(平成24年9月27日開催)第4回長久手市子ども読書活動推進計画策定委員会

更新日:2022年09月16日

会議詳細

開催日時

平成24年9月27日(木曜日) 14時00分から16時20分まで

開催場所

中央図書館 2階 AVルーム

出席者氏名
(敬称略)

  • (委員長)菅野育子
  • (副委員長)瀧 善昌
  • (委員)加藤裕美、神子有理子、澤田麻子、松原美紀、本多英太郎
  • (事務局)教育長 青山守孝
    • 教育文化部長 松井豊明
    • 中央図書館事務局長 山田高司
    • 同図書係長 二之部香奈子
    • 同主任 水野香織

欠席者氏名
(敬称略)

(委員) 浮田悠加

審議の概要

(1)長久手市子ども読書活動推進計画(素案)について
(2)基本理念(キャッチフレーズ)について
(3)推進計画に使用するイラストについて
(4)その他

公開・非公開の別

公開

傍聴者人数

1名

問合先

教育委員会 中央図書館
電話 0561-63-8006

会議録

あいさつ

教育長
事務局 -会議の成立について- 
-クールビズについて-

議題1 長久手市子ども読書活動推進計画(素案)について

委員長 事務局から議題1について説明をお願いします。
事務局 素案(資料2)については、前回ご意見をいただいた部分の修正を行っています。また、空欄だった箇所に事務局案を記載しています。これらを参考にしていただき、本日皆様からのご意見をいただき、取りまとめた上で計画を完成させていきます。
関係部署へのインタビュー結果を踏まえ、具体的な取組案を記載しました。その中で、重点施策として6項目を設定しています(資料2、9ページ)。
重点施策にある「ブックスタート」について、資料1などを基に説明。
その他、素案(資料2)の内容について、修正・追加箇所について説明。
委員長 事務局案を基本に、委員の皆様からご意見をいただき、修正を行っていきたいと思います。キャッチフレーズを決める必要もありますので、どの部分が大事なのか考えつつ、素案の最初から確認していきたいと思います。
目次をご覧ください。実際に最終的にこうしたいという重点施策が、第1章にあえて置いてあります。最後まで読まないとわからないのではなく、ダイジェスト版として最初に持ってきています。そこに至るまで、色々なものが絡んでこうなっているということを、順次後に説明をしています。
6ページの策定の経緯ですが、最後のパラグラフに今回提供された資料1のインタビューを行ったことを明記してください。それによって、アンケートと今回の調査結果を含めて、本計画が提案されたということがわかります。
第2章では、子ども読書活動推進は国をあげて行われていることが紹介されています。8ページで計画の枠組みということで、基本目標を4つ挙げています。読書推進についてはこういったことが考えられるとすでにわかっていることなので、調査以前に提案されることです。
9ページで重点施策を先に持ってきています。第4章で逐次説明していますと書いてありますが、突然な感じがします。このページだけ少し工夫をしていただくと、よりアピールができるのではないかと思います。
今回初めて委員会に出された資料1の内容を、第3章に入れる必要があると思います。第4章の前に何とかうまく入れていただきたいと思います。
事務局 資料1について、次章の内容の裏付け材料として少し具体的に入れておくと、次の章に進みやすくなると思います。
委員長 すべてを入れる必要はないと思います。簡単に一言あればよいと思います。そこに関係部署名、施設名が入ってきますし、今後の事業実施を示すものになります。
第4章に入ります。基本目標1ですが、「家庭、地域、学校における」とあります。二番目に中央図書館がありますが、地域の代表という意味でここに置いてあるのでしょうか。この項目は基本目標2に持って行った方がしっくりくると思うのですが。あるいは、中央図書館の内容が他の項目と重なっている部分がありますので、最後に持ってくるなど順番を少し変更するのはどうでしょうか。
事務局 尾張旭市の計画では二番目に中央図書館があり、本計画もそれに倣いました。
