです。また、アレルギー対応について、マニュアルは作成されましたか。

事務局 学校によって、作成してあったりなかったりです。早急に作成するように指示を出しています。

委員 マニュアルを作成し、実際にそれを持って、検証をしなくてはいけないと思います。

委員 話は戻りますが、先ほどのカタツムリの話について、最初に子どもがカタツムリを見つけて、担任の先生に報告し、その後、給食センターに報告したということですね。

事務局 そうです。

委員 今回のようなことは、即座に報告すべきことではないということでしょうか。この会議の場で初めて伺いましたが、今後もそういった流れでいいのでしょうか。

事務局 報告する判断基準は、異物の中でも人体に影響あるものとしています。今回の虫については、基本的に愛知県のマニュアルでは報告すべき事項には挙がっていません。ただ、そのマニュアルの中には、現物やサイズによって判断することとされています。今回、実際に混入したのは、4月の最終の週末でしたが、教育委員会事務局に報告があったのは週明けでした。そのため、それでは良くないと、まず報告をすべきであったという話はしました。今後、こういった虫等が混入することがあれば、教育委員会に報告をするようにと指示をしました。その中の判断で、定例教育委員会で報告するのか、あまりにも重大事態であれば、すぐにメール等により教育委員に報告するなど、やり方を検討していくことは必要であると考えています。

委員 教えていただけるということですね。

事務局 そうです。

委員長 その他意見等がないようであれば、次に資料6生涯学習課から説明をお願いします。

事務局 資料6 生涯学習課の4月の事業報告です。生涯学習係から、5日(日曜日)に桜まつり実行委員会主催により、古戦場桜まつりを実施しました。あいにく当日は雨天でしたので、ステージ発表及び茶席は中止しましたが、各団体によるブース出店、火縄銃の発砲などは実施しました。来場者数はおよそ5000人でした。28日(火曜日)に社会教育委員会を午前10時から行いました。平成26年度の事業報告と平成27年度の事業方針についての説明を行いました。次にスポーツ係から、23日(木曜日)にスポーツ推進委員と校区体育委員の合同会議を午後6時半から実施しました。新たな委員もみえましたので、スポーツ推進委員と校区体育委員のそれぞれの事業の説明と、5月10日開催予定のスポーツの祭典について、当日の役割分担等を決めていただきました。また、こども塾につきましては、こちら(資料6)に記載のあるプログラムを実施しております。5月以降の事業等については、まず、26日(火曜日)に平成27年古戦場桜まつり実行委員会を午後2時から開催いたします。今回の桜まつりの事業についての反省点等の洗い出しをふまえ実施します。15日(金曜日)に午前10時半からこど塾の運営委員会を行います。10日(日曜日)には、スポーツの杜にて、スポーツの祭典を行います。4月にチラシも配布させていただいておりますので、皆様もぜひ足をお運びいただけたらと思います。次に、17日(日曜日)に歩けあるけ運動を北小学校グランドにて行います。次に、春の自然歩道を歩こうということで、24日(日曜日)の午前8時に市役所を出発し、浜松市の佐鳴湖周辺を歩きます。次に、長久手市文化財保護審議会の委員についてです。任期の途中ではありますが、名簿の4番目の野村委員について、4月7日付けで一身上の都合により、辞任届けの提出がありましたことをご報告します。なお、古銃研究同好会の方であり、古銃と甲冑にお詳しい方ということでした。今後はそういった面で、見識のある方を委員として選任したいと思います。以上です。

委員長 資料6について、何かご意見等ありませんか。

委員 4月の歩けあるけ運動は参加者は何人でしたか。

事務局 4月5日が雨で延期になり、実際は19日に実施しましたが、参加者数は確認していません。

委員 歩けあるけ運動は午前7時からでしたか。

事務局 昨年、夏の期間は午前6時半から実施しましたが、若い参加者の方にとっては、時間が早すぎるということで、今年度は、一年を通して、午前7時から開始することとしました。

