第8期第2回長久手市みどりの推進会議
開催日時 |
平成27年2月5日(木曜日)午後2時から午後4時まで |
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開催場所 |
長久手市役所 エコハウス 多目的室 |
出席者氏名(敬称略) |
委員 浅井聡司 |
欠席者氏名(敬称略) |
委員 小川克郎 |
審議の概要 |
(1) 記念樹配布事業について |
公開・非公開の別 |
公開 |
傍聴者人数 |
なし |
問合先 |
長久手市くらし文化部産業緑地課 公園緑地係 |
会議録
議事に先立ち、部長があいさつ。
来年度はモリコロパークにて全国都市緑化あいちフェアが開催されるが、長久手市の今後の緑化推進を進めていくための、絶好の機会であると捉えている。来年度以降の里山整備の方針や、フェアに対する本市の取り組みについて述べさせていただくので、委員の皆様方の忌憚のない意見を伺いたい。
会長欠席のため、会長代理挨拶
長久手市の今後の緑の問題について、委員の皆様の忌憚のない意見を伺いたい。
また、「長久手市付属機関等の会議の公開に関する基準」に基づき、本会議を公開することを全出席委員の賛成により決定した。
(1) 記念樹配布事業について
議題1の記念樹配布事業について、事務局より説明した。
発言要旨
委員:
長久手市にはマンションが多いので、一軒家で子供が生まれるというのは、比率が少ないと思う。マンションでは木を配布しても植えるところがないのではないか。
事務局:
マンションやアパートの方のために、プランター等室内で育てられる木との交換も行っている。
委員:
記念樹配布事業について、私はこの制度があることを知らなかったが、周知はしっかりと行っているのか。例えば市広報誌には掲載しているのか。
事務局:
広報誌には掲載していないが、出生に関しては該当者に対して個別にハガキを送付し通知している。新築に関しては、税務課の職員が家屋調査に伺った際に、制度について説明しチラシをお渡ししている。
委員:
出生された方に対する記念樹の配布を取りやめ、木のおもちゃ配布にて対応し、新築の方への配布は継続するというのは、決定事項であるか。
事務局:
当面の予定としての暫定的な方針である。民有地緑化を進めていくうえで、なにか良い制度がないか、今後も考えていきたい。民有地の緑化に関して、公共空間から視えるところへ、いかに緑を増やしていくかということを主眼に、緑化の補助制度について整理していきたい。
委員:
公共空間から視える緑を増やしていきたいということであれば、例えばハンギングバスケットならマンションでも実施可能なので、検討してはどうか。
事務局:
マンションの緑化については今まで難しいところであったので、そういったものを取り入れるのも良いかもしれない。
委員:
木のおもちゃについて、どういったものを配布するのか。
事務局:
まだ確定ではないが、例えば積み木や、おわんのようなものを予定している。
(2) 「長久手里山プラン」の策定について
議題2の「長久手里山プラン」策定について、事務局より説明した。
発言要旨
委員:
来年度に行う予定とのことである里山健全化事業実施区域は、長久手市の所有の土地であるのか。
事務局:
市の所有ではなく、個人の方の所有地である。里山健全化事業実施区域内については、既に所有者の方の同意をいただいている。
委員:
個人の所有地を借用して実施するということか。
事務局:
そのような形となる。20年間の期間で協定を結び、管理を行っていく。
委員:
今年度及び来年度の実施予定区域では、所有者は何名いるのか。
事務局:
3名である。
委員:
竹林はどのように整備していくのか。
事務局:
例えばなにか楽しめるようなことができるように、フィールド活動や保全活動等に利用できる散策路、休憩所をつくるなど、どういった形で進めていくと言うことについても、長久手里山プランの策定の中で、市民の方々と一緒に考えていきたい。実際に、既にそういった活動を進めている方々がみえるので、そういった方々を主体としながら進めていきたい。
委員:
整備にあたっては、専門的な業者が行う必要があるか。
事務局:
平成27年度については、業者の方に一定の部分について実施していただき、その後の維持管理等については、市民の方々やNPO団体等の力をお借りして、実施していきたいと考えている。
委員:
モリコロパーク内でも、里山づくり活動を実施しているところがある。そちらも参考になるのではないか。また、日進市においても、里山として整備したところがある。そちらも同じく参考になると思われる。そういったいろいろな情報をキャッチして動いていくのがよいと思われる。
事務局:
モリコロパークで実施されている里山づくり活動については、愛知県内のいたるところから参加応募があると聞いており、そういった活動等に興味がある都市住民は長久手以外にも県内に沢山いると思われる。子ども塾周辺の里山整備についても、長久手市民に限らず、そういった方々にも協力していただけることがあるかもしれない。
(3) 全国都市緑化あいちフェアについて
議題3の全国都市緑化あいちフェアについて、事務局より説明した。
発言要旨
委員:
長久手市の緑化フェアへ対する取組みの説明を聞いて、沢山イベントをやって人が集まって、盛り上がって良かったなと喜んで終わってしまうような計画である印象を受けた。そうではなく、長久手市の緑や自然を、どのように活用し、どう取り組んでいくかを全国的に発信できるよい機会ではないかと思うが、そのあたりの構想はあるのか。
事務局:
今回の緑化フェアは、長久手市にとって、緑の施策を進めていくきっかけ、始まりであると考えている。市の取組としては、サテライト会場やふれあい拠点において、市民と一緒に緑をつくる活動を行い、民有地緑化をPRしていく。そのほかにも緑に関するシンポジウムを開き、都市生活における緑のチカラを体感できる場とする。
これまでの長久手市の緑の施策への取組みを振り返ってみると、決して、十分ではなかった。今回のフェアを契機として、花や緑に対する、市民意識の醸成を働きかけていきたい。
委員:
愛知県は花き生産量が全国で1番多いにもかかわらず、消費は非常に少ない。人々の花や緑に対する意識も低いような気がするので、今回のフェアを通じて、長久手市民の方や、長久手にいらっしゃった方等に、花や緑の素晴らしさをより知っていただけるような取組を行っていただきたい。
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更新日:2020年11月30日