令和3年度第1回長久手食育推進支援会議
会議詳細
開催日時 | 令和3年12月22日(水曜日) 午後2時から午後3時30分まで |
開催場所 | 会議室H |
出席者氏名(敬省略) |
会長 安達内美子 委員 石原恵子 委員 口野孝典 委員 二宮茂明 委員 さいとうけいこ 委員 青山光子 委員 丸山倫子
事務局 建設部次長 川本保則、みどりの推進課長 山本一裕 同主幹 加藤明、同主幹 丸山賢一 同農政係長 今井哲夫、同主事 都築康成 |
欠席者氏名(敬省略) |
委員 野々山雄士 委員 水野達也 |
審議の概要 |
⑴ 会長・副会長の選出 ⑵ 現行食育推進計画の取組の振り返りについて ⑶ 市民ワークショップの開催結果について ⑷ 次期食育推進計画の素案について ⑸その他 |
公開・非公開の別 | 公開 |
傍聴者人数 | なし |
問合先 |
建設部 みどりの推進課 農政係 電話(0561-56-0620) |
会議録
1 あいさつ
議事に先立ち、事務局より建設部次長あいさつ
2 議題
⑴ 会長・副会長の選出
令和3年10月1日より任期を開始する委員として初めての会議であるため、委員の互選により会長を決定、会長の指名により副会長を決定した。
⑵ 現行食育推進計画の取組の振り返りについて
・事務局説明要旨
令和3年12月6日に開催された令和3年度第1回食育推進部会の結果を中心に、現行計画である第2次長久手市食育推進計画の振り返りについて、資料Aにそって報告した。
・発言要旨
委員:
成果や実績を見ると評価の低いものも見受けられるが、部会では現行計画を振り返り、担当部署ごとに事業の継続の必要性や方向転換等が必要ではという議論になっているか。
事務局:
毎年同じことをやってきてもなかなか成果として出ないというものもあり、部会の中では、目的は同じとしつつも実施方法を検討すべきだという意見は出ている。
会長:
各課の自己評価が、計画したことがやれたかどうかという評価になっている。アウトカムの評価、どんな成果をもたらしたかという評価も必要である。
事務局:
事務局としても、成果を受けてどうしていくのかという部分まで議論をしていく必要があると感じている。
委員:
全体的に受け身の事業が多いように感じる。みどりの推進課の回答で、食育推進支援会議から発信する企画というものがあるが、積極的に関わりたいと思う。提案だが、この会議の場だけでなくワーキンググループを作り、細かな部分を話し合いたい。他の課とも連携がとれるような仕掛けを作りたい。
委員:
よく振り返られていると思う。今までの支援会議で提案してきたものがいくつかある。しかし、予算が無い、担当する課が分からないという話ばかりであった。実践に向けては、ヒト、モノ、カネが必要だと思うが、そのような議論が部会であったか。
事務局:
今回の部会では無かった。実践的なことを進めていくには予算や人員は不可欠であるので、それぞれの課に呼びかけていく。
委員:
支援会議自体で予算を持っていないのか。
事務局:
持っていない。各課での予算で対応となる。
委員:
離乳食教室もコロナの関係で例年どおりには出来なかった。リモートで実施するなど、前に進むためのアイデアを出していかないといけないなと感じた。
会長:
こんな時期だからこそ、ピンチをチャンスにという発想で取り組んでいかなければならない。
委員:
男の料理教室も出来なかった。来年2月か3月に実施する予定。学校での取組には感心している。アレルギーや地産地消のことなど工夫がされていて素晴らしい。どれも数値化することは困難なものばかりだが、例えば健康寿命は1つの指標として良いと思う。
会長:
支援会議として各課の取組の支援も出来ると良い。
⑶ 市民ワークショップの開催結果について
・事務局説明要旨
資料Bに沿って、市民ワークショップの開催結果を報告した。
・発言要旨
委員:
市民ワークショップの参加者は今後、計画にどのように関わるのか。
事務局:
計画を実行していく際には関わっていただけるよう呼びかけたい。
委員:
その際は協力したい。
委員:
ワークショップ参加者は元々食育に関わっている人か。
事務局:
食に関心がある方が多い。大学生の参加もあり、若い世代も食育への関心があるのだと感じた。
会長:
第1回のワークショップを見学したが、様々な世代、立場の人が参加していた。
委員:
大学生が参加していることに感心する。コロナ禍で帰省できないということもある。近くにいる人を頼るというか、高齢者から大学生が学ぶということも良い。長久手市にとって大学がたくさんあるというのは良いことだ。若者と高齢者を結ぶというのは良いアイデアだし、支援会議としても協力したい。
