「こどもの権利」を知ろう!

更新日:2025年11月06日

「こどもの権利」って何?

すべてのこどもは生まれながらに権利をもっています。
こどもの権利は、こどもが幸せに健やかに成長していくために必要なものです。

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「子どもの権利条約」って何?

子どもの権利条約は、1989年11月20日、国連総会において採択され、この条約を守ることを約束している「締約国・地域」の数は196です(令和7年10月末時点)。日本も1994年に、この条約を守る国のひとつになりました。現在も、世界中で最も広く受け入れられている人権条約です。

子どもの権利条約は、こどもは「弱くておとなから守られる存在」という考え方から、それだけではなくて、こどもも「ひとりの人間として人権(権利)をもっている」、つまり、「権利の主体」だという考え方に大きく転換させた条約です。

こどもを権利の主体ととらえ、おとなと同様にひとりの人間としてもつ様々な権利を認めると同時に、成長の過程にあって保護や配慮が必要なこどもならではの権利も定めているというのが、子どもの権利条約の特徴です。

 

 

 

 

 

4つの大切な「こどもの権利」

「子どもの権利条約」のなかでも、特に大切とされているのが「4つの権利」です。

 

 

 

すべてのこどもは、こども自身や親の人種や国籍、性、意見、障がい、経済状況などどんな理由でも差別されず、条約の定めるすべての権利が保障されます。

 

 

こどもに関することが決められ、行われる時は、「そのこどもにとって最もよいことは何か」を第一に考えます。

 

 

すべてのこどもの命が守られ、もって生まれた能力を十分に伸ばして成長できるよう、医療、教育、生活への支援などを受けることが保障されます。

 

 

こどもは自分に関係のある事柄について自由に意見を表すことができ、おとなはその意見を子どもの発達に応じて十分に考慮します。

 

 

「(仮称)長久手市こども条例」の制定に向けて

私たちのまちでは、「こどもの権利」を守るために新しい条例(ルール)を検討しています。

この条例では、こどもたちの権利を保障し、サポートします。 この条例を通じて、こどもたちがさらに安心して暮らせるまちを目指します。

こどもの権利をまもることは、すべての人が大切にすべきことです。

こどもたちが夢を持ち、自分らしく生きられる未来をつくるため、私たち一人ひとりができることを考えてみましょう。

大人は、こどもの声に耳を傾け、寄り添うこと。こどもたち自身は、自分の権利を知って、自分の気持ちを伝えること。

みんなで「こどもの権利」をまもりましょう!

 

 

 

 

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