平成28年度第1回長久手市放課後子ども教室運営委員会

更新日:2020年11月30日

会議詳細

開催日時

平成28年7月7日(木曜日) 午後3時00分から午後4時30分まで

開催場所

長久手市立東小学校2階校長室

出席者氏名(敬称略)

委員長 澤田 千歳
職務代理者 鈴木 多惠子
委員 田村 佳子
委員 生田 範子
委員 名久井 洋一
委員 中村 利男
委員 加藤 明

事務局
福祉部長 山下 幸信
福祉部子育て支援課長 山端 剛史
同児童館長 松井 由子
同課長補佐 門前 健
同子ども未来係長 西本 拓
同子ども未来係主事 河本 実希
放課後子ども教室コーディネーター 口野 孝典

欠席者氏名(敬称略)

なし

審議の概要

  1. あいさつ
  2. 委嘱、委員選任
  3. 放課後子ども教室(東小)見学
  4. 議題
    • (1) 報告事項
      平成27年度放課後子ども教室事業結果について
    • (2) 協議事項
      • ア 平成28年度放課後子ども教室事業計画及び運営委員会について
      • イ 放課後子ども総合プランについて
      • ウ その他
    • (3) その他

公開・非公開の別

公開

傍聴者人数

1名

問合先

子育て支援課 0561-56-0616

会議録

1 あいさつ
2 議題
 (1) 報告事項
 平成27年度放課後子ども教室事業結果について

事務局
(平成27年度放課後子ども教室事業結果について、資料1に基づき説明)

  • 開室日時、場所、教室参加決定者数、職員体制
  • 体験プログラム事業…各プログラム、行事等
  • ボランティアによる協力…体験プログラム講師、見守りボランティア
  • 児童クラブとの連携プログラム実施報告
  • 運営委員会…年2回開催
  • 平成27年度放課後子ども教室体験プログラム参加者数
  • 平成27年度放課後子ども教室月間累計参加率

委員
参加決定者数について、南小の定員60名に対し、受入れが83名となっているが、定員が増えた理由と受入れを拡大するならどこまで増やすか。1年生から3年生までは需要があり、受入れが大変だろうと思うが、どのようか。
事務局
当初は南小学校、西小学校ともに定員60名で運営したが、実際に事業を進めていくと、毎日50人から60人も来る状況ではなかった。南小学校では定員の3割の20人から30人という参加数だったので、定員を超えて受入れても大丈夫と判断し、繰り上げて参加決定した。どこまで繰り上げるかは教室の広さと参加児童の平均人数で判断していく。今年度も定員を60人に設定し、参加状況を見ながら受入れを増やす予定である。
委員
昨年度から外でも遊ぶようになっているが、怪我などの問題はないか。
事務局
昨年度は、放課後子ども教室では大きな怪我はなく、病院に行ったなどの報告はない。
委員
以前、病院に行くような怪我があったと思うが、受入れ人数が増えて、どのような対策をとっているか。
事務局
一昨年、ブランコで怪我をして病院に行ったことがある。対策として、1人800円の傷害保険に加入している。
委員
絵手紙のボランティアに参加している。児童館関係の行事で指導に行くと、子どもが30人近くいるが、机を並べるとぶつけて怪我をする子どもやボランティアがいるため、ボランティアについても、全員がボランティア保険に入るといいのではないか。また、善意のボランティア講師が自転車で教室に来ることや、荷物が多いことが原因で怪我があるといけない。放課後子ども教室が定着していくこと上で、ボランティア・講師の怪我に対する保険があると良い。
もう一つは、体験講師として南小学校に行っているが、子どもの人数が多く、勉強する子もいれば体験に参加している子もいる。西小学校は理科教室を借りられるようになってから指導の内容が変わり、子どもたちも落ちついている。南小学校と今日見学した東小学校の教室を比べると、南小学校は人数が多く、同じ教室の中で勉強と体験をしている。40人近くを相手にすると、コーディネーターも指導員も大変だと思うので、もう1人指導員を増やせないか。
また、今後、放課後子ども教室を3カ所で開始すると言うことだが、余裕教室を活用できる状態を確保するべきではないか。
委員長
人数が多くなり、手狭になる時は大きな部屋でやっていたが、平成29年度には南小学校に放課後児童クラブが移動してくる予定なので、今後どのように教室を使い分け、調整していくのか。南小学校の内情を言うと特別支援学級を1クラスつくらないといけない。そうすると、放課後子ども教室の隣が特別支援学級になる可能性があり、放課後子ども教室の隣を明け渡す工夫をしなければならない。放課後子ども教室と福祉部と教育総務部との打ち合わせが必要になる。
委員
長久手市は余裕教室がない状態で、他の市町とは異なり、子どもが増えている。今年も北小学校増築の設計をしているが、「個々の小学校のここを使ってください」と言うのは、なかなか示すことができない現状がある。
委員
月ごとの参加率について、5月と12月は需要があるが、5月はまだ体験プログラムが少ないにも関わらず、参加人数が多いのはなぜか。
事務局
4、5月は、体験プログラムの準備期間の時期だが、放課後子ども教室に登録し、どんな内容か興味がある児童が参加していると考えられる。
委員
4、5月の体験プログラムが少ない時期のことだが、毎日どんなことをやっているか。
事務局
毎日、勉強をした後、運動場が使えるときは外で遊んでいる。室内では、ボードゲームや工作などをしている。
委員
それは、コーディネーターや指導員が計画してやっているのか。
事務局
コーディネーターが各教室で教室の企画運営をしている。指導員は運営を補助している。
 (2) 協議事項

