(平成31年3月12日開催)平成30年度第2回長久手古戦場野外活動施設運営委員会

更新日:2022年06月17日

会議詳細

開催日時

平成31年3月12日(火曜日)午後1時から午後3時まで

開催場所

西庁舎3階 学習室1、2

出席者氏名(敬称略)

委員 水谷栄太郎、山本磯子、北山清昭、丸山裕美子、白村一幸、寄村修
事務局  川本くらし文化次長、水野生涯学習課長、山本同課主幹、森同課課長補佐兼生涯学習係長、川出同課学芸員、株式会社東畑建築事務所、株式会社トータルメディア、株式会社地球号

欠席者氏名(敬称略)

なし

審議の概要

  1. 議題
    1. 平成30年度事業報告について(資料1)
    2. 平成31年度事業計画(案)について(資料2)
    3. 古戦場公園再整備事業について(資料3)
  2. その他

公開・非公開の別

公開

傍聴者人数

0人

問合先

長久手市くらし文化部生涯学習課 生涯学習係
電話0561-56-0627

会議録

1 議題

事務局 1 平成30年度事業報告について説明
委 員 購入した「三方ヶ原・姉川・長篠・小牧・長久手合戦図」の作成年代はいつ
か。
事務局 正確な年代は不明だが、江戸時代に写されたものである。
委員 市内に現存する古民家とあるが、いつごろの建物なのか。
事務局 建築様式から江戸時代後期の建築と考えられている。
委員 古戦場公園再整備キックオフパーティーの告知として、市内の大学にチラシ
の配布は行ったのか。
事務局 市内公共施設にチラシを掲示したが、大学にチラシの掲示は行っていない。
委員 大学との連携も行われているので、チラシを掲示すれば、より周知に繋げら
れたのではないか。
委員 資料収集について、収集の方針を定めているのか。
事務局 ガイダンス施設が史跡長久手古戦場を案内する施設のため、小牧・長久手
の戦いを説明する資料を収集している。
委員 小牧・長久手の戦いと長久手に伝えられてきた文化財の二つを柱として、特
別展や企画展で展示をしていただきたい。資料の収容能力にも限界があるので、きちんと基準を持って収集してほしい。また、資料の取り扱いについて も、ルール作りを準備していく必要がある。
委員 古民家について、詳細調査と文化財登録を同時に行なう予定になっている
が、詳細調査は文化財としての価値を確認するものか。
事務局 詳細調査は、どこが傷んでいるかを調査し、どのような修繕が必要かをあきらかにする調査となっている。文化庁の実査が13日にあり、その結果を受けて、文化財登録と修復事業を同時並行で進めていく。
委員 燻蒸が12月に行なわれているが、虫が活動し始める前に燻蒸した方がより
効果を望めるのではないか。
事務局 今年度は燻蒸業務が遅くなってしまったが、来年度以降はご指摘のとおり、
温かくなる前に燻蒸業務を行う。
委員 古民家の文化財登録は母屋のみなのか。
事務局 登録は母屋のみだが、周りの蔵や庭も登録文化財に準ずる形で保存してい
きたい。
委員 駐車場が取れないと思うので、活用ができなくならないようにしてほしい。
事務局 来年度に保存活用の方針を作成するので、その際に検討していきたい。

事務局 2 31年度事業計画(案)について説明
委 員 史料の購入だけではなく、レプリカの作成も展示資料になるのではないか。
事務局 他館が所蔵している資料など複製していく事も考えている。
委員 なかなか新しい資料を購入する事が難しい場合もあるので、購入とあわせて
進めていただきたい。
委 員 古戦場公園西側ゾーンに古民家を移築するという話はどうなったか。
事務局 当初移築を検討していた建物は現地保存となったため、現在、移築は未定
となっている。古戦場公園西側ゾーンは市民の活動の拠点となる建物を何らかの形で建てる事を予定している。
委 員 文化財を市民の活動の場とすることは難しいところもあると思うので、気楽に使いやすい物を用意した方がよいと思う。
委 員 古民家の中には民具を展示して、昔の生活を体験する施設となるのか。
事務局 来年度に保存活用方針を作成する際に、古民家を民具などの展示施設とする案も考えたい。
委員 古民家の保存活用計画の策定にあたり、外部の意見を聞く場を設けるか。
事務局 保存活用計画の策定にあたっては、大学等の有識者の意見を聞く必要があ
ると考える。また、市民がどのような活動ができるかという点についても、検討
する必要があると思う。
委員 展示資料について、購入、複製だけでなく個人所有の物を寄託するという方
法もあり、あわせて進めていってほしい。

事務局 3 古戦場公園再整備事業について説明
委 員 縮景はなくなるのか。
事務局 縮景は取り壊し、合戦当時の地形を再現していきたい。
委員 イベント等でたくさんの人が集まる事ができる場所があるのは良いと思う。
樹木の伐採の範囲はどこまでか。
事務局 公園全体で外来種や園芸種を伐採し、合戦当時の植生の復元を目指していきたい。
委 員 桜はどうするのか。
事務局 史跡地内では新たに植樹はできない。史跡地内については伐採も想定され
る。
委員 古戦場公園に桜のイメージが市民に根付いており、市として代替地のような
ことは考えているのか。
事務局 新たな桜の名所については、市全域で考えていく必要がある。
委員 園路は車椅子でも利用できるのか。
事務局 多少の傾斜はあるが、車椅子でも利用できる。
委員 石碑の修復について、武蔵塚は対象外なのか。
事務局 武蔵塚は今回の整備後に修復していく。
委員 東側の窓から公園が見えるのか。
事務局 窓からは公園の緑や空が見える。窓がある事によって、圧迫感を減らすことを意図している。
委員 建物のデザインとして、建物が目立ち過ぎず、多くの人を引き込めると良い。
委員 外光によって、資料やパネルが退色しないか心配である。
事務局 外光の入る箇所は体験エリアのみを予定しており、退色について問題ないと
考える。
委員 開館後にメンテナンスに負担のかからない方が良いと考える。
委員 ガイダンスシアターで上映する映像は新規に作るのか。
事務局 映像は新規に作成する。
委員 小牧・長久手の戦いに関連する市と連携してはどうか。
委員 購入した資料含めた展示資料をパソコンで、解説を付けて閲覧できるといい
のではないか。
委員 ガイダンス施設の入口正面に小牧・長久手の戦いを象徴する合戦図屏風の
ようなものを展示できないか。
事務局 来年度、実施設計の際に考えていきたい。

<その他について>
事務局 次回の長久手古戦場野外活動施設運営委員会については、追って日程調整をする。以上をもちまして、平成30年第2回長久手古戦場野外活動施設運営委員会を終了いたします。

会議資料

この記事に関するお問い合わせ先

くらし文化部 生涯学習課 文化財係
〒480-1166 愛知県長久手市野田農201番地

電話番号:0561-56-0627


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