委員長 地域というと、家庭文庫など他のものが入ってくると思います。中央図書館が地域を代表するものではなく、「地域住民」という意味だと思います。
22ページ児童館の具体的な取組のところですが、児童館の図書室の推進ということなので、「児童館などの図書室を充実するために」の次に「中央図書館と連携を図る」などを持ってきた方がよいと思います。中央図書館が中心かもしれませんが、色々なところと連携して大きな体制を作り、子どものための読書環境作りを実現しようという論調としては、中央図書館が先にあるという表現が目につきます。
先ほどの項目の順番についても同じ理由からです。中央図書館は不可欠な要素なのでという意味です。
事務局 重点施策に中央図書館の連携とありますので、最初の「中央図書館との連携を図り」をなくしても文章はつながります。
委員長 これは一例で、全体を通じてそこは気をつけた方がいいと思いました。
それでは、基本目標1の中で意見・質問はありますか。
委員 中央図書館がすべてをカバーし、中心とならなければならないと思います。長久手市には家庭文庫や移動図書館など地域と位置付けるものがないので、基本目標の題目を「家庭・図書館・学校」としたらどうでしょうか。ボランティアという言葉が多く出てきますが、母親を引きこまなければならないと思います。そのためには、PTAとの連携も大事になってくると思います。
委員長 そうすると、順番が落ち着かなくなると思いますが。
委員 家庭・学校・(地域という意味で)図書館でどうでしょうか。
委員 環境という側面から見ると、中央図書館しかありません。分館があれば作りやすいと思います。
委員長 地域ネットワークですね。
委員 児童館は図書があり、貸出を行っています。アンケート調査結果では子どもたちが児童館を利用しています。中央図書館を中心に児童館とネットワークを張り巡らせるのがよいと思います。
委員長 中央図書館と児童館が地域の代表になるのですね。そうすると、項目の順番はどうなりますか。
委員 地域に相当する言葉が出てこないのであれば、社会的な大きさでいくなら、家庭、学校、図書館とすれば、だんだん広がっていく感じがします。
委員長 地域という言葉が難しいですね。中央図書館だけとするのもどうかと思います。
委員 本を読むということで思い浮かぶのは、本屋さんではないかと思います。ネット社会になって、街の本屋さんがどんどんなくなっているので、なかなか思い浮かばない言葉だと思います。本屋さんが一軒もない市町村もあります。こういった公のところに、商業的なものを入れるのは難しいと思いますが、普通の感覚からすると、本は借りるものでもありますが、買うものでもあります。中には読み聞かせをしている本屋さんもあります。
委員長 児童書に力を入れている書店も地域の一つとして挙げられるのではということですね。
委員 この計画に入れるのは難しいと思います。
委員長 これで内容を大きく変えるということではありません。事務局で検討願います。
副委員長 地域があって、その中に家庭や学校、図書館があると言えませんか。
委員 地域における子どもの読書活動の推進とまとめるのはどうでしょうか。
副委員長 地域社会というと行政的なもので、地域というと住民に重点を置いた感じがしますが、こういう文章で使うと非常に分かりづらく、定義が難しいと思います。
委員 愛知県子ども読書活動推進計画にも、基本目標1に「家庭、地域、学校における」とあり、これが固定されてしまっています。国の計画も同じです。
教育長 今でも、子どもたちの健全育成を図るためには、子どもの生活する場が3つあるということで、ここに挙げられています。そこでの中身は濃い薄いがあってもいいと思います。
事務局 今のイメージとしては、具体的な施設を挙げているのではないということですね。
教育長 現状はこれだけですが、今後広げていくことができるかもしれません。
委員長 「家庭、地域、学校」はこのままにするのがよいと思います。そうすると、項目の2~5が地域となります。
それでは、基本目標2に移ります。1の項目名の「地域」は図書館や児童館、大学などを指しています。
基本目標には「読書環境の整備・充実」とあります。「・」は二つの言葉が同等であるという意味なので、整備と充実を同等に扱いますが、2と5の項目名は「充実」のみです。色々な側面から書かれているということでよろしいでしょうか。
