令和4年度第1回長久手食育推進支援会議
開催日時 | 令和4年10月17日(月曜日)午後2時から午後3時50分まで |
開催場所 | 第4会議室 |
出席者氏名(敬省略) |
会長 安達内美子 委員 口野孝典 委員 さいとうけいこ 委員 青山光子 委員 丸山倫子
事務局 みどりの推進課長 山本一裕、同課長補佐 加藤紀子、同農政係長 今井哲夫、同主事 吉田航輔 |
欠席者氏名(敬省略) |
委員 野々山雄士 委員 石原恵子 委員 水野達也 委員 二宮茂明 |
審議の概要 |
⑴ 食育関係各課の取組状況について ⑵ 新規事業の今後の取組について ⑶ 食育イベントの振り返りと今後の取組について ⑷ その他 |
公開・非公開の別 | 公開 |
傍聴者人数 | なし |
問合先 |
建設部みどりの推進課農政係 電話(0561-56-0620) |
会議録
1あいさつ
議事に先立ち、事務局みどりの推進課長よりあいさつ
2議題
⑴食育関係各課の取組状況について
・事務局説明要旨
令和4年9月12日に開催された令和4年度第1回食育推進部会の結果を踏まえ、第3次長久手市食育推進計画の各課の取組状況について、資料1にそって報告した。
・発言要旨
会長:
大学・学生との連携について、名古屋学芸大学では4年ほど前から長久手イオンと協力して動画の作成等を行っている。今年度になって、長久手イオンから「市の計画等に沿った動画内容にしてはどうか」との話があり、市にも協力をいただいているところである。
委員:
この調査シートは昨年度に行った事業と今後行っていく予定の事業が見やすく整理されていて、担当課としても食育関連事業を行っているという意識付けにもなって、とても良いと思う。これらに加えて、事業を行った効果を記入すると、もっと良い資料になると思う。
委員:
食と健康を考える会で、フレイル予防に関する情報やレシピ等を作成して市のホームページに公開しているが、高齢者の方々はホームページをあまり見ないので、情報提供の仕方が難しい。広報や回覧板などで周知していくことはできないか。
事務局:
市のホームページに掲載されていることは、広報や回覧板に載せることは難しくなってきている。ホームページ以外での情報提供の方法を考えていきたい。
⑵新規事業の今後の取組について
・事務局説明要旨
資料2に沿って、みどりの推進課分新規事業の今後の取組について順に説明し、その都度意見をいただいた。
・発言要旨
1-1 エ 若い世代を中心とした食育の推進(青年期及び子育て世代の食育の推進)
会長:
どういう形で大学・学生等と連携していくかによって、呼びかける方法が変わってくると思う。人を集めるだけであれば、大学のボランティアセンター等がある。企画・運営から携わってもらいたいのであれば、大学の研究室に話をしに行く必要があると思う。
委員:
夏休みに北の共生ステーションでイベントを行った際には、淑徳大学の学生や栄徳高校のボランティア部の生徒が参加してくれた。人を集めたいだけであれば、そのような方法も良いと思う。
事務局:
長久手市は大学が多いことが一つの特徴でもある。
委員:
アイデアがあればすぐにでも実行できそうな環境が整っていると思うので、是非具体化してもらいたい。
1-1 カ 高齢期における食育の推進
委員:
共生ステーションが市の拠点にもなっている。厨房設備も完備されているので、うまく活用できれば良いのではないか。
会長:
作ってその場で食べることが難しいのであれば、漬物など保存が利くものを作るのも良いかもしれない。
委員:
長寿課と保険医療課が協力して行っている料理教室では、どんな人が対象か分からないが、両課で足りない部分がもしあれば、そこをみどりの推進課で補っていくようなことができれば良い連携ができると思う。
1-3 ア 食の安全に関する情報提供と啓発
委員:
リーフレットについては、どういった人を対象にして、どこで配布するのか決めないと作成自体が難しいのではないか。どうせ作るのであれば効果があるものにしたい。
事務局:
作って終わりだと意味がないので、作るのであれば効果があるものにしていきたい。
会長:
リーフレットではなく、ホームページの方が効果があるかもしれないし、子どもを対象にするのも良いかもしれない。対象や配布方法を検討する必要がある。