委員 スポーツ推進委員会について、毎月定例会を行い、様々な提案を出しながら活動をしていると思いますが、この10年間、同じ事業しか実施していないと思います。事業は同じで、参加人数は減ってしまっていると思います。スポーツ推進委員の任務等について、もう一度、委員会において説明していただきたいと思います。市全体で元気が出るような事業を実施できるよう、根本的な見直しをしていく必要があります。

事務局 まず、これまでの経緯等、過去のことをしっかり見たうえで、検討していきたいと思います。

委員 まず、現場に行くことが重要です。スポーツイベントがあったら、その会場を全部回ってみてください。施設がどうなっているのか、スタッフや来場者の動きや、準備、後かたづけ等はどうなっているのか、確認をすることが必要です。

委員 平成こども塾について、こどもファーム結成式に64人の親子が来られたということですね。ここでは、たけのこを掘ったり、こいのぼりを作ったり、風車を作ったりするようですが、野菜は作らないのでしょうか。

事務局 まず、4日にこどもファームの結成式というのがありました。これは、畑の耕作などを主な活動内容とするメンバーについて、年間を通じて募集をし、早速、18日に最初のプログラムを実施しました。資料(1)から(9)全体がこどもファームのプログラムではなく、こどもファームは年間を通じて、畑で野菜をつくって食べるということを行うメンバーであり、こどもファーム以外については、単発の募集をかけてご参加いただく別のプログラムです。

委員 給食センターの報告にもありましたが、畑で野菜を作ることで、野菜に虫は付くものだと言うことを、子どもたちに見せると良いのではないでしょうか。また、学校でも小さい畑で野菜を作るといいのではないでしょうか。

事務局 3年生の授業では、青虫の勉強でキャベツ等の菜っぱを持っていって育てる学習をします。

委員 学校で野菜を作るということが、重要なんだと思います。

委員 虫が付くということは、消毒をしていないものであり、安全なものであるということを、子どもに説明していただきたいです。こども塾では、イベントがある時以外に訪問すると、そういう説明を聞くことはできるのでしょうか。普段は何をされているのでしょうか。 

事務局 イベントの合間には、市内の小学校の3学年が訪問し、様々なプログラムを行います。例えば、総合的な学習などで、コマを作ったり、自然体験を行ったりします。また、5年生は野外学習に行くので、炊飯の練習をしています。  

委員 それ以外の空いている日に、一般の人が行くことはできますか。  

事務局 何かイベントをやっているわけではありませんが、行って見学をすることは出来ます。

委員 先月、社会教育委員会を少しみせていただきましたが、杁ケ池体育館を建て直した方がいいと発言した方がいました。そんなに老朽化しているのでしょうか。雨漏りについては知っていますが、その他も状態が良くないのでしょうか。

事務局 杁ヶ池体育館は建設後25年以上経過しています。雨漏りをはじめ、いろいろな不具合が生じている施設です。市の第5次総合計画にスポーツターミナル構想があり、昨年、スポーツ施設そのものの調査をしています。今年度、そのスポーツターミナル構想の基本構想の策定について予定しており、今の場所で建てかえるか、別の場所で新設するのかということも含めて、今年度基本構想をつくり、次年度に基本計画、そして実施に向けての準備を進めて行きます。 

委員長 その他ご意見等がなければ、次に資料7 文化の家から説明をお願いします。

事務局 資料7文化の家の4月の事業です。まず、11日ガレリアコンサートとして、19日の長久手フォレスト合奏団の本公演に合わせたプレイベントとして行いました。企画展として、15日から、棟方志功、藤田嗣治、セザンヌなどの著名な作家の自画像だけを集めた企画展を行い、合計758名の来場者となりました。16日の映像観賞会は、「喜劇の黄金時代」「未完成交響楽」の2点の映画を上映しました。18日ボイス・パフォーマンス講座として、ヒカシューボーカリストの巻上さんによる、声の出し方などの講座を行いました。19日長久手フォレスト合奏団第11回目の演奏会を行いました。今後の日程としては、5月9日「ACOキッズ&ベビーファミリーコンサート!」については、すでにチケットは完売となっております。また、26年度の文化の家自主事業参加者数と及び来館者数に関してまとめてあります。自主事業に関しては、事業の総数は127本で、前年度と大差ありません。参加者数の総数としましては、2000名ほどの増加となっています。また、来館者総数に関しても、約1万人の増加になっています。アートスクールの長期講座に関して、16講座行い、充足率は93%となっています。アートスクールに関しては、今年度も同程度の回数の講座を予定をしています。以上です。

