平成29年度第2回長久手市放課後子ども教室運営委員会
開催日時 |
平成29年11月14日(火曜日) 午前10時から正午まで |
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開催場所 |
市役所本庁舎第4会議室 |
出席者氏名(敬称略) |
委員長 長久手市立南小学校長 加藤 敦子 事務局 |
欠席者氏名(敬称略) |
委員 愛知県立大学教育福祉学部 |
審議の概要 |
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公開・非公開の別 |
公開 |
傍聴者人数 |
0名 |
問合先 |
子育て支援課 電話:0561-56-0616 |
会議録
(当日配付資料)
資料1 平成29年度長久手市放課後子ども教室事業進捗状況について (PDFファイル: 1.5MB)
資料2 平成30年度放課後子ども教室に向けて (PDFファイル: 5.9MB)
1 あいさつ
2 議題
(1) 報告事項
平成29年度放課後子ども教室事業進捗状況について
事務局
(資料1に基づき説明)
- 10月末時点での登録人数及び参加日数別人数について
- ボランティアの活動内容について
- 指導員やコーディネーターによる体験活動について
- 共通プログラムについて
- 月ごとの登録者数に対する参加率について
委員長
報告について、意見や質問等はあるか。
委員
西小学校放課後子ども教室について、1回も参加していない児童が3名とのことだが、どのように対応しているか。
事務局
他の登録者と同様に毎月行事予定の案内を送付している。西小学校放課後子ども教室の運営状況にも余裕があり、参加が1回もないからといってこちらからやめていただくよう話すことはない。
委員
待機児童がいなければよいが、もしいる場合には参加が1回もない方には参加辞退届を出していただき、待機児童に参加機会を与えられたらいいと思う。
事務局(コーディネーター)
西小学校放課後子ども教室の児童は塾通いの子が多く、いつも20~30名ぐらいの幅で参加しているため余裕がある。待機児童もいないため、今のところやめていただくことはない。
事務局
児童クラブは子どもの預かり事業であることから参加が少ない方に対して退会していただくこともある旨を説明会等でも周知しているが、放課後子ども教室ではさまざまな体験をする機会をなるべく広く多くの児童に提供するという趣旨で運営している。未参加の児童への対応については事業の目的や方向性に関わるため、他の事業も含めた大きな視点で捉えながら、待機児童の状況も加味しつつ考えていけたらと思う。
(2) 協議事項
平成30年度放課後子ども教室に向けて
事務局
(資料2に基づき説明)
放課後子ども教室周知方法について
登録児童及び保護者へのアンケートについて
委員
アンケートの結果についてはそれに応じて今すぐに事業のあり方を変えるものではないということだが、困っている保護者等にとっては早急な対応が必要であると思う。このアンケートは何のためにとるのか、趣旨について教えてほしい。
事務局
放課後子ども教室は子どもの預け先としての利用を想定してできたものではないが、そういった目的で利用している保護者もいる可能性があるため、まずはどのような目的で利用しているのかを把握するために、今回のアンケートを実施する。なお、アンケートの結果、例えば朝早くから子どもを預けたいというような要望が出たとしても、慎重に検討していく必要があるため、今すぐに変えることができないこともあるということである。
委員
アンケートを実施する際に、回答者に対してどういった趣旨で行うのかという説明はあるか。
事務局
アンケート実施の際にはアンケートのお願いという形で一枚説明文をつけることを検討する。また、すぐに対応できるかどうかについてだが、例えば送り迎えの問題、特に送りが負担になっているのではないかというコーディネーターの話もあり、それらについて実際に保護者はどのように感じているのか等、保護者の抱えている問題や課題を今回のアンケートで知りたいと考えている。校区でも状況に差があり、例えば東小学校は三ヶ峯から遠いということもある。まずは状況を把握させていただく。
委員
親としては、アンケートを取るからには事業のあり方を変えるのだろうという期待を持つと思うため、曖昧な形の実施ではなく、少しでも改善につながるようなものにしていただけたらと思う。送りの件についてだが、まず保護者に午後1時に子どもを小学校まで送りに行けというのは就労中の親にとっては無理な話である。夏休み中のプールを考えてみると子どもが1人で行ったりしているが、親として心配になる気持ちも分かるため、家の近い子同士でバディを組ませ、2人一組で行かせるという方法もあるように思う。そのほうが分団よりは現実的である。
委員
夏休み中の部活が大変で放課後子ども教室を退会するなど、参加できない理由が今回の調査で分かれば、どのような形であれば参加できるのかということが申込みの段階で説明しやすくなるため、このアンケートが活きてくるのではと思う。放課後子ども教室と児童館と児童クラブのどれが適しているのか、特に最初のお子さんをお持ちの方には区別が難しいところもあるかもしれないので、選択しやすくすることについてもこのアンケートの結果を活用していただけたらいいように思う。
委員長
放課後子ども教室と児童館と児童クラブの区別について、周知はできているだろうか。
事務局
保護者の方々にもある程度の認識はしていただいていると思うが、利用者が何を求めているのかを知りたいと考えている。放課後子ども教室は子どもを預かることを目的とした事業ではないが、児童クラブに準じる形での利用も一定数あるのではないかと思う。特に東小学校区には学童保育所がないため、その受け皿となっているかもしれない。目的に沿って今後も運営していくのかどうかも含めて中長期的な視点でじっくり検討していきたい。
委員
『ながくて福祉ガイド 子育て編』という冊子があり、その中に放課後子ども教室や学童保育所、児童クラブの説明が書いてあるので、このガイドを保護者に渡す機会があればと思う。
事務局(コーディネーター)
保護者の方にもいろいろな方がみえて、子どもを体験プログラムに参加させることを目的としている方もいれば、一部で子どもを預けた後体験プログラムが始まる前に迎えに来る方もいる。また、児童クラブでは費用として5,000円かかるのに対し、放課後子ども教室では0円ということで、比較すると結構な差が出てくるため、放課後子ども教室への参加を希望する方もいるかもしれない。放課後子ども教室に預かり先としての利用を求めていることが明らかになれば、東小学校区で学童保育と同等のサービスを進めていくのも一つの手だろうと思う。この地域だけでも子どもの数が現在の300人弱から600人ぐらいになるだろうという話も聞いている。いろいろな条件が絡んで複雑になっていることが感じられるが、皆さんから御指導いただいて良い運営ができたらと思う。
委員長
事務局には子どものため、保護者のために良い放課後子ども教室となるよう、意見を反映していただきたい。
(3) その他
特になし
委員長
全ての議題を終了したので進行を事務局にお返しする。
事務局
アンケートについては、利用者の満足度を調査したことがなかったため、今回意見をいただきありがたく思う。今回の実施にて把握することができればと考えている。次回の第3回運営委員会は2月か3月頃を予定しており、調査結果を次回の運営委員会で報告させていただく。保護者の方がどのようなことを求めているのか、子どもは何が楽しいのか、そういったことも含めて皆さんと一緒に放課後子ども教室のあり方を考えていけたらと思う。
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更新日:2020年11月30日