(令和4年7月6日開催)令和4年度長久手市予防接種健康被害調査委員会

更新日:2022年11月10日

 

会議詳細
開催日時 令和4年7月6日(水曜日) 午後2時00分から3時00分まで
開催場所 長久手市保健センター3階会議室

出席者氏名(敬称略)

委員 森下 雅史 (予防接種専門医師)
委員 玉井 清 (市内医師代表)
委員 堂森 丈正 (市内医師代表)
委員 澁谷 いづみ (瀬戸保健所長)

【事務局】

福祉部長 川本 満男
福祉部次長 中野 智夫
健康推進課長 遠藤 佳子
健康推進課課長補佐 諸戸 洋子
母子保健係長 與語 奈緒子
母子保健係主任 永井 佑未子
母子保健係保健師 須賀 柚月

欠席者(敬称略)

委員 安藤 英也 (市内医師代表)
委員 堀 壽成 (学識経験者)
審議の概要 (1) 令和3年度予防接種事業について(公開)
(2) 令和4年度予防接種事業について(公開)
(3) 予防接種の間違い報告について(公開)
(4) 規則改正について(公開)
(5) 健康被害の概要(ケース1)(非公開)
(6) その他
公開・非公開の別 一部非公開
傍聴者人数 0人
問合先 長久手市福祉部健康推進課
電話 0561-63-3300

 

会議録

(1)令和3年度予防接種事業について

質疑応答・意見等

委員

高齢者肺炎球菌ワクチンは23価を接種した方も対象か。長久手市はどのようにPRして、実施しているのか。

事務局

過去に高齢者肺炎球菌(23価)を打ったことがある人は定期の対象にならない。
毎年対象者に、4月から接種できるように個別通知している。市は過去に23価を打っているかの情報を持っていないため、高齢者肺炎球菌ワクチン(23価)を受けたことがある方は対象外ですと案内している。小児用肺炎球菌ワクチン(13価)を接種した場合は、定期接種の対象となる。

委員

日進市はプレベナーもニューモバックスもどちらも対象だったと思うが、長久手市はこのまま行うのか。

事務局

定期の高齢者肺炎球菌ワクチンはニューモバックス(23価)での接種となる。本市でも平成30年度までは任意接種の助成を行っていた。定期の高齢者肺炎球菌ワクチンは、平成30年度で国の経過措置期間が終了する予定であったが、5年間延長することが決まったため、平成30年度をもって任意接種の助成を廃止した。

 

(2)令和4年度予防接種事業について

質疑応答・意見等

委員

風しんの実施期間延長の個別通知のコストはどのくらいか。また、対象者数はどれくらいか。

事務局

抗体検査を受けていない約5,000人に対して、2月にはがきで通知をした。郵送代が31万5千円ほどで、はがきの印刷代は約6万円であった。

委員

事業所を通して、定期の健康診断等での働きかけの話が以前あったかと思うが、今年は行っているのか。

事務局

国から事業所に向けてお知らせ等は行っていると思う。市では、国民健康保険加入者の特定健診を実施しており、対象者には案内を行っている。

委員

子宮頸がんワクチンキャッチアップ対象者の自費接種した方への償還払いについて、どのワクチンでも対象になるのか。

事務局

定期接種であるサーバリックスとガーダシルのみになる。シルガード(9価)は対象外になる。

委員

シルガード(9価)を助成の対象にする予定はあるか。

事務局

情報収集はしているが、市の方針として任意接種となるシルガード(9価)の助成はしない。

(3)予防接種の間違い報告について

質疑応答・意見等

委員

新型コロナの接種間隔間違いについてですが、予約は市で一括して取っているのか。個別の医療機関でも取ることができるのか。

事務局

市で行っている集団接種と一部の市内の医療機関はコールセンターで予約を行っており、コールセンターでは接種間隔の確認を行っている。一部の市内医療機関以外では、医療機関で直接予約を受付け、間隔が短かったケースが数件あった。また、キャンセル待ちなど飛び込みでの接種で間隔が短かったというケースも含まれている。

委員

予防接種の接種間隔が見直され自由度が上がったが、生ワクチンや新型コロナワクチンでは接種間隔に決まりがあるため、今後も周知をお願いする。

委員

期限切れワクチンの廃棄や、温度に問題があって使えなくなった等、管理上でのワクチントラブルはなかったか。

事務局

6月に市内の医療機関で、冷蔵保管期限を過ぎたワクチンを接種してしまったという事例が7件発生した。重大な間違いになるため、愛知県へもすぐに報告し、報道発表も行った。間違いで打ってしまった7人に対して、医療機関と市から連絡をし、健康状況の確認を行い、健康状態は良好で、健康被害はないと聞いている。ワクチンの効果については、希望者に抗体検査を実施し、接種のやり直しを行う予定である。

委員

再発防止策の指導はどのように行ったか。

事務局

医療機関では、ワクチンの適正管理と冷蔵保管期限を2人以上で確認する。また、予約数に合わせたワクチンの発注を徹底するよう改善する。市から医療機関へワクチンを配送する際に、ワクチンホルダーに冷蔵での保管期限を記載した紙を貼り、今までよりもわかりやすい表示に変更した。

 

(4)規則改正について

質疑応答・意見等

委員

オンライン開催に伴う規則改正に関して議決を採るため、賛成の方は挙手をお願いする。
(全員挙手により、可決)

(5)健康被害の概要(ケース1)(非公開)

(6)その他

事務局

昨年度意見をいただいた、大人の帯状疱疹ワクチン助成については、他市町の実施状況も参考とし、今後も検討を続けていく。

委員

実際にどれくらいの患者が出て、どれくらいのコストがかかっているかということも、市にかかわってくる部分になると思うので、可能であれば、検討いただきたい。

委員

引き続き、不活化ワクチン、生ワクチン以外に、新型コロナワクチンも追加され、ワクチン管理、接種間隔で注意が必要であるが、打つべき人に安全に接種できるようにお願いする。

 

午後3時終了。

会議資料

この記事に関するお問い合わせ先

福祉部 健康推進課
〒480-1196 愛知県長久手市岩作城の内60番地1

電話番号:0561-63-3300
ファックス:0561-63-1900

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