委員長 資料7について、何かご意見等ありませんか。

委員 昨年度に実施した事業の収支率について、全体をまとめるとどうなりますか。

事務局 全体の収支率については、現在、年報をまとめている最中ですので、もう少しで出すことができます。

委員 数字の把握だけはしっかりとしていただきたいですが、大まかな数字で結構です。

事務局 全体の収支率としては、入場率に関しては約70パーセントです。入場料を取ったものに関して、委託料に対しての収支率は約6割です。なお、補助金を含みます。

委員 収支率などの数字については、3月末で事業が終了したら、即座に出さないといけないです。後日、年報等により報告書を作成するのは、時間がかかるかもしれませんが、数字の把握は早くお願いしたいと思います。1つ1つの事業を見る事と、全体の事業を見る事は異なるためです。また、年報を見ましたが、担当者による課題について記載されていますが、文化の家として、客観的に書くものだと思います。課題について、どういう改善をしたのか、どこが良くなったのか、どこを解決したかということが分かりません。文化の家は良い施設であり、残していきたいと思います。市民が喜ぶような活動拠点であり、発信基地であってもらいたいと思います。

委員長 その他何かありませんか。では次に、資料8について、教育総務課から説明をお願いします。

事務局 資料8総合教育会議設置要綱についてです。これは、目的、組織及び召集等について明記し、この事務局を市長公室政策秘書課におくというものです。今度の総合教育会議の中でこの要綱を承認していただいて、議事が始まっていくという形になります。組織については、法律に記載されていますが、市長と教育委員会の6名で構成されます。会議は、市長が招集し、市長が議長となります。教育委員会は協議をする必要があると認めるときは、市長に会議の招集を求めることができると第3条に記載されています。第4条には会議の所掌事務について記載しています。いじめの関係についても行われるということになります。第5条に意見聴取について記載し、関係者又は、学識を有する者の出席を求めるなど、意見を聞くことができるとなっています。会議の内容は公開となります。ただ、いじめなどの個人の秘密等がある場合は非公開にすることができる、としています。第7条は議事録の公開についてです。非公開の部分については公開しません。第8条には、調整の結果の尊重ということで、会議においては、事務の調整が行われた事項については、その調整の結果を互いに尊重しなければならないとしています。教育委員会と市長部局がお互いに尊重して、実行に向けて行わなければならないということになります。また、総合教育会議のなかで意見が分かれた場合は、教育委員会に戻して、意見を統一して、総合教育会議に臨むという形になります。

委員 第3条の「思料」という言葉について、難しい言葉だと思いますが、どういう意味ですか。

事務局 思いをめぐらし考えるという意味です。難しい言葉だと思いますので、必要があると判断されると変更するのはいかがでしょうか。

委員 分かりやすくていいと思います。

委員長 資料8について、他に何かご意見等ありませんか。次の説明をお願いします。

事務局 資料8-1小学校の卒業証書の授与式の時の服装について、このような通知文を作成しました。校長会でも提案したうえで、教育委員会でご了解いただけるようなら、早急に市内の保護者の方に配布したいと思います。

委員 文中の「卒業する児童の様子で危惧されることが起きています」、となると、少し言葉が大きすぎと思います。もう少し柔らかい表現にした方がいいのではないでしょうか。

