第5回長久手市スポーツ施設整備基本構想策定委員会

更新日:2020年11月30日

会議詳細
開催日時 平成29年3月30日(木曜日)午後6時30分から
開催場所 市役所西庁舎2階 第7・8会議室
出席者氏名(敬称略) (委員)
池上康男
牛田亨宏
加藤正雄
川口美智子
口野孝典
近藤孝志
鶴真弓
水野道子
(事務局)
くらし文化部長 高嶋隆明
同次長 加藤正純
生涯学習課長 横地賢一
同主幹 山田直樹
同生涯学習係 奥村修一
欠席者氏名(敬称略) (委員)
島岡清
加藤勝
若林淑子
審議の概要 (1)長久手市スポーツ施設整備等基本構想(素案)について
(2)その他
公開・非公開の別 公開
傍聴者人数 0名
問合先 くらし文化部生涯学習課(スポーツ係)
電話0561-63-1000

会議録

(1)長久手市スポーツ施設整備等基本構想(案)について

【委員】パブリックコメントで集められた意見が少ないのではないか。これで構想がいいのかと不安になる。どれくらいの意見をいただければ広く意見を集めたパブリックコメントとなるのか。やり方をかえる必要もあるのではないか。スポーツ推進計画はいつから初めて、いつまでにつくるのか。期限を切って取り組むことが必要。市役所内の人事異動があっても、変わらないプロジェクトの最高責任者を決める必要がある。

【事務局】パブリックコメントは市の中でルールがあって、則って実施した。今回は構想であり、皆さんに良い意見をいただき良い方向性が出たと思っている。これから具体的な計画をつくっていく過程では、より積極的にスポーツ団体等も含めて意見を聞きにいく。スポーツ推進計画は平成29年度から作成スタートする。

【委員】パブリックコメントの回答が市の考えが型通りに見え、意見が反映されないような冷たい感じがする。意見を評価する姿勢を見せることも必要ではないか。

【委員】パブリックコメントにおいて、市とは誰を指しているのか。委員会等でオフィシャルに議論をされた考えであると認識しにくい。

【委員長】意見を出した方に、意見を反映されていくと捉えられるように、「参考とさせていただきます」という表現の仕方を工夫したほうが良い。ランダムに意見をきく等、意見を取り入れるやり方、姿勢を検討する必要がある。

【委員】パブリックコメントの回答に、スポーツターミナルは総合体育館で、グラウンドはスポーツの杜に集約・拡充とあるが、今後の方向性について確認したい。

【事務局】現在、スポーツの杜は借地となっているが、地権者に考慮しながら公有地化を検討する。パブリックコメントの回答についてのご意見につきまして、これは行政の手法で、回答は、構想の内容の範囲でしか答えられない。範囲外においては、その都度パブコメ実施して民意を取っていく。ただ、それだけで民意がとれるわけではないと思う。ワークショップで対等に意見を聞く等、今後計画が具体化する中で、市の理念を説明しながら意見を取入れて進めていきたい。スポーツ推進計画について現時点では明確に言えないが、スポーツ推進計画策定が責務だと考えており、市としては組織的に期限の方向性を決め、速やかに作成していく。本構想は大プロジェクト。公表する以上、市役所全組織で連携しながら取り組んでいく。

【委員】各施設をつくる時にも市民の意見を聞くのか。また1つ1つ意見を聞いてすすめていくのか。今回はまだ雲をつかむような話でパブリックコメントでは意見が出なかったのではないか。これからもっと市民の意見を拾い上げることを期待する。

【事務局】基本構想、基本計画、基本設計、実施設計の4段階を経て進められる。今回は基本構想で、基本的な方向性を決めている。今後、特に重要な基本計画、基本設計の段階で市民ワークショップ等を積み重ね市民の考えを聞き、市の考えを述べながら、コーディネートして進めていく。市だけの考え方で進むことはない。市民の意見の聞き方、取りまとめ方はケースバイケースで、スポーツターミナルでいえば施設機能ごとに行う場合もある。

