（令和2年12月22日開催）令和2年度第3回長久手市社会教育委員会報告

あいさつ 委員長

＜議題 令和2年度事業進の進捗状況について＞
事務局 ⑴ 文化の家について説明
委 員 ドライブインダンスの反響はどうでしたか。
事務局 観客は車内にいるため新型コロナウイルスの感染のおそれがなく安心であり、かつ、車内から観るのは非常に新鮮であったと反応がありました。今後も野外でのイベントをぜひ実施してほしいという声もありました。

事務局 ⑵ 平成こども塾について説明
委 員 学校連携の「カレーライスやおこしもの作り」は新型コロナウイルス感染症拡大防止で中止となりました。しかし、東小1年生の「カスタネットとやじろべえ」、北小1年生の「まつぼっくりクリスマスツリー作り」については、私たち（平成こども塾サポート隊）も数か月前から事前準備を行い、開催ができ、子どもたちにも大変喜んで帰ってもらえました。
委 員 みそづくりは中止したのですか。
事務局 みそづくりは非常に人気の高いプログラムですが、サポート隊の打合せのなかで新型コロナウイルス感染症に対して心配の声があがったため、中止としました。なお、来年度コロナ禍が収まった場合は、実施する予定です。
委 員 課題となっているサポート隊育成事業について、ボランティア登録への声かけを進めていった結果、1人増えたということですか。
事務局 はい。今年度は、女性が1人増えました。
委 員 長久手版プレーパーク事業について、運営したいという人はいますか。
事務局 昨年の講演会の直後には、5人程度の希望者がいました。しかし、現状はコロナ禍の中で、熱が冷めてしまったようです。積極的に運営したいという人がいないと進まない事業であると認識しています。
委 員 昨年は、お子さん連れや若い方も興味深く講演会を聞いていました。
委 員 講演会は、定員を超えていましたか。
事務局 ほぼ定員に達する応募がありました。
委 員 子ども時代の野外での体験を大切にして欲しいです。子どもの教育に関心を持っている方に対して「「生きる力」を身につけられる」などと宣伝するとよいのではないでしょうか。

事務局 ⑶ 生涯学習課 ア 生涯学習係について説明
委 員 成人式の中止について、具体的に説明をしてください。
事務局 12月21日に記者発表を行い、12月21日の夕方のニュースや本日（12月22日）の新聞にも取り上げられました。
中止理由については、県内での感染者が連日200人を超え、それに伴い長久手市近隣の病院における病床数も逼迫した状況に陥っています。成人式を開催し、新成人同士での感染拡大やそれに伴う家庭内感染が起こった場合、近隣の病院では看ていただくことができないことが想定されます。市民の健康と命を守ることが最も大切であり、感染させる状況を市としてつくるべきではないという判断です。成人式当日の式典中は、人数制限をして間隔をとることが可能だとしても、式典の前後に大勢の新成人が集まるのを分散させるのは困難です。12月18日の成人式実行委員会において、市の方針を説明し、了承いただきました。今後、新型コロナウイルス感染症が収束したときには、実行委員の企画する新成人が集えるような機会を作りたいと考えています。
委 員 以前の成人式でインフルエンザが蔓延したことも踏まえると、英断であると思います。当時は、壇上にいた市長、副市長もインフルエンザに感染し、市役所の業務に支障をきたしたということも聞いています。他市の成人式の開催方法や当日の状況など様子を見て、今後の参考としてください。

委 員 色金山の協働事業について、10月、11月、12月コロナ禍のなかで多くの来客がありました。その理由は、他市町でお茶会はやっていないため、市外から多く来ているのだと考えます。そのような中で、12月の茶会の際、人数制限などは行っているものの、体温計が壊れていたことや、お客さんに対して利用者一覧表の記入依頼がなかったと聞きました。今の開催方法では、新型コロナウイルスの感染拡大が非常に怖いです。今年度、この事業は続けていきますか。
事務局 今後は2月、3月に茶会の予定があります。協働している文化協会のお茶の先生とも話し合い、開催や感染症防止対策について検討していきます。

委 員 歴史民俗体験施設について、どのような再検討を行っているのか教えてください。
事務局 まず、古民家の移築を計画していたところ、費用面を考慮し、古民家の主要な部分だけを使うことを検討していただきたいという意見がありました。
しかし、文化財保護審議会の中で、専門家から部材一部のみを活用して新しく建てるというのは、文化財を守っていく立場である行政として信じられないという意見を頂きました。市としては、古民家の文化財としての価値を残していきたいと考えています。また、費用のことを踏まえて、移築の方法と今後の利用方法を再検討しています。

委 員 一部の議員からは、古民家を持ち主に返すべきという意見も出ています。市の全体予算には上限があり、再検討をしていくということであれば、市の重点事業としてどの立ち位置かをふまえて、考えてください。
事務局 市としては文化財を守っていく必要があります。一度壊してしまったら戻らないため、予算面と折り合いをつけなければならないですが、残していく方法を検討しています。

委 員 家庭教育推進事業の対象はどのようなものですか。
事務局 家庭教育推進事業の特に小中学校の事業については、多感な時期を迎えるお子さんに対する接し方を親御さんに学んでいただくというものです。
委 員 北中学校が中止とのことですが、今年度の開催予定はありますか。
事務局 北中学校は、11月に実施を予定していましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で中止となりました。今年度は開催しないと聞いています。
事務局 小中学校家庭教育推進事業については、趣味的活動や、例年同じ内容で実施することが多くなっています。PTAにとっては、事業開催が重荷になっているという声を聞いてきました。また、幼児期家庭教育推進事業については、子どもが楽しむ観劇などが多いです。この事業の役目は終えたと考え、来年度から事業を廃止します。なお、保育園幼稚園やPTAの事務局には説明を行いました。

事務局 ⑶ 生涯学習課 イ スポーツ係について説明
委 員 ボッチャとはどのような競技ですか。
事務局 車椅子の方でも行うことができる競技です。「的」の役割をする白いジャックボールに向けて青・赤色のボールを投げて点数を競います。パラリンピックでも実施種目となっています。
委 員 南小校区共生ステーションが杁ケ池公園内に完成しましたが、どこの部署が管理していますか。
事務局 新しく建った施設と新設した車椅子用駐車場、駐輪場がたつせがある課で管理しています。水景施設は生涯学習課（スポーツ係）の管理です。

事務局 ⑶ 生涯学習課 ウ 国体推進室について説明
委 員 選手の宿泊地はどこですか。
事務局 名古屋市の栄・名駅周辺と聞いています。

＜その他＞
事務局 来年度の「前期ながくて・学び・アイ講座」の講師募集を12月～1月に実施し、委員3名により令和3年1月19日（火曜日）午後に審査を行います。審査委員は、松田委員、中山委員、堀場委員の3名（委員長指名）です。
第4回社会教育委員会は、後日日程調整します。
以上をもちまして、令和2年度第3回長久手市社会教育委員会を終了いたします。ありがとうございました。