平成26年度第2回長久手市放課後子ども教室運営委員会
開催日時 |
平成27年3月25日(水曜日) 午後2時から午後3時25分まで |
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開催場所 |
長久手市役所西庁舎2階 第7・8会議室 |
出席者氏名(敬称略) |
委員長 原田 法人 事務局 |
欠席者氏名(敬称略) |
なし |
審議の概要 |
|
公開・非公開の別 |
公開 |
傍聴者人数 |
なし |
問合先 |
子育て支援課 0561-56-0616 |
会議録
事務局
ただ今から平成26年度第2回長久手市放課後子ども教室運営委員会を始めます。本会議は、長久手市放課後子ども教室運営委員会設置要綱第6条第2項の規定により、委員の半数以上の出席が必要ですが、本日は7名全ての方がご出席です。なお、この会議は公開であり、傍聴される方の出入りがありますことをご了承ください。本日の会議の終了予定は午後3時30分と考えておりますのでよろしくお願いいたします。
それでは会議に先立ちまして、委員長であります、西小学校校長の原田先生からご挨拶いただきます。
委員長
(あいさつ)
事務局 ここで長久手市福祉部長の山下より、ご挨拶申し上げます。
部長
(あいさつ)
事務局
それでは、議題に入る前に資料の確認をさせていただきます。まず本日の次第、委員の皆様の名簿、放課後子ども教室運営委員会設置要綱を綴じたものがございます。
別綴じの資料ですが、資料1が7ページ、資料2が3ページ、資料3が「放課後子ども総合プランについて」、資料4に「子ども・子育て支援事業計画について」、資料5に「放課後子ども総合プランの推進について」、資料6が「放課後子ども教室月別参加状況」、資料7として「放課後子ども教室開室日数及び参加延べ人数」、資料8として「長久手市放課後子ども教室推進事業実施要綱」となっています。不足がございましたら、事務局にお知らせください。
(資料確認)
事務局
それでは、議題に移りたいと思いますので、議事の進行を委員長にお願いします。
委員長
それでは、議題(1)のア 平成26年度放課後子ども教室事業の進捗状況等について、事務局から説明をお願いします。
事務局
(平成26年度放課後子ども教室事業の進捗状況等について、資料1・6・7に基づき説明)
委員長
事務局から説明がありましたが、ご意見やご質問はありますか。
委員
東小学校に放課後子ども教室を開室することについて、児童クラブも一緒にできるのですか。
事務局
後ほどご説明しますが、国から放課後子ども教室と児童クラブの一体型を進めていくことも示されていますので、今後も教育委員会と協議を進めていきます。
委員長
研修について、悩みや改善が図られた情報があれば、教えてください。
事務局
コーディネーター研修会は、モデルとなる活動をしている市町の事例発表と、講演という内容でした。
委員長
それでは、議題(1)イ 平成27年度放課後子ども教室事業計画について、事務局から説明をお願いします。
事務局
(平成27年度放課後子ども教室事業計画について、資料2・8に基づき説明)
委員長
事務局から説明がありましたが、ご意見やご質問はありますか。
委員
西小学校と南小学校で児童数が違うのであれば、定員が同じ60人というのはどうなのかなと思います。それから、できるだけ地域のボランティアが引き続き関わることについて、例えば絵手紙であれば、親から200円いただくと、はがき1枚だけだと思われてはいけないので、費用のかからないアイデアを考えながら、何日もかけて準備をしています。ボランティアにとってはかなり負担です。体験プログラムの材料費を無料にされることは英断だと思います。毎年話し合いを重ねて良くなっていると思います。引き続き、ボランティアに対して何かをしていただくよう考えていただきたいと思います。名古屋市は少し時間給のようなものが出ています。これからの若い方にとって、無料で体験プログラムを教えに行くということは負担です。それよりもパートに行く方が良いとなってしまい、なり手が減っています。次の時代には、ボランティアの確保のためにも、交通費程度の配慮があると、続くのではないでしょうか。
委員長
