令和3年度長久手まちの絵コンテスト受賞作品
2021年1月に策定した景観計画の啓発活動として、「令和3年度長久手まちの絵コンテスト」を開催しました。
今回は、わが家(自宅や勤務先など)の周辺にある魅力的な景観を見つけ出してほしいという趣旨から、「わが家から100mにある長久手の風景」というテーマを設定し、募集しました。
一般の部、中高生の部、小学生の部、幼児の部合わせて117点の応募をいただき、選考の結果、下記27作品が選出されました。
受賞作品
一般の部
最優秀賞

トトロがいる坂道
講評:身近にある何気ない住宅地の何気ない景色を発見した生活感と、長久手市民がジブリパークを心待ちに期待を寄せている心情とが重なって、微笑ましい風景画となっている。構図も面白いが、特に植物が細密に描かれており、対象への関心と愛情の深さを感じる。
優秀賞

猫のいるバス停
講評:描かれているのは地元に古くからある猫の造形物である。その造形物は時代の流れの中で様々な場所に移設され今日の位置に置かれているのだという。地域の人の心が途切れず繋がってなお今でも存在するこの大草の猫を思う微笑ましい眼差しを感じる。

学生の思い出・田園風景
講評:田んぼの景色はどこにでもあり、特に長久手を代表しているわけではない。しかし、そのようなどこにでもある風景が、その人の思い出には大事な役割を果たしている。そのようなことを教えてくれる一葉であった。
入賞

杁ヶ池公園の桜

図書館通りの風景

ただいま~♪

香流川とカワセミ
特別賞

小満の桜樹
中高生の部
最優秀賞

懐かしい道
講評:この絵の良い所は、自分の身の回りを構成している様々な部分を特に強弱をつけることなく淡々と描いている点にある。画面に大きく横たわる道も、隙間から生えた雑草も、いつもあるわけではない水たまりも同じように、同じ調子で描いている。そうすることでかえって作者の幾多のものへの博愛や心持ちを感じるのである。
優秀賞

踏切
講評:最優秀となった作品とは対照的に、この作品には明確な主題があり、企みがあって、計画的に絵を構想している。それは、長久手には地上を走る鉄道がないのに踏切があることを面白がる詩的な企みである。技術力も高く、これが最優秀であってもおかしくなかった。

市が洞小学校
講評:市が洞小学校の校舎はとても特色があり、多くの人が絵の対象に取り上げていた。この学校に通った児童には忘れられない光景のようである。写真を下敷きにしたのであろうが、大きく歪めた没入感を強調した構図が面白い。
入賞

家

草むらの川

朝の草掛公園

夕ぐれ
小学生の部
最優秀賞

香流川の景色
講評:自宅の前ということで、毎日見慣れた風景なのであろう。底の知れない水面に映る藪の暗い陰がよく描かれている。これは観念で描ける絵ではない。毎日見て心にとめる瞬間が積み上がっていたからこそ描けたのだ。線画の効果も面白い。
優秀賞

時計と本
講評:図書館を描こうと頭で考えるとこのような絵にはならない。日常の暮らしの中で経験しであった風景の記憶があったから、小学生がこの構図を描けたのだと思う。丘の上の乾いた明るい光と風を感じる美しい絵だ。

街なかの別世界
講評:ごく普通の住宅地に隣り合わせるささやかな野生の息吹を不思議に思う視点が新鮮だし共感できる。そして家を描く手と、草むらを描く手が同じとは思えないほど、作者の関心は野生の方に向かっていて面白い。
入賞

リニモテラス

ほとぎの里とホタル

鴨田橋から見た風景

カブトムシ
幼児の部

自転車の練習場

だいすきなとしょかん

モリコロのバスにのりたいな
市長賞

夏立木
イオンモール長久手賞

あたたかいN-バス
募集内容
(注意)現在募集は終了しています。
この記事に関するお問い合わせ先
建設部 都市計画課
〒480-1196 愛知県長久手市岩作城の内60番地1
電話番号:0561-56-0622
ファックス:0561-63-2100
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更新日:2024年02月02日