(令和3年11月1日開催)令和3年度長久手市地域保健対策推進協議会母子専門部会

更新日:2022年11月09日

議事概要

 

会議の名称

令和3年度地域保健対策推進協議会母子専門部会

 

開催日時

令和3年11月1日(月曜日)午後2時から午後3時15分まで

 

開催場所

長久手市保健センター2階検診室3,4

 

出席者氏名

委員 羽根 しげ子 (長久手市教育委員代表)

委員 杉原 孝子(愛知県瀬戸保健所健康支援課長)

委員 田村 典子 (市内歯科医師代表)

委員 倉橋 宏和 (愛知医科大学小児科医師代表)

委員 森下 雅史 (公立陶生病院小児科医師代表)

委員 川上 葉子 (長久手市小中学校PTA連絡協議会代表)

委員 仁藤 侑希 (長久手市立保育園保護者会連絡協議会代表)

委員 田端 香代子 (子育て支援団体代表)

委員 山本 理絵 (学識経験者 愛知県立大学教授)

※オンライン会議システムでの参加者含む

事務局

福祉部次長兼健康推進課課長 浅井俊光

主幹 遠藤佳子
課長補佐兼健康増進係長 諸戸洋子
母子保健係長 與語奈緒子
母子保健係専門員 梅本直哉
母子保健係主任 加納由果
母子保健係保健師 長谷川由佳

子ども部子ども家庭課補佐兼家庭係長 鈴木晶子
療育係専門員 藤田由美

 

欠席者

委員 岡本俊充 (市内医師代表)

委員 北川好郎(市内医師代表)

委員 渡辺員支(愛知医科大学産婦人科医師代表)

 

傍聴者人数

0人

 

会議の公開・非公開

公開

 

審議の概要

1 母子保健人口動態統計について

2 令和2年度母子保健事業について

3 令和2年度母子専門部会での検討事項

4 令和3年度母子保健事業について

5 令和4年度検討事項

 

問合せ先

長久手市福祉部健康推進課 母子保健係

電話 0561−63−3300

 

備考

なし

あいさつ

福祉部次長

部会長あいさつ

山本理絵氏

議題

⑴ 母子保健人口動態統計について

事務局説明

毎年10月1日現在で統計が発表されるため、令和元年のデータで資料1ページから2ページまで出生、低体重児出生状況、合計特殊出生率について説明。

⑵ 令和2年度母子保健事業について

事務局説明

資料3ページから7ページまで事業概要、妊娠期からの母子保健事業の状況について説明。

質疑応答・意見等

委員 海外から転入してきた方の妊娠や出産後のフォローはできているか。
事務局 海外で出産され長久手に転入してきた方は、住民登録を基にフォローを行っている。海外からの転入の場合、住基情報が反映されるのに時間がかかることもあり、1か月後に反映されたこともあったが、こんにちは赤ちゃん訪問等の抽出はそういった方も漏れが無いように把握している。また、住民票を日本に置いたまま、海外へ転出する方がいる。そういった方は日本にいるご家族の方(祖父母等)と連絡をとって児の状況を把握するようにしている。
委員 産後ケア事業の利用人数が令和2年度は1名と少ないが、そのことについてどのようにとらえているか。
事務局 親子健康手帳交付時に全員に周知を行っている。今年度の宿泊型利用人数は10月末現在1名である。多くの方が利用する状況ではないと考えている。

⑶ 令和2年度母子専門部会での検討事項

事務局説明

資料8ページから9ページまで説明。
委員 ことりルームぴっぴ(子どもの預かり事業)について状況を教えてほしい。
事務局 令和2年10月より子育て支援センター事業として子ども家庭課が実施している。コロナ禍ということもあり、当初は利用者数が少なかったが、徐々に利用者数が増え、最近は午前の時間に利用者が多く、お断りすることもある。
委員 妊産婦歯科健康診査についてホームページ等で周知を行い、努力していただいている。令和2年度の対象者数は減っているが、受診率は上がっている(ながくてのほけんより)ので、成果が出ていると思う。歯科医院にもことりルームの案内を置かせてもらえると良いのではないか。
委員 スポットビジョンスクリーナー(斜視、屈折異常(近視、遠視、乱視)等をスクリーニングできる機器)を導入した理由を教えてほしい。
事務局 スポットビジョンスクリーナーを導入する前は、レチノマックス(眼位測定機器)を利用し、視能訓練士が検査を行っていたが、スポットビジョンスクリーナーは看護師や保健師でも実施することができ、視能訓練士からも簡易で検査しやすいと助言があったため、導入をした。
委員 実際に自身の子どもが3歳8か月児健診で乱視を指摘され、早期に治療を開始することができて良かった。
委員 3歳児健診は受付時間内に全員集合しているのか。
事務局 コロナ前は2部制だったが、現在は3部制で実施し、受付時間内に来所してもらっている。また、3階に待合スペースを設けていて、密集しないようにしている。
委員 尾張旭市は3歳児健診でスポットビジョンスクリーナーを導入するにあたり、受付時間を細かく設け、3歳0か月で健診を行うのではなく、対象の月齢を少し遅らせたことにより、健診がスムーズに実施できるようになったようだ。長久手市でもそういったところを加味し、実現できるようにしていけると良い。