  •  ア  平成28年度放課後子ども教室事業計画及び運営委員会について
  •  イ 放課後子ども教室総合プランについて
  •  ウ その他

事務局(平成28年度放課後子ども教室事業計画及び運営委員会について、資料2に基づき説明)

  • 開室日時、場所、職員体制
  • 体験プログラム事業…各プログラム、行事等
  • ボランティアによる協力…体験プログラム講師、見守りボランティア
  • 放課後子ども教室と児童クラブの共通プログラムの推進
  • 運営委員会…年3回開催予定
  • 平成28年度放課後子ども教室体験プログラム一覧

委員長
平成27年度に西小学校、南小学校で12月22日に連携プログラムがあって、今年度は、東小学校ですでに共通プログラムが決定しているようだが、これについて、いつ頃実施するか決まっているか。
事務局
夏休みを予定している。資料中、今年度の体験プログラムの一覧にある「東小」の欄を見てもらうと、星印は、共通プログラムの開催が決定しているものである。
委員
西小学校、南小学校は年1回くらいで、昨年と同じ時期に行う予定か。
事務局
東小学校は放課後子ども教室と放課後児童クラブを隣で実施しており、現場の職員同士が相談しやすいので、まず夏休みから実施してみるということである。ただし、西小学校、南小学校だと放課後子ども教室は学校内、放課後児童クラブは学校外の児童館となるから頻繁な相談は難しいが、学校の空き状況を見ながらやっていく予定である。
事務局
現場を預かる立場から2点ご協議いただきたいことがある。まずは、体験プログラム講師の扱いである。スマイルポイント制度が創設されたが、1ポイント100円で、1日当たり2ポイントとなっている。体験プログラムには50人を超える参加がある場合もあり、年間10回くらい講師を務めていただく方もいる。体験プログラムに使用する材料や道具をたくさん持ってきて、準備にも時間をかけてプログラムを進めてくださる。そうした方とボランティアを同一にすべきではなく、せめて交通費くらいは支出するべきではないかと思うが、一度ご協議いただきたい。
もう1点は材料費の自己負担である。現在は、講師が材料を手配して市が支出している。参加児童も多く、喜んでいるのでありがたいが、一方で放課後児童クラブはその都度で個人費用が発生するようなことは行っていない。放課後子ども教室では、200円の材料費がかかるプログラムを市が全額負担し、不公平感や違和感を感じている保護者もいる。その点について、ご協議いただきたい。
委員
西小学校は参加人数が少ないから体験プログラム数も少ないのだろうが、南小学校は参加人数が多いから体験プログラム数も多いと思う。これをどう考えていくべきなのか。これだけ差があると体験プログラムが本当に必要なのか疑問である。材料の件についても、長い間体験プログラムの講師が持ち込んでやっていたが、今年度は、ポイント制度ができたので、これを各団体のボランティアで一括徴収して材料費として使うことはできないか。例えば、絵手紙でピーマンを見て描くにしても、今は畑から持参している。将来的に体験プログラム講師が代わることを考えて、材料費を教室で徴収するようにできないか。放課後子ども教室も浸透してきているので、プログラム内容やポイント制度の活かし方を検討すべきではないか。
事務局
まず体験プログラムの西小学校、南小学校の内容の違いについて、学校の条件によって、使用できる教室が異なるので、体験プログラムの内容は学校の事情によることはある。ただし、今年度から各コーディネーターで話し合って、すべての学校でなるべく同じ活動ができるように留意し、順番にプログラムを実施できるようにスケジュールを組んでいる。
次に、体験プログラムの参加費や材料費の負担については、他の市町の状況などを確認しながら検討していく。
委員
ながくて地域スマイルポイントは個人に対するもので、わりと報償に近いものになっているが、材料費については、放課後子ども教室の予算中でやりくりすれば良いのではないか。確か放課後子ども教室が始まった頃は、体験活動は有料でやっていて、去年か一昨年から無料にしている。
次に体験プログラムの講師への報償について、対価ということで考えて良いと思う。単にボランティアとして来るボランティアと実際のプログラム提供者への謝礼は意味合いが違うと思う。全ては有償でと言うのは難しいかと思うが、その点は考えても良いのではないか。
委員長
今年度は、あと2回本委員会を開催する予定であるため、良い方向を協議するようにお願いする。
委員
文化の家の改修時に楽器を演奏する方の手が空くので、それを良いチャンスと捉えて、改修の間に放課後子ども教室に来て演奏してもらうのも良いのではないか。文化の家と話し合い、いろんな方面で活用するも一つの手ではないかと思う。小学校には指導や活動紹介に行っており、サックス、童謡、演歌、キーボードも運べるので、是非利用したらどうか。
事務局
せっかく紹介してもらったので、できれば活用したい。
委員
