平成27年度第2回長久手市児童館運営委員会
開催日時 |
平成28年2月18日(木曜日) 13時30分から15時まで |
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開催場所 |
エコハウス 多目的室 |
出席者氏名(敬称略) |
委員長 澤田 千歳 事務局 |
欠席者氏名(敬称略) |
委員 鈴木 直子 |
審議の概要 |
議題
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公開・非公開の別 |
公開 |
傍聴者人数 |
2名 |
問合先 |
子育て支援課 0561-56-0616 |
会議録
1 あいさつ
2 平成27年度長久手市児童館事業進捗状況について
事務局 (資料1に基づき説明)
- 放課後や休日の子どもたちの居場所の確保…児童館まつり、各館活動等
- 地域地源を活かした子育て支援企画…地域ボランティア活動、大学との連携活動等
- 乳幼児とその親への支援…幼児教室
- 命を紡ぐ食育の推進…小学生クッキング
- その他の企画…交通安全教室、花火指導等
- 新たな取り組みと成果…児童館だよりによる周知強化、幼児教室の充実等
3 平成28年度長久手市児童館事業計画(案)
事務局 (資料2に基づき説明)
- 平成28年度児童館活動基本目標…児童館を地域における子育て支援の拠点とするとともに子どもの健全育成の場とする、地域ボランティアと共に進める児童館活動の推進、児童館連携
- 主な継続事業…児童館まつり、幼児教室、各館活動等
- その他の継続事業…陶芸教室、お楽しみ遠足、地域ボランティアによる児童館サークル活動等
- 新たな取り組み…児童の安全な居場所づくり、児童館での幼児と保護者の昼食場所提供、(仮称)児童館おたすけたいについて等
- 運営委員会(年3回予定)
補足説明
- 保育園おたすけたいの活動内容報告
- 長久手地域スマイルポイント制度の案内
委員 児童館の入館者数について、今年度1月末で総合計10万人強となっているが、特に大人が2000人近く入館しているのは何か要因があるのか。まだ年度の途中だが昨年度に比べて2ケ月残しているのに2000人近く増えているので特に何か増加要因があれば聞きたい。
事務局 特別なことはないが、例えばぴょんぴょんなどの幼児向けの行事を行った場合、大人が必ず一緒に来館するので、そのために大人の来館者数が増えている。
委員 1月末で10万人だが、今後の児童館として入館者数を増やしたいのか、このまま現状精一杯なのかどうか。先ほど事務局の説明にもあった「児童館おたすけたい」の設立ということで、保育所おたすけたいのことは私は全く知らなかったが、これは広報などで周知したのか。
事務局 保育園おたすけたいは平成27年10月から実施をさせていただいているが、開始と同時に広報で周知ができなかったため、ホームページや民生委員さんの手配りなどで地域住民に周知させていただいた。
委員 私どもの組織(自治会)に連絡がなかったのでいつの間にこんなに良いものができたのかということと、もう一点、これを児童館に拡大していくということはとてもいいことなのだが、ひとつ考えてほしいのは、子ども会の問題である。今日の長久手市子ども会連絡協議会の問題はさておき、子ども会全体的な衰退が顕著になり放っておけない。原因は保護者のお母さんたちが忙しく子ども会の運営ができないというのが大きな要因だと思うが、私はまちづくり協議会の世話役的なことをしているが、子ども会の運営に大学生を利用しようかと思っている。大学生が子どもと一緒に企画立てて、1年間全部面倒を見させたらどうかと。おそらくそのポイント制度を活用することになると思うが、ポイント制の問題は他のボランティアでもポイントが一応もらえる、いろいろやった人にとっては、50ポイントはすぐ超えてしまう。その上限を1万円という、何かその制限がちぐはぐになるのかという気が今の段階でする。具体的に展開していけばと思うが、市長はこの制度を広めたいと思っている。要は有償ボランティアの一端だ。したがってこれは今後検討していかなくてはいけないと考えている。児童館おたすけたいも大学生にやってもらってはどうかと思う。ただ1つ問題は、近くに住んでいて学校に通っている子ばかりではない、結果的にあちこちから来るので交通費が必要。この部分をどのように行政的に補完するかということが1つ大きな問題だ。無償で来い、自腹で交通費、はどうなのかと言う気がするので今後の問題としてその辺りも考えないといけない。私はおたすけたいなどは、大学生とシニアクラブのメンバーをもっと活用すべきだと思う。
事務局 スマイルポイント制度は子育て支援課の担当ではないが、50回の上限というのは1人月4週として1人1種類週に1回ずつ活動をして、それが12ケ月との算定で50回となったと聞いているが、一方で委員が言われたように交通の費用など含めつつ、おたすけたいをやらせていただき、その後改善点、課題等があれば訂正して変えさせていただきたいと思う。