体験プログラムの材料費無償化については、前回の運営委員会で意見があり、事務局で進めていただいたことですが、今までボランティアの方がされてきた活動の積み重ねがあって材料費無償化につながったわけですので、意義のあることだと思います。さらに、将来を見据えたボランティアへの配慮について、事務局から回答をお願いします。
事務局
有償ボランティアというお話をいただきましたが、福祉課が地域福祉ポイント制度を検討しています。その活用も検討していきたいと思っております。
委員
参加者決定方法の変更について、兄弟2人で申し込んだ場合に同じ抽選番号を選択できるということは、定員ラインになった場合は2人とも参加決定して61名とするのですか。
事務局
今回はそのような事例はありませんでしたが、その場合は61名を決定することになります。
委員
特別な支援が必要なお子さんが参加を希望された場合は、どのように判断しますか。
事務局
まず保護者に教室の様子や施設をみていただき、相談の上、お子さんが活動できるか判断していただきます。指導員を増やすかどうかは、状況により検討します。
委員
そうなると、親が大丈夫と判断すれば受けていくということですか。
事務局
対応できるかどうか相談して、保護者に決めていただきます。
委員
抽選で参加が決まるので、特別な支援が必要だからと拒否することはできませんね。発達障害だけでなく、愛情に飢えている子もいますので、指導員の研修は重要だと思います。つい子どもには手を出してしまいがちですが、子どもをじっくり育てられるような指導員が必要で、指導員は大切な役割だと思います。ボランティアも同様に、公平平等に子どもに接することが大切です。
委員長
子どもの居場所では、分け隔てなく接することが大切ですね。
委員長
定員を見直されたことで、最大参加者数の予測が南小学校では43.2人ですが、学校教育でもなかなか厳しい数字です。緊急時に対応できるよう、訓練が必要だと思います。
事務局
緊急時の対応について、体制づくりを進めていきます。
委員長
それでは次に、議題(2)放課後子ども総合プランについて、事務局から説明をお願いします。
事務局
(放課後子ども総合プランについて、資料3に基づき説明)
委員長
皆様からご意見やご質問はありますか。
委員
現在、放課後子ども教室と児童クラブは別々の場所ですが、連携型を目指していくことになると、定員を大幅に上回ってしまうのではないですか。放課後子ども教室も児童クラブも指導員を増やさないといけないのでは。児童クラブや学童保育所をつぶさないようにしながら連携していかなければならないなど、課題が山積みだと思います。今日の会議では、どの程度まで話し合う想定ですか。
事務局
現状のままでは連携も難しいので、学校などと調整していきます。本日の資料では、本市の現状と今後の方向性を示させていただきました。一体型についてお話させていただきましたが、教育委員会と福祉部局が同等の立場で進めていくことが国から示されています。現在も教育委員会と協議を進めていますが、平成31年度までの計画が決まりましたので、運動場や図書館などあらゆるところを活用する方向で実現していきたいと考えます。
委員長
どのくらいで実現可能かなど、スケジュールはありますか。
事務局
子ども・子育て支援事業計画の中にも平成31年度までに放課後子ども教室を全小学校で、うち半数で一体型として整備することを打ち出しています。活動場所の確保が一番の課題で、一体型ができないところは放課後子ども教室と児童クラブの連携を進めていくため、体育館などの広い場所が必要です。連携プログラムの検討を進めていきたいと考えています。
委員長
それでは、議題(3)子ども・子育て支援事業計画について、事務局から説明をお願いします。
事務局
(子ども・子育て支援事業計画について、資料4に基づき説明)
委員長
事務局から説明がありましたが、ご意見やご質問はありますか。
ないようですので、次に議題(4)放課後子ども総合プランの推進について、事務局から説明をお願いします。
事務局
(放課後子ども総合プランの推進について、資料5に基づき説明)
委員長
事務局から説明がありましたが、ご意見やご質問はありますか。
委員長