【委員】高齢者も大事だがやはり子どもが将来を担っていくことから大事だと思う。本構想においては子どもへの記載がされ良いと思う。長久手は運動能力が愛知でも最下位。学校の授業だけでは難しい。学校の努力だけでは何ともならない。企業にスポーツ指導に入ってもらうなど街をあげて取り組むことが必要ではないか。小さい頃の運動体験は重要なことで、長久手の子供達の将来のことを考え、具体的にスポーツ推進計画に盛り込まれると良いと思う。

【委員】子どものスポーツへの取り組みは、学校体育、部活だけでは成り立たない。

【委員】学校が終わったあと遊ぶ公園もなく、場がない。ボール遊びなども禁止されていて何をすれば良いのかという状態でゲームをやるという風になってしまう。

【委員長】スポーツ推進計画には、これらについて入れていく必要がある。

【委員】東郷町のような会社を立ち上げる予定はないのか。

【委員】大阪などで企業が部活指導をしているなどの事例がある。その他に犬山、磐田などの事例もある。

【委員長】構想には記載されている。民間やボランティアを活用していくことが不可欠。

【事務局】長久手市では新たに第3セクターのようなものをつくるのではなく、民間活用の中で、会社を活用していく考え。

【事務局】市役所直営ではこれまでと変わらない、発展がない。構想に記載した、PPP手法を検討し、具体的にはPFIを考えているところで、民間活用を取り入れていきたい。地域スポーツの在り方、指導者、学校スポーツと地域との連携の仕方など、スポーツ推進計画を策定していく中で、議論していきたい。

【委員】医療もそうだが、医療以外のところでも、市民が何を求め、アウトプットするか。目標を定めてPDCAサイクルを運用することが重要。

【委員】民間企業の活力を計画の段階からもっと早くできないのか。

【事務局】スポーツ推進計画の中で目標を定め、その計画を実現するためのPDCAサイクルをどう回すかまでもスポーツ推進計画に記載する。来年度、公民連携をするにあたってのサウンディング市場調査を行う予定。スポーツターミナルにこんな機能を取り入れると良いなど、専門企業に意見を聞き、検討していきたい。同時に市民、健康づくりの団体などに意見を聞きながら、どのようにすればスポーツと健康が結びつき、データベース化し、データ管理をしながら、市民の健康管理へと結び付けられるか。これらを形にしていくため来年度から着手していく。

【委員長】本日の意見で、長久手市スポーツ整備等基本構想(案)を修正する意見は出なかったが、本日の委員会意見をどの程度反映させるのかは事務局に一任あるいは委員長の責任で、事務局と委員長に一任していただきたい。費用や物理的な面もあるが、市民が使いやすい施設となるよう、基本設計の段階で意見を聞いていただきたい。

(2)その他について

特になし

【事務局】本委員会をもって長久手市スポーツ整備等基本構想策定完了。委員の皆様においては任期終了。

【事務局】長久手市スポーツ整備等基本構想策定において貴重な意見をいただきありがとうございました。本構想策定においてスポーツ推進の考え方において4つの柱を示し、またスポーツターミナルにおいてスポーツと健康、介護予防を結び付けた構想ができた。今後の展開においても施設整備の運営でPPP手法を位置付けられたこと、既存施設の今後について記載することができた。まだ構想の段階であるので、平成29年度にサウンディング市場調査を実施しながら、市民、健康団体の意見を十分聞きながら、順を追って計画を具体化していきたい。土地の利用規制等一歩一歩ハードルを越えながらスケジュール感を持って進めていきたい。委員会はこれで最後となるが、今後計画を具体化するにあたり、また助言をいただきたく、よろしくお願いします。市としても本構想をもって取り組むべきものとして明確となった。今後ともよろしくお願いします。

会議資料

この記事に関するお問い合わせ先

くらし文化部 生涯学習課
〒480-1166 愛知県長久手市野田農201番地

電話番号:0561-61-3411

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