委員 平成28年度連合会の1つの事業として、地域で子どもまつりをしようと思っている。我々のエリアは新興地域のため、神社・仏閣がないため、伝統的なお祭りがない。連合会のお祭りは何年もやっているが、子どもだけのお祭りをしようかと思う。それには今申し上げた大学生に手伝ってもらい子どもたちが主体性をもったお祭りをしたいと思っている。全市にすぐ同じようなことをと言える話ではないので、ただ我々がそういうことをして効果をあげて、自治会の加入率も上げたい。したがって自治会のメンバーの子どもの祭りではなく、小学校の子どもすべて対象にやる。全く違う話だが、来月3月5日に第2回の防犯交通安全のお祭りをやる。このチラシを昨日市が洞小学校の校長先生に了解をもらい子ども側から親御さんに配布してもらう形に頼んだ。こういう形で私はまちづくりについては、小学校が中心だと思っているので、小学校の先生方とPTAが中心になってもらってまちづくりをしたい。ただ負担をかけるわけにはいかないので、我々がある程度その辺のことをお手伝いしていきたい。一緒にやっていきたいと思っているので、子どもまつりも自治会以外の子どももたくさんいるが、市が洞でも1000名対象にしたお祭りにしたい。
委員長 いろいろお話をいただいたが、子ども会のことはまた別のところで検討いただいて、資料2について新たな取り組みの児童館おたすけたいについて意見を伺いたいというのが事務局の望んでいるところなので、他にご意見はよろしいか。
委員 今現在、児童館のボランティアで何人参加しているのか。
事務局 先ほど行事の中で説明した将棋クラブの方など、行事の時に、積極的に将棋を教えてあげたいと来ていただいている方なので、そんなに多くはないが、継続的に1年通して来ていただいた講師である。
委員 年度初めの学校から児童館までの児童館下校のサポート、という案が出ていたのは児童クラブとの兼ね合いはあるのか。
事務局 児童クラブはクラブ単独でクラブに下校する。ここで言う児童館下校は、クラブにも学童にも入っていないが、保護者が勤務などで昼食時間に家にいない児童を対象にして、給食が始まるまでのわずかな期間だけ児童館に下校する制度である。
委員 それは新たにそういうことをしようということか。
事務局 今までずっとやっている。今は児童館の職員が学校にお迎えに行って子どもを学校から連れて来るということをしている。そのような時でも少しでも助けていただくと子どもを安全に児童館に連れ帰ることができる。
委員 学校の下校のボランティアが家の前で待っていて児童館まで行くのを確かめているところを見たことがあり、そこまでやってらっしゃると感心した。
委員 いろいろなボランティアがいるのでごちゃごちゃになっている部分が今後すごく出てくると思う。すみ分けられていないというか、何のボランティアで活動しているのかが他人が見て分からないと安心感が薄れてくるのではないか。
事務局 市役所内のすみ分けはこれからで、通学ボランティアは安心安全課の担当で、子育て支援課のボランティアはオレンジベストを着て活動をしている。
委員 オレンジベストを着ているから市役所の方だと思うが、ではどの課の人だろうと思うことがある。確かにオレンジベストを着ているからみなさん市役所の方と思う。
委員 オレンジベストは市民も着ている。必ずしも市役所の職員ではない。すみ分けは難しいがやらなくてはいけない。
委員 先ほど交通費の話が出たが私も学生にボランティアでこんなことをしてもらいたいがどうか、と声かけをしたことがあるが、やはりせめて交通費は出してほしいと言われる。
委員 ボランティアの交通費の件だが、学生は学校までは定期など持っているので自宅からの交通費を出す必要はないと思う。学校からボランティア会場までの交通費だけでも出してあげてほしい。自宅からボランティア会場まで出しているとすごい金額になるのでどこかで線引きをして少し考えてあげてほしい。
委員長 学校にも大学生が結構来てもらっているが、1回一律500円など。あくまでもボランティアはボランティアなので有償でやるという意味ではなく、すべて補完されるというつもりではなくて自分も学びたいという気持ちで来ている。そこのところは大学側から話してもらってそこに賛同した学生が集まるということでもいいと思う。
委員 大学によってはボランティアに行くことを前題としてやっているところもある。そういうところに交通費を出すというのは問題ではないかと思う。学校からのなんらかの支給がある。
事務局 カリキュラムの一環でやっているところもあれば、あくまでも自主的にやっているというところもある。
委員 話は変わるが、大人の人数だが、私たち児童委員も児童館に行かせていただいて記名して入館するので1人にカウントされていると思う。
委員 もう一つ、今、北保育園の跡地に児童館機能をという話だが、そこは共生ステーションの話が出ていると思うが、共生ステーションと児童館のすみ分けをはっきりしてほしい。