委員 30ページに「学校連携司書は学校司書の業務も担います」とあります。学校連携司書は中央図書館から週1回、各学校を訪問していますが、学校司書は常時学校図書館に配置される職員なので、この書き方ですと、学校連携司書を常時配置してもらえると思われると思います。
事務局 学校連携司書は週1回の訪問で学校司書の業務も行っています、という意味で書いています。
副委員長 実際には、常時というところまでやってもらっていません。
事務局 常時ではありませんが、業務内容からみると行っています。
副委員長 見る人によっては、常時配置されていると理解すると思います。
事務局 将来的には、連携強化を含めて考えています。予算的な問題もあります。
委員長 この文章としては、問題ないと思いますが。学校図書館では学校司書が置かれるべきなのに置かれていないので、中央図書館の司書がそこに加わって連携していくのは、まさに学校司書の代わりの役割を果たすということですね。
教育長 実動的な人がいなければ意味がありませんので、学校の立場から言うと、司書教諭よりも学校司書がいた方がいいです。
副委員長 司書教諭は何人もいますが、それぞれ担任をしています。
委員長 学校司書を雇うのは予算的な問題があるので、図書館のスペシャリストの方に学校図書館もお願いしようというのは、とてもいい案だと思いますが。
国の計画ではどのように言っていますか?
委員 地域の図書館と学校図書館の連携については、学習指導要領で謳われています。
委員長 具体的には書かれていないのですね。
事務局 「担います」とはっきり言うと、学校連携司書がすべてを担うと思われる人もいますから、変えても構いません。
委員 このままでいいのではないでしょうか。
教育長 近隣では学校司書の配置をしていますから、ゆくゆくは本市も考えていかなければなりません。
委員長 それではこの文章についてはこのままでお願いします。
基本目標3に移ります。基本目標が「普及・啓発」とあり、1、3の項目はよいのですが、2の「各種情報の収集・提供」というタイトルの落ち着きが悪いと思います。
副委員長 同じく2についての提案です。14ページで中央図書館は身近でないというような内容があります。それに対して中央図書館内の取組がこの項目ではないかと思います。中央図書館を身近なものにするというテーマにするのはどうでしょうか。内容を大きく変えるということではありません。
委員長 確かに14ページの内容についてはあまり触れていませんでしたね。
副委員長 2の具体的な取組には中央図書館の職員やホームページの努力について書かれているので、テーマも中央図書館を身近なものにするために、というようにした方がいいと思います。
委員長 1の項目は中央図書館だけではなく色々なところで実施する可能性のあるものです。2はより中央図書館に引き寄せた言い方をした方がいいのでは、というご提案ですね。タイトルを変えるだけでどうでしょうか。
委員 愛知県の計画などではこのタイトルを使っています。
委員長 閣議決定では図書館のみではなく、他の施設も含まれています。本市の計画では中央図書館の内容のみになっているので、タイトルだけが大きすぎて、違和感となったということがわかりました。
連携をとって、それぞれの施設で声を揃えて同じ読書週間のポスターを貼ったり、ホームページに掲載したりといった積極的な普及活動が必要です。特にWebを使ってということであれば、施設や建物の垣根は取り払うことができます。すべての施設に読書週間のリンクを貼るくらいのことをしなければならないと思います。そういった内容を盛り込むことができれば、2のタイトルも落ち着きがよくなるのではないでしょうか。
事務局 「中央図書館をはじめとした」という一文を入れるなど、検討します。
委員長 35ページの施設体系ですが、何か図を入れる予定ですか。
事務局 今回の委員会で素案がだいたい固まりましたので、次回の委員会で提示します。
委員長 それでは、全体を通じてご意見などありますか。ないようですので、事務局はこれまでに挙げられたご提案などを基に修正をお願いします。