私から一点よろしいですか。放課後子ども教室と児童クラブの連携に向けて、何か進めていることはありますか。
事務局
今後、関係者を集めて連絡会などを設け、検討を進めていきます。
委員長
全体に渡り、委員の皆様からご意見などはございませんか。
委員
これだけ子どもの支援体制ができていますが、はたして親はそれを理解して受けられているのかな、と思います。自分が子どもの時代には自転車はとても高価なもので、それを拝借することは全然ありませんでしたが、今は簡単に持っていってしまいます。何故こんなに時間とお金をかけて良いことをしているのに、子どもは変わってしまうのでしょうか。PTA会長をしていた時に、親に「自分たちのことをもう一度立ち止まって考え直す時間を作ることができたらいいですね。」と言ったことがありましたが、誰も耳を傾けてくれなかったのが現実でした。子どもたちが放課後子ども教室にいる間、ちょっと目が離れた隙に、子ども同士のいじめなどは見受けられないですか。
事務局
いざこざはあります。
委員
それぐらいなら、将来の勉強になると思いますが。自分は小学校1年生の時、共同生活の中で自分しか頼れないと体感した覚えがあります。そういうのもひとつの教育だと思います。今の社会は教育にお金をすごくかけていて、すごいなと思います。今度、孫が放課後子ども教室に行くのですが、そこに行かせるのか、家族で遊んでやるのか、祖父としてどうすれば良いかなと思います。もっと年寄りが手間のかかる遊びも教えていかないと、親たちは楽かもしれないが、子どもの工作する能力はどうなのかと思います。親に知らしめるにはどうしたら良いでしょうか。
委員長
社会の在り方まで問われる貴重なご意見だと思います。こういったことを、光の当て方によってどのように皆さんに知らせていくかということだと思います。行政の立場として事業の紹介はされていると思いますが、一方通行の側面もあるだろうと思います。
委員
今度、西小学校区でまちづくりをしていきますが、シニアが学校通学時に子どもたちの見守りをしているので、例えば、子どもが朝、お年寄りの家のインターホンを鳴らして「おばあちゃん、元気?」と声をかけて登校する、返事がなければ親や学校の先生に知らせるなど、子どもからお礼できるようなまちづくりをしていきたいと思います。上の子が下の子に教えて共生できるようなことができると良いと思います。
委員長 学校は地域のコミュニティセンター的役割もあります。放課後子ども教室も地域や生活の一部であり、学校の教職員もそういった意識を持って教育に当たりたいと感じます。
委員
子どもはこちらから働きかけると返してくれます。それを通してお母さんも挨拶してくれるようになるので、声かけが大切だと思います。最初は返事もくれない子が、何度も声かけすると挨拶が返ってくるようになります。しつこいくらい挨拶を大人の方から発信してくと、輪が広がっていくのではないかと思います。
もう一点、放課後子ども教室と児童クラブの交流はとても難しいことです。これからどのように変わっていくのかなと思いますが、活動時間の違いがある中で、共働き家庭とそうでない家庭と、家庭環境や考え方の違う子どもたちをどうミックスしていくのか、これからの課題ですね。
委員長
この事業に関わっている指導員の声も必要になってくると思います。
委員
ボランティアとして、児童館、児童クラブ、放課後子ども教室などいろいろ行かせていただいていますが、一番感心して見てきたのは、放課後子ども教室のコーディネーターや指導員の方が現場でどれだけ苦労されてきたか、ということです。そういった姿を見ていただくのが大切だと思います。委員に1人でも現場の代表の方が入ると、もっと子どもの様子が分かって良いと思います。また、市全体としては、児童館、共生ステーションなど、いろいろな場に分かれている子どもをどうしていくかが課題だと思います。
委員長
ありがとうございました。事務局におかれましては、いただいたご意見を今後の参考にし、事業に反映していただきたいと思います。それでは、全ての議題を終了いたしましたので、進行を事務局にお返しします。
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更新日:2020年11月30日