委員 「普段着で出てください」、「着物とか、普段、着ないような立派な服ではなくて普段着での参列をお願いします」などの方が穏やかではないですか。

委員 危惧されることが起きていますというのは意見なので、事実だけを書く方がいいと思います。

事務局 着物とか、袴とか、もっと華美なことも全部含む意味もあります。

委員 健康についてと、華美の傾向にならないで欲しいということを文章に入れてもらえばいいと思います。

事務局 ここ数年、卒業する児童の服装が華美になる傾向が見受けられます。

委員 トイレでの処理に困っているというのはすごく納得できます。

事務局 事実がそうであるため、そのまま書きたいと思っています。

委員 危惧という表現が厳しいかもしれません。

事務局 危惧は取り、後は、おおよそこのような内容にしたいと思います。何年生に出しますか。4,5,6年生くらいですか。

委員 早めに出すなら4年生からですね。

委員 高学年でいいのではないですか。

事務局 では、4,5,6年生を対象に出したいと思います。

委員 ただ、保護者の方がこれを見たら学校に電話をしてくると思います。

事務局 そのため、学校との連名ではなく、全て教育委員会で受けようと思って連名にしていません。

委員 こちらから発信しても、守る守らないは、保護者の判断ということですね。

事務局 その他として、今年度は中学校の教科書採択があるため、順次教科書見本が届いております。委員の方々にもぜひ見ていただきたいと思います。次は、全国学力状況調査が4月21日に行われ、今回は国語と算数、数学以外に理科も行われたということをご報告させていただきます。続いて、4月28日に尾張都市教育長会議が北名古屋市で行われました。研究協議会として、2点話し合いがされ、1点目は就学援助について、認定基準についてどんな対応をしているかという情報交換を行いました。市では、申請者に事情聴取をして、教育委員会で認定不認定を判断していただいていますが、23の参加市町中20市町については、生活保護の基準額を認定基準として決定しているそうです。2点目は、コミュニティスクールの設置についての情報交換が行われました。23市町中、なんらかの形でコミュニティスクールを設置しているのは2市でした。残りの21市町のうち、1つの市は現在、導入に向けて検討中であり、5市が今後検討していくという状況です。また、15市については、検討しないという状況でした。3点目は、知多市が、スマホについての保護者向けの文書を紹介されましたが、長久手市の方がしっかりととやっているなと思いました。以上3点です。

委員 コミュニティスクールとはなんですか。

事務局 コミュニティスクールというのは、学校運営協議会という、また別組織を作って、地域と学校と保護者がそろって学校の運営について、協議しながら運営していく制度です。ただ、愛知県はまだ動いていないところがほとんどです。ただ、全国的に見ると、国はこれを進めたいようです。補助金を出し、実施校を増やしていきたいようですが、なかなか広がっていかないという現状はあります。ただし、中には県内の全ての市が導入しているという県もあります。

委員 滋賀県です。

事務局 そういう状況を長久手市の教育委員会としても、実際に愛知県の犬山市のように、全学校に学校運営協議会を導入しているところがありますので、必要があれば状況を聞きながら、市としてどうするかを検討をしてかなくてはいけないと思っています。

委員 これは、具体的にどういうことですか。コミュニティスクールという場所を設けるのですか。

事務局 学校に学校運営協議会という組織を作るということです。

委員 作るといっても、市町の現状にあったものを作って行かなくてはいけません。文科省のマニュアルをそのまま実施するのではなく、現状にあったものを、目的を明確にしたうえで、どのように実施していくかをしっかりと検討することが必要だと思います。今の組織でも活性化すれば使えるかもしれません。教育委員、保護者、学校を含めて連携していくことが必要だと思います。

事務局 実際に、中学校区に生徒指導推進連絡協議会があり、様々な団体の方が来てくださり、話し合いが活性化し、地域の問題や学校の問題が共有されるといいと考えています。組織ばかりを作ることが重要ではありません。

委員長 その他何かありませんか。なければ、公開部分の定例教育委員会を終了します。

関連資料

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教育委員会 教育総務課
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