⑷ 次期食育推進計画の素案について
・事務局説明要旨
資料Cに沿って第3次食育推進計画の素案を説明した。
・発言要旨
委員:
SDGs、コロナ、国と県の計画の概要を盛り込んだのは分かりやすい。アンケートから長久手の課題がよく分析されている。
委員:
長久手市の現状として統計の数値があるが、販売農家とされている方々が学校給食へ頑張って出荷しているという理解で良いか。農協の貸し農園が終了するということで、自分も農地の貸し借りの相談を受けることがあるが、自給的農家の方が農地の管理に困っていて土地が空いているというようなことはあるか。
事務局:
今年度10月から市で農地マッチング支援事業を始めた。農地の管理に困っている人と借りたい人を結ぶ制度である。
委員:
自分で育てた野菜を食べると本当に美味しい。そんな体験をしてほしい。
委員:
基本理念について、私の感覚では伝わりづらいと感じる。
委員:
「食でつながるまち」は良い。「食で笑い、食が活きる」の部分がイメージしづらい。基本理念を見て市民は何をすればいいかが伝わらない。
事務局:
「食で笑い」の部分は共食をイメージしている。複数人が笑顔で食卓を囲うという場面を想像して考えた。基本理念はあくまでも理念であり、そこから基本目標、基本方針と繋がっており、そこで個人や地域の行動に落とし込んでいる。
委員:
基本理念は会議で決められたものか。
事務局:
市民ワークショップで出た意見等を参考に、事務局内で検討して案を考えた。ただし、市民へ伝わらなければ意味がないものなので、支援会議の意見をふまえて検討したい。
委員:
コロナ禍で、共食は尚更イメージしづらい。
委員:
たしかに共食は浮かんでこない。
委員:
他の場面で基本理念を示すとき、37ページのように毎回説明文が付くのか。基本理念に赤い下線が付いているのは強調の意味なのかスペルチェックなのか教えてほしい。
事務局:
例えばチラシに載せたりする場面では説明文は付かない。赤い下線はスペルチェックで付いてしまった。削除する。
会長:
40ページのイの項目は主語が子どもたちであるならば、発達段階として自然な表現は「関心」ではなく「意欲」だと思う。41ページのウの項目で「学校栄養教諭」とあるが「栄養教諭」とし、「栄養指導」も学校では「食に関する指導」が一般的な表現である。42ページのカの項目だと思うが、高齢者が次世代へ伝えていくというような内容も入れたい。44ページのアの項目で「1日に最低1食は一緒に食事」としているが厳しいのではないか。「食事」のみではなく、「食に関する機会」を共にすることも共食と考えたい。
事務局:
「市民の行動指針」という表現について、支援会議の意見を伺いたい。
委員:
言葉としては押しつけがましい表現かもしれない。
委員:
会社の規則のような印象を受ける。
委員:
別の話になるが、43ページのアの項目は主語がないと分かりづらくならないか。市民ワークショップのアイデアが各所に載っているが、読んだ市民が実現を期待してしまうかもしれない。
委員:
市民と行政で役割の言い回しが違う。どちらも「取組」などに表現を揃えるべき。
委員:
42ページのカの項目に、高齢者自身が料理を楽しむというような観点は入ってこないか。
会長:
そういう視点は大切。45ページのイの項目でも良いかもしれない。数値目標についての意見はどうか。ちなみに食育の推進に関わる市民の項目が指標以降が空欄になっているがなぜか。
事務局:
昨年度の支援会議で、ボランティア数が把握しづらいといった意見や、そもそもボランティアにこだわる必要があるのかという意見があったため、それに代わる事務局のアイデアとして「食育の推進に関わる市民」の項目のみ記入している。具体的な指標等は未定で空欄としている。
会長:
支援会議の皆様と考えたい。アイデアがあれば発言してほしい。
委員:
ボランティア自体も高齢化が進んでいる。若い人が増えていくと良いが、なかなか増えづらい。
事務局:
この場でアイデアが出ないということであれば、また後日でも事務局に連絡等いただけたらと思う。
⑸ その他
・事務局説明要旨
パブリックコメントの実施予定と次回の支援会議の開催予定について説明した。
会議資料
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更新日:2022年01月20日