第10期第4回長久手市みどりの推進会議
開催日時 |
令和元年11月29日(金曜日)午前10時から午前11時30分まで |
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開催場所 |
長久手市役所 エコハウス 多目的室 |
出席者氏名(敬称略) |
会長 伊藤珠美 事務局 同主幹 加藤明、同課長補佐兼緑化推進係長 水野広道、 |
欠席者氏名(敬称略) |
委員 原田ちづ子 |
審議の概要 |
⑴ 緑の基本計画の概要と策定スケジュールについて |
公開・非公開の別 |
公開 |
傍聴者人数 |
2名 |
問合先 |
建設部 みどりの推進課 緑化推進係 |
会議録
1 あいさつ
議事に先立ち、建設部長から挨拶。続いて事務局職員自己紹介。
会長が議事となり議事を進行。
2 議題
⑴ 緑の基本計画の概要と策定スケジュールについて
事務局説明要旨
事務局から当該計画の概要と策定スケジュールを説明。
発言要旨
議長:ただいま事務局から説明があったが、質問、意見等はないか。
委員:策定スケジュールに愛知県知事に通知とあるが、通知の前に議会の承認は得るのか。
事務局:議会には説明を行うのみである。議決案件ではない。
委員:先進地視察とは、どこへ行くのか。
事務局:岡崎市の細川町へ行く。ここは、敷地内への植樹本数等を取り決めた「まちづくり協定」に基づいて整備された民間開発の住宅地である。
⑵ 現行の緑の基本計画の評価と課題の整理について
事務局説明要旨
事務局から配布資料に沿って緑の基本計画改定骨子案を説明。
発言要旨
議長:ただいま事務局から説明があったが、質問、意見等はないか。
委員:グリーンロードを緑の軸とするとの記載があるが、グリーンロードの街路樹は整備が行き届いていない印象がある。グリーンロードは県道であるが、市が関わることはできるのか。
事務局:場所によっては、愛知県からの交付金を用いて整備を行うことは可能である。県道ではあるが、市を貫く中心道路となっている。愛知県には、本計画でのグリーンロードの位置づけを共有し、引き続き整備を求めていく。
委員:香流川の水質保全に関してはどうか。香流川を排水路としないような取組があれば、生物の多様性や良い景観にもつながる。本計画に取り入れてほしい。
事務局:いただいたご意見を参考に、計画に取り入れていくか検討する。
委員:外来種への対応に関して、計画案の中で課題として挙がっていない。生物の多様性に大きくつながることだと思うがどうか。
事務局:外来種は全国的に大きな問題であることは認識している。本計画にも外来種への対応について位置づけていきたい。
委員:緑づくりへの市民の取組について、公園愛護会はNPO法人が多くの公園を担当
しているのが現状である。地域住民が公園管理に関わってもらうようなPR方法
が必要だと思うので、本計画に位置づけてはどうか。地域で公園を守っていく
という意識が生まれるのではないか。
事務局:公園愛護会について、市のPR不足でもあるが、全ての公園に愛護会があるわけではない。あいている公園をNPO法人が担当している。ご意見のとおり、地域住民の方に参加してもらうことが必要不可欠である。公園愛護会の地域での参加について本計画に位置づけていきたい。
委員:里山基本計画にも市民参加が位置づけられている。市民が気軽にイベント等に参加できるような、団体への直接的なアプローチ方法を公開する予定はないのか。
事務局:緑の基本計画への位置づけはしない。里山で活動している団体が成熟してから、PR等を行っていくことを予定している。
委員:緑の将来像について、歩いてみたくなるまちづくりを進めてほしい。
事務局:県道への植樹で木陰の創出等をすすめていく。
委員:愛・地球博記念公園を拠点としていくならば、ジブリパーク開業に向けて市は何をすすめていくのか。
事務局:愛知県との連携をとりながら、ジブリパーク等に関する情報収集をすすめていく。
議長:長久手市は緑が多いまちだと認識している。とくに、せせらぎの径の樹木は非常に整っている。これからも適切な維持管理に努めてほしい。
委員:区画整理が進んでいる中央地区と下山地区は、住宅地となっていくのか。区画整理事業地内に、住人が和めるように公園を整備してほしい。
事務局:基本的には住宅地としていく。区画整理事業地内の敷地面積の3%、誘致距離250メートル以内に公園を整備するという決まりに基づき、適正な位置に公園を整備している。
委員:3%では少ないのではないか。名古屋市は5%という記憶があるが。
事務局:公園の面積3%と、緑地の面積2%である。
委員:事業地内に公園の整備を計画する際には、市民に計画を提示してほしい。また、都市の中に杁ヶ池公園レベルの公園がほしい。
事務局:新たに公園を整備する際には、組合や地権者と話し合いながら行っている。また、既存の都市の中に新たに公園を整備する予定はない。市街化地域の緑の質を高めていくよう、引き続き努めていく。
委員:緑の将来像について、緑の拠点をつなげるような計画にしてほしい。生物多様性にもつながっていく。
事務局:ネットワークの形成に向けて、いただいたご意見を参考にしながら計画にどう盛り込んでいくのか、検討をすすめていく。
委員:街路樹を、燃えにくい樹木にしてほしい。災害防止にもつながるのでは。
事務局:燃えにくい樹木があることは認識している。街路樹の大規模な改修時等には樹木の選定について検討する。
委員:新たな緑の創出とあるが、具体的に何を植えていくのか。在来種なのか。
事務局:公園や街路樹の再整備の際には、なるべく長久手市に自生している樹木を植樹し、愛着がある緑の創出を目指していく。
委員:緑の基本計画と環境基本計画とのすみ分けはどうするのか。
事務局:市には、最上位計画である第6次長久手市総合計画や第3次長久手市土地利用計画など、様々な計画がある。全ての計画と整合性を図りながら、統一的な方向性となるよう、計画策定をすすめていく。
委員:農地を守るとあるが、農地も貴重な緑だという意識をもって適切に保全していけるよう、計画にしっかりと位置づけてほしい。
委員:長久手市に生産緑地はあるのか。また、今後生産緑地を増やしていく予定はあるのか。
事務局:生産緑地制度に基づく生産緑地は、市街化区域に10数箇所ある。最低でも500平方メートルの面積が必要などといった立地条件があり、土地所有者は農地として管理する義務がある。生産緑地の指定に関しては、市への移行の際に市街化区域の中の農地を生産緑地とするかの判断を行った。今後、新たに市街化区域となるところがもしあれば、生産緑地は増えるかもしれないが、現時点では今ある農地を生産緑地に指定することはない。
委員:田畑や水田は災害時に役立つ。そういった部分を含めて、緑地の保全をすすめてほしい。
委員:緑の拠点とは何か。
事務局:長久手市全体で考えると広すぎる。緑づくりをすすめていく際の中心となる地区のことである。
以上
会議資料
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更新日:2020年11月30日