平成29年度長久手食育推進支援会議
開催日時 |
平成29年12月21日(木曜日)午後1時30分から |
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開催場所 |
長久手市役所 会議室棟 会議室G |
出席者氏名(敬称略) |
会長 安達内美子 事務局 みどりの推進課主幹 成瀬守 |
欠席者氏名(敬称略) |
委員 朝岡真実 |
審議の概要 |
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公開・非公開の別 |
公開 |
傍聴者人数 |
ー |
問合先 |
建設部 みどりの推進課 農政係 |
会議録
1.あいさつ
議事に先立ち、野々山雄士委員の代理である日比野佑治氏(長久手温泉アグリ事業部職員)の出席ついて承認を得た。
事務局より成瀬主幹あいさつ
会長あいさつ
長久手食育推進支援会議設置要綱(以下「設置要綱」という)第6条第2項の規程により、会議成立の報告を行った。 また、各委員から順に、前回会議から現在までの活動報告及び課題について発言があった。
2.議題
(1) 長久手市の食育推進計画の進捗状況について
事務局より、平成29年7月に行われた長久手市食育推進部会の結果を中心に、長久手市の食育活動の進捗状況についての報告を行った。(資料1)
発言要旨
委員:
長久手市食育推進部会は、どのような位置づけか。
事務局:
長久手市における食育事業の関係課職員をもって組織されたプロジェクトチームである。会議の場で、食育の進捗状況や関係機関について情報共有し、その結果を本会議で回答している。
委員:
市ホームページで公開されている食育のページについて、内容は分かりやすいがページの場所を見つけづらい。より多くの人に見てもらうために、定期的にトップページのバナーや新着情報にリンクを掲載してはどうか。
事務局:
システム上可能であるので実施を検討する。
委員:
上記ホームページへの提案に補足だが、関連ページへのリンクを、課ごとではなく対象ごとに分けてはどうか。タイトルだけでは内容が分からず、どんな対象に向けたページか分かりにくい。
事務局:
改善する。
会長:
これまで長久手市食育推進部会に福祉施策課は入っていたか。
事務局:
入っていなかったが、フードドライブに関する情報提供をする立場として、福祉課に代わって部会に入る。
委員:
この調査シートでは、各取組が5段階評価されているが、何をもって評価しているのか。目に見える成果がなければ改善できたといえないのではないか。数字で推し量れない成果があることは承知しているが、毎回の参加人数等、目標値を挙げて評価する方が改善点も見えやすいと思う。
会長:
各取組に対し、数値等の測定可能な目標を挙げることは可能か。
事務局:
現在、各取組に対して数値目標等は設定しておらず自己評価としているが、測定可能な判断基準を出すべきであるという意見は長久手市食育推進部会で共有したい。
委員:
上記意見に付け足しだが、食育推進計画内で設定されている数値目標と各取組の関連性を調査シートに落とし込めないか。計画の数値目標値を達成するために、現在は実施していない事業を調査シートに追加していってほしい。そのための話し合いを部会でも実施してほしい。
会長:
日進市の食育事業にも関わっているが、日進市の目標管理シートは、食育推進計画の数値目標と対応した構成になっている。そういった構成にするのも一案であると思う。
委員:
一つひとつの数値目標に対して必ずしも対応する取組があるわけではないように思うので、何課が担当しているのか見えるかたちで整理し、不足している取組を事業全体に組み込むのがよい。
事務局:
掲げた数値目標に対して様々な取組を実施しているが、それらの取組がどのベクトルで目標に向かっているか分かりづらい部分があると思うので、各課と情報共有しながら改善していきたい。また、足りない取組があれば調査シートに入れ込んでいく。
会長:
先ほど事務局の説明にフードドライブの話題もあったが、食品ロスについて、国の第3次食育推進基本計画で深く言及されている。長久手市の食育事業にどのように食品ロスを取り込んでいくべきかについて意見はあるか。
委員:
食品ロスの定義だが、今ある食品を無駄に使わない、もしくは、作ったものを残さないという二つの意味があると思うが、どう考えればよいか。
事務局:
エコクッキングといったそもそもの無駄を減らす取組もあるが、昨今の食品ロスについては廃棄量がクローズアップされることが多いように思う。廃棄を減らすための取組に関しても積極的に意見をいただきたい。
委員:
給食は子どもによって食べる量が大きく違う。食べない子どもにいかに給食に興味を持たせるかを考えた。そこで提案だが、給食に出る長久手産の野菜を視覚的に紹介できないか。生産者の話をより具体的に給食だよりに掲載したり、廊下に野菜のサンプルを掲示したり、あるいは生産者のコメント動画を教室で流したりすることで、興味が湧くのではないか。
会長:
子どもたちが自分たちの適量を知ることも重要だと思う。皆が食事バランスガイドに沿って適量を食べていれば、食品ロスも減らせて環境にも良いし、自分の健康にも良い。食育全体は関連し合っているので、すべての取組が食品ロスに繋がることを自覚しながら、各取組のなかで食品ロスを啓発してほしい。
委員:
学校給食では食べる時間が足りないと聞いた。時間があれば食べられるのにもったいない。
委員:
子どもが興味を持って喜んで食べるためのアプローチとして、給食センターの見学会は非常に重要だと思う。家庭での働きかけを活発化するためにも、未就学児をもつ親にも是非見学させてほしいと考えている。そこで先日、自身が立ち上げた子育てサロンのメンバーが直接給食センターに提案書を出し、栄養士と話をさせてもらった。事務局の説明で、衛生や安全上の問題から立入禁止場所が多いため基本的に未就学児は参加を断っているとあったが、給食センターとの話し合いの結果、おんぶや抱っこで過ごせる子どもであれば参加してもいいという回答があった。管理栄養士や給食調理の人員が不足するという課題に対しても、2、3時間かかる試食会でなく、短時間の見学会であればいいとの回答もあった。また、試食会への参加人数を増やすために託児を活用できる制度もあったらいいと考えている。お互いが歩み寄って具体的に改善策を導き出すには、庁内での話し合いより、市民団体等が直接話し合う方が有効ではないか。
会長:
上記意見のとおり、市民団体と直接意見交換できる場が必要だと思った。また、試食会に行けない方向けに、施設紹介ビデオなどを見せるのも一案だと思う。
事務局:
部会に持ち帰り、検討する。
(2) 食育に関係する機関又は団体との連携について
発言要旨
委員:
連携する市民団体も様々あるので、NPO法人や企業等まで巻き込むのか明らかにし、具体的に市の取組に協力できる体制を築けると良いと思う。その上で、市民活動と市役所とのつなぎ役として、たつせがある課の役割は必要だと思う。自身が活動する子育てサロンでは共食の機会を設けて食育事業の一助を担っており、その取組に対する助成金や活動場所の調整等はたつせがある課が担当している。食育に少しでも関わる事業をたつせがある課が集約してほしい。
事務局:
担当課として事業に対する目的や思いがあるため調整が必要。部会に意見があったことを伝える。
会長:
新規ボランティアの募集やリーダーの育成に関して、食生活改善推進委員の現状はどのようか。
委員:
食生活改善推進委員になるための講習回数を減らす等の緩和をしたが、現状は人数が潤沢ではない。人数がいないと無理なくシフトを回すことが難しい。広報等で周知しているが、記事数が多く目につきにくい。
会長:
食育に関わる活動団体が集まるような機会はないのか。
事務局:
今は特に設けていない。
委員:
個人的にも、食育に関わるサポーターを集めて、お互いが手を貸す仕組みを作りたいと考えている。この場にいる食育団体のなかでも是非協力していきたい。
(3) その他
発言要旨
委員:
現在はまだ部会と支援会議の開催時期が不明確のようだが、各取組に対して評価したことが次年度に反映されるよう、時期的な目標を持って開催した方が効果的であると思う。
事務局:
調査シートの改善に加え、課題として持ち帰る。
会議資料
資料1:議題(1)に係る事務局説明要旨 (PDFファイル: 184.7KB)
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更新日:2020年11月30日