委員 西小の共生ステーションに行った時に私が一番気になったのは、パソコンのスイッチを入れっぱなしにしていて、そこを子どもたちが自由に出入りおり、今の子どもたちのパソコンの技術はすごいものがあるので、パソコンだけはしまってくださいと話した。お年寄りも利用しているが、あそこは駐車場もあるのでお母さんたちが子どもを連れて来る。すると今度は高齢者の方たちが自分たちの居場所がないと言っている。私たちは共生ステーションには誰でも行けると考えていたのだが、高齢者の方の居場所ということもあるので、共生ステーションと児童館との交流は必要になると思うが、ある程度すみ分け、課を越えて考えていただきたいと思う。
委員 この場所は、共生ステーションができるという形でよいか。
事務局 そういう流れで考えている。
委員 今月議会で予算が通らないと、正式な話はできないのではないか。
事務局 その辺につきましては3月に入り議会の中での答弁事項となるので、市としてのアナウンスは議会の中でしていく。ただ一つ補足させていただくと、今北小学校区には地域住民の方が中心の北ステーション部会があり、そこにたつせがある課が入って、北保育園の跡地に地域共生ステーションをつくっていくのを前提に話し合いを進めているということを聞いており、その内容もホームページで公開されているのでその方向で話は進んでいくのかと思う。あくまでも一義的には児童館機能ということなので、共生ステーションの機能も含めて来年度の基本構成の中でいろいろと協議をしながら決めていきたいと思う。
委員 私たちから見れば全部市役所の関係になるものなので、課を越えて、市と社会福祉協議会の間も少し繋がりがちぐはぐな部分があると感じることがあるので、そこの連絡もしっかりとってやっていただきたい。
委員長 予定の時間がだいぶ過ぎているので、次第に沿って進めさせていただくが、ひとつ気になったことがある。先ほどの児童館の下校で、児童クラブに入っていない子どもが申し込みがあれば児童館に帰って行くという話しがあったが、それはすべての児童館か。
事務局 すべての児童館で行っている。
委員長 事前に学校にはこの子は児童クラブに帰って、この子は児童館に帰って、という連絡はあるのか。
事務局 3月中に学校に名簿をお渡しし協力してもらっている。
事務局 あと一点、本日欠席の委員から事前にいただいた意見を紹介させていただく。三ヶ峯パークサイドヒルズ長久手に住んでいる保護者の方から、フル勤務で働いているが今後子どもが小学校に行くようになった時、児童クラブで預かる時間が18時では早い。今後イオンができたりすると通勤に時間がかかるので18時以降まで預かってもらえるようにしてほしいという要望の意見をいただいている。
委員 東小学校には学童保育所はないのか。
事務局 ない。
委員 時間に間に合わないなら他のサービスを使ってもらえばいいし、時間に間に合わないから時間を延ばしてほしいというのでは際限がなくなると思う。
委員 東小学校区も住民がこれからどんどん増えていくので早めに考えた方がいいと思う。
委員 お楽しみ遠足もこんなに子どもが増えているのに今までと同じ人数、同じ回数というのではなくて、市としても回を増やすなど工夫していくよいと思う。
委員 今のままの入館者数で満足するのか、更に多くを予測するのか、ここにより中身もだいぶ違ってくる。
委員 どんどん増えているのに今までと同じでは。そういうことも考えてこの中身も検討していかなくてはいけないのではと思う。
事務局 今後の検討課題とさせていただく。
委員長 おたすけたいについては事務局としてはこれくらいの意見集約でいいか。
事務局 方向性としては実施させていただけるのかどうかということをこの平成28年度事業全般も含めて承認していただきたい。
委員 私は前向きにやってほしいと思っている。せっかく保育所でもやっているのだから児童館でもやって良い。
委員長 また担当の保護者や児童の家庭にもこのようなボランティアがつくというようなことも説明されていくということか。
事務局 はい。
委員長 では、平成28年度児童館事業計画(案)及び運営委員会開催予定について事務局案を基として進めることとしてよろしいか。
委員 (拍手)
委員長 基本的には事務局案で進めていくが、いただいた意見を今後反映するようにお願いする。
4 議題3 その他
事務局 (平成27年度第1回児童館運営委員会意見と市の対応について説明)
委員長 前回出した意見に早速対応し、このようにすると意見を出した委員会の意味があると思う。それでは進行を事務局にお返しする。
事務局 本日は、児童館のあり方や本委員会の今後の進め方など、貴重なご意見を多数いただき感謝する。今後の進め方については一度持ち帰り、本運営委員会が児童館の運営についてもっと深く議論できるように工夫したい。それでは、以上で本日の運営委員会を終了する。
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更新日:2020年11月30日