議題2 基本理念(キャッチフレーズ)について

事務局 素案や資料3などを参考に、キャッチフレーズの考案を事前にお願いしました。すでにご提出いただいている案と、事務局案も含め、本日皆様に案を出していただきたいと思います。
-委員よりキャッチフレーズ案が提出される-
委員 長久手は地域社会があまり発達していないので、「ながくてっ子」と親しみをこめて呼びたいという願望があります。
委員長 新しい人たちが参入した中で、コミュニティを求めたいということですね。
これは計画を読んでくださる大人たちに向けてのフレーズですか。
委員 基本的にはそうです。子ども向けにはイラストを入れます。
委員長 そのイラストが、果たして表紙に置くべき絵で、キャッチフレーズと合っていたり、そういうものが必要なのかどうかが疑問です。計画は大人たちが読み、長久手市で読書活動推進が行われていると認識してもらうのが端にあり、組織、市役所の中で色々と使われていくと思います。
委員 平成13年に子どもの読書活動の推進に関する法律が施行されました。文部科学省からは毎年、計画が策定されたのかどうか調査依頼があります。他市町村の計画を見ますと、しっかりできているところと、大体できていてその役割を果たしているところとあります。長久手市全体の人たちに何らかの形で目を通していただき、読書活動推進の第一歩としてもらいたいです。
委員長 その思いを入れて、この気持ちで推進計画を皆でがんばりましょうというフレーズにしないといけませんね。そのためには、この計画はなぜ必要なのかというところになってくると思います。
今日必ず決めなければならないものではありませんので、絞り込んだものを次回の委員会で多数決で決める方法もよいかと思います。一つの方法として、これらキャッチフレーズ案を書いたものを事務局から皆様に送っていただき、そこから改訂版を出してもらったり、これがいい・悪いと選定してもらうこともいいかと思います。

議題3 推進計画に使用するイラストについて

-イラスト一覧を配布し、原画を掲示-
事務局 市内中学校美術部にお願いし、イラストを描いていただきました。作品数が多いので、事務局で絞り込みをしています。絞り込みから外れた作品からでも構いません。委員会の中でさらに絞り込みをしたいと思います。
どんなところに使うのかという問題があります。表紙の他に、本文の空白部分に入れたりできますので、いくつか候補があればいいと思います。
委員長 表紙に使うとなると、キャッチフレーズの関係もありますので、意味が重くなると思います。表紙に置かない方がいいような気もします。表紙に置くのであれば、もっとキャラクターみたいなものが欲しいですね。表紙に置いても良さそうなイラストもありますが、キャッチフレーズと合わないと困りますね。
事務局は、キャッチフレーズについては、今回出されたものから考えて改訂版を皆様に出してください。イラストに関しては、今日は採用していいものを決められると思いますが、どう使うのか、その位置付けをどうするのかによると思います。
事務局 表紙に合うのであれば持ってきてよいと思います。
委員長 無理に表紙に持ってくる必要はないということですね。
委員 イラストの一つと考えればよいのではないでしょうか。
事務局 場所に合うようなイラストを採用していけばよいと思います。
委員長 余白にいくつもイラストを入れるのはどうでしょうか。
事務局 種類がたくさんあるのもどうかと思います。
委員長 少し色を入れるという意味ですね。使えそうなイラストがありますが、女の子のイラストが多いような気がします。
委員 乳幼児のところに小さい子のイラストを入れるなど、本文の内容に合わせてイラストを選ぶのもよいかと思います。
委員長 カラーで入るのであれば、かなり印象的なものになると思います。
キャッチフレーズの落ち着きも見て、次回、事務局に案を作っていただきたいと思います。

その他

委員 -中日新聞の記事「あかちゃんタイム」について紹介-
事務連絡

会議資料

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