⑷ 令和3年度母子保健事業について

事務局説明

資料10ページから13ページまで説明。
委員 産前・産後サポーター派遣事業はどういった方が利用されているか。個別訪問等で案内をした方が利用されることが多いのか。
事務局 登録のみはできないので実際に利用される予定の方が申請している。産後早期から利用を希望する場合は、妊娠中に申請をする方もいる。現在家事支援で利用されている方が多いが、利用後授乳等育児の相談があれば、地区担当の保健師かコーディネーターが対応している。
委員 支援が必要な家庭だけではなく、すべての家庭が利用できると良い。
委員 育児支援として兄弟のお世話や家事支援を行っているとのことだが、支援の具体的な内容を教えてほしい。
事務局 家事支援としては、掃除、ゴミ出し、食事の下準備を利用されている方がいる。育児支援としては、保護者が赤ちゃんの面倒を見ている間に上の子と遊んだりしている。また、赤ちゃんとの親子遊びやおむつ替え等でお世話のお手伝いをしている。
委員 保護者がいる状況で利用するということで間違いないか。
事務局 保護者が在宅の状況でサポーターが支援を行っている。
委員 自身の経験で産後9か月頃に精神的に不安定な時期があった。実母の援助が得られたが、身内の支援が受けられず、精神的に余裕の無いときに誰かに頼る勇気が持てるか、親子健康手帳交付時にサービス等の説明を受けているが、支援があることを思い出せるか懸念はある。
委員 自身の出産後(10年前くらい)に市役所にヘルパー派遣事業について問い合わせたが、当時は行っていなかった。現在は事業が実施されていることを知り、安心した。
委員 産後の大変な時期に必要な情報を提供してくれる方、母子保健コーディネーター等が必要な時期に情報提供できると良い。
事務局 保護者から相談があれば、母子保健コーディネーターが市のサービスを情報提供したり、市のサービスで対象のものがないときは民間のサービス等で利用できそうなものを一緒に考えている。また、保健センターへの相談を敷居が高く感じる方もいるので、まちの保健師事業で保健師が児童館や共生ステーションに赴き、気軽に相談できるように間口を広げている。
委員 多胎サロンは妊婦の参加者数は、どのくらいか。
事務局 昨年の11月(初回)は3組ほど、今年の3月、6月は0組の参加だった。母子保健コーディネーターが多胎妊婦を把握しているので、周知を行っている。

委員 保護者同士の交流が妊婦の時期からできると良い。
委員 産前・産後サポーター派遣事業について、母親が病気等で不在の場合も父親が利用できるということで良いか。
事務局 父親等保護者が在宅であれば利用できる。産前・産後ヘルパー派遣事業では母親のみの利用となっていたため、産前・産後サポーター派遣事業では母親以外も利用できるように改善した。
委員 父親が利用したことはあるか。
事務局 母親が早期に職場復帰され、父親が在宅のところにサポーターを派遣したことがある。

⑸ 令和4年度検討事項

事務局説明

資料14ページから15ページまで説明。
子どもの発達相談室について説明。子どもの発達相談室は令和3年4月開所し、発達に関する相談を受けている。昨年度までは子ども家庭課で発達相談を月2回行っていたが、相談室では心理士が常駐しており、小児科医、学校の先生をされていた方が週1回ずつ相談を受けている。就学前であれば保健センター、就学後は教育総務課と連携をとっている。対象は0歳~20歳としているが、子どもの発達相談室の今後の役割については関係機関と検討中である。

質疑応答・意見等

委員 アンケートについて回収率をあげるためにレイアウトを変更しているとのことだが、問診票に名前と住所が印字されていたら記載が簡易になるのではないか。
事務局 封筒の印字と問診票の印字が相違の無いよう確認を行うため業務が増えるが、回収率の向上のため課内で検討していきたい。
委員 小学校や中学校はペーパーレスが進み、スマホ等で確認することが増えている。5歳児アンケートについてスマホ等で回答する方法は無いか。
事務局 スマホでの回答となると、個人情報ではない匿名のアンケートであれば良いが、5歳児アンケートは連絡先、児の病状、相談内容等個人情報が含まれる。情報が漏れる可能性があり、紙媒体での回収としている。
委員 個人的には電子化がありがたい。紙媒体だと郵便ポストに入れる手間がある。個人情報の問題はあるが、なにかインターネットやスマホ等で回答できると良い。また、検討事項のところで市内園での回収BOXを検討しているとのことで、アンケートの提出はしやすいが、回収BOXが誰もいないところに置いてあることもあり、機密に管理できているのか疑問はある。
委員 アンケートの2番から6番は日頃の生活習慣に関わり、7番、8番は保護者の気持ちを把握する質問なので残しておいた方が良いと思う。
事務局 アンケートの内容については課内で検討していく。
委員 児童発達支援センターの利用状況を教えてほしい。
事務局 児童発達支援センターは令和3年10月1日開所。11月1日現在で契約者は児童発達支援は39名、保育所等訪問支援は10名いる。定員は余裕が無い状況。来年度、持ち上がりで利用予定の児童数を考慮してクラス編成しているため、希望者がいれば個別で児童発達支援センターへ相談していただきたい。
午後3時15分終了

この記事に関するお問い合わせ先

福祉部 健康推進課
〒480-1196 愛知県長久手市岩作城の内60番地1

電話番号:0561-63-3300
ファックス:0561-63-1900

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