2-1 ア 食を楽しむための環境整備
委員:
市内に「なないろカフェ・バンバン」や「つづら」といった高齢者が集まって食事をしている場所はある。こういった場所を活用していくのはどうか。
委員:
共食は強制するものではないと思う。人それぞれの理由で、一人で食事をしている高齢者はいる。
会長:
高齢者が集まって食事をしている場所があるのであれば、そういった情報を高齢者向けに発信してみてはどうか。
事務局:
できれば既存の事業や場所を活用した取組を行っていきたいので、とても良いアイデアだと思う。
2-1 イ 地域における共食の推進
会長:
行政が行う事業となると、事業費等の補助金が挙げられると思う。そうすると、対象や目的をはっきりとさせることが大切になってしまう。NPO団体等が行っている既存の事業を補助対象にしようとすると、うまくいっていたものが崩れてしまう可能性がある。自然発生的にボランティア団体等が行っている事業もたくさんあると思う。
事務局:
既存の事業で十分なことと、不足していることを把握するのが難しいところである。
2-2 イ 食に関する体験・交流機会の提供
委員:
収穫体験など既に行っていると思っていたがどうか。
事務局:
コロナの影響もあり、食に関するイベントは開催方法等を検討している状況である。
委員:
あぐりん村に並んでいる旬の野菜について、おすすめのレシピなどがあると消費者も喜ぶのではないか。
事務局:
あまり有名ではない野菜などは、あぐりん村と生産者が協力して作成したレシピが置いてある。あぐりん村とも話し合いを行っていきたい。
委員:
あぐりん村で旬の野菜を使ったイベントが開催されると良い。
3-2 ア 直売所における生産者と消費者の交流促進
事務局:
北熊のイケア周辺において主に若い家庭を対象に、ながくて結の会という団体が市からの補助金を受けて芋掘り体験を行っている。たつせがある課とみどりの推進課で協働している事業である。耕作放棄地対策にもつながっている。
委員:
土を触る機会が少ない世代にとっては、とても良い取組だと思う。市の東部には耕作放棄地がたくさんあるので、この取組が広がっていくと良い。
4-1 ア 市民活動への支援
会長:
愛知県には食育サポーターという制度がある。ボランティア団体等が登録すると市のホームページに掲載され、ボランティア団体等がイベントを開催する際に、市が人集めに協力できる。年に1度くらいのペースで勉強会を行っている。
事務局:
ボランティア団体等と市が苦手なところを補っていけるような仕組みができれば、一番良いと思う。
⑶食育イベントの振り返りと今後の取組について
・事務局説明要旨
資料3に沿って、今年度の6月に行った食育イベントの振り返りと今後の取組予定について説明した。
・発言要旨
委員:
2階のラムネ作り体験を見学したが、紙芝居の時にバタバタしてしまっていた。時間配分にも工夫が必要だと感じた。
委員:
外からだと何をしているのか分かりづらかった。
委員:
他のイベントと日付や場所が合えば、もっと盛り上がるイベントになったと思う。次回は開催日や場所、ターゲットの検討が必須だと思う。
事務局:
今回は6月で文化の家が空いている日を選んだので、単独のイベントになってしまった。
委員:
長久手中央2号公園でよくマルシェを行っている。そこに一緒に出展していくことはできないか。
事務局:
可能である。食育月間である6月に行えると1番良いが、5月や7月でも構わないと考える。
委員:
既にボランティア団体等が行っているイベントを集約して行うのはどうか。ボランティア団体も人集めには苦労していると思うので、市にとっても団体にとっても都合が良いと思う。
委員:
イベントの規模的には、今年度行ったものに少しプラスするくらいが現実的だと思う。協力できることがあれば、また協力したい。
事務局:
予算もあまり無い中で、やれることをやれる範囲でやっていきたい。委員の皆様にはお願いばかりで申し訳ないが、是非また協力していただきたい。また12月頃に、イベントのミーティングを開催したい。
⑷その他
・事務局説明要旨
次回の支援会議の開催予定について説明した。
会議資料
【資料1】令和4年度調査シート (PDFファイル: 294.4KB)
更新日:2022年11月08日