一体型で、共通プログラムを今後増やしていく方向であると思うが、場所が一緒なだけではなくて、放課後児童クラブの子どもたちも日常的に参加できる様な工夫はできないか。共通プログラムの参加人数が急に増えると大変だと思うが、放課後子ども教室では茶道をやっていて、放課後児童クラブでは全く関係のないことをやっているのは疑問である。放課後児童クラブの子どもが参加したいと思ったら、プログラムが体験できるようにできるようにならないか。
また、放課後児童クラブの会費はいくらになっているか。
事務局
放課後児童クラブは毎月5,000円になっている。夏休みは、朝からの預かりとなるため8,000円になっている。
委員
通常の父母会の運営している学童保育所と違って、市がたくさん援助しているという印象である。放課後子ども教室は無料か。
事務局
放課後子ども教室は保険代の800円である。
共通プログラムについて、1つは放課後子ども教室と放課後児童クラブの目的がそもそも異なる。文部科学省が管轄する放課後子ども教室は保護者の就労に関係なく、学習が目的の事業である。一方、放課後児童クラブは厚生労働省の管轄で子どもの居場所の確保が目的になっており、保護者が仕事をしている子どもの安全な居場所づくりのためにある。それぞれ事業の目的やスタート地点が違うので、内容も違う。そうした中で今後、少子化に係る一体型の機会があれば進めていく。スタートが違う中で、どのように進めていくかは課題と受け止める。個々のプログラムについては、今後検討していく。
委員
放課後子ども教室と放課後児童クラブをそれぞれ作れと言ったり、それを一緒に作れと言ったり、国の方針に振り回されるのも、おかしな話であり、地方自治体も大変である。
結局、文部科学省と厚生労働者省とで管轄が違うものが一緒になれば、目的も違えば利用者の負担も異なるので、そうした点を整理できていないのに放課後子ども総合プランで一本化されていくことに問題があると思う。市の判断として難しいところがあると思うが、いろんなことを考案しつつ、うまく着地できるように考えてもらえると良い。
委員
学童保育所も共通プログラムを一緒にしていくのか。
事務局
学童保育所と児童クラブはともに放課後健全育成事業となっている。学童保育所は、いわゆる保育の時間に使っているから、その時間に共通プログラムを入っていくこと、また場所の確保が難しい状況にある。
事務局
放課後児童クラブも同じ制度の下でやっていて、学童保育所だけが自ら放課後子ども教室に掛け合って共通プログラムを行うというのは酷なので、事務局としては広く学童保育所にも参加を呼び掛けていきたいと考えている。
委員
共通プログラムをわざわざ新しくやるよりも学童保育所や放課後児童クラブに通っている子どもたちにも放課後子ども教室に参加するチャンスを与える機会を提供するというのが考え方の筋ではないか。
委員
親の就労に関わることなく、放課後子どもと放課後児童クラブのどちらにも行けるように登録制にしておけば良いのではないか。定員60名から超えてしまうと思うが、希望したときは参加できるようにするのはどうか。60人登録していたとしても40名しか来ないということだから、放課後子ども教室の児童を優先することを前提に、施設が隣り合っているは、「今、こんな体験プログラムをやっているが参加希望はありますか」と参加を受入れることはできないか。
事務局
今出た意見は、理想の着地点であると認識している。そもそも文部科学省・厚生労働省の事業の目的が異なるという点を踏まえながらも、一体型をやっていこうということで東小学校で共通プログラムを実施してみた。現状は、放課後子ども教室の体験プログラムに放課後児童クラブの子が参加している。ただし、放課後子ども教室の受入れの体力がないと柔軟な対応は非常に困難だと思うので、柔軟な着地点を将来的に目指しながらも、まずはそういった共通プログラムの実績を確実に、着実に残していくことが重要であると考える。まずは一歩、一歩、可能なことから前進して行くべきだと考えている。
委員の皆様にも、今後積極的に現場を見ていただければと考えているので、もし機会があれば気軽にお声がけいただければと思う。
委員長
本日は委員全員が発言したので、2回目、3回目の委員会でも活発な協議をお願いしたい。
委員長
その他について何かあるか。
委員
コーディネーターに委員会に出てもらうことについて、本日は事務局側についているが、今後は立場をはっきりして参加をしてもらいたい。
事務局
日程調整を予め調整の上、コーディネーターの立場も明確にして参加に努める。
委員長
すべての進行が終わったので、進行を事務局にお戻しする。
事務局
それでは、以上で本日の運営委員会を終了する。

この記事に関するお問い合わせ先

子ども部 子ども未来課 児童係
〒480-1196 愛知県長久手市岩作城の内60番地1

電話番号:0561-56-0616
ファックス:0561-63-2100

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