「長久手市大学連携推進ビジョン4U」を策定しました!

更新日:2023年08月01日

長久手市は、大学と地域の連携の指針となる「長久手市大学連携推進ビジョン4U」を平成30年3月に策定しました。

長久手市大学連携推進ビジョン4U 概要

背景・趣旨

さらなる連携をめざして

市内に4つの大学が立地し、周辺を6つの大学に囲まれる長久手市は、多くの大学や大学生が集まり、大学 生に彩られた活気あふれる魅力あるまちです。大学生は地域や企業の将来の担い手として、まちの活力向 上に無くてはならない存在となっています。 長久手市と4大学とは、包括連携協定を締結し、これに基づいて、行政と1つの大学との間で連携事業を展開していますが、個別の連携では部分的な効果しか発揮されておらず、様々な課題に対応しきれ ていないのが現状です。そのため、4大学とその学生・市民・企業・行政などとネットワークを築いて、最大限の相乗効果を発揮させ るためのしくみが求められています。

高まる大学の地域社会への貢献と連携の機運

東日本大震災において被災地でのボランティア活動が注目されました。また近年では地域に開かれ地域に貢献する拠点として、大学の果たす社会的な役割が見直されています。文部科学省は大学における教育課程の共同実施制度を設け、その制度の趣旨を、「経済・社会のグローバ ル化の中、大学は「知の拠点」として各地域の活性化への貢献とともに、国際的な大学間競争の中で新たな学 際的・先端的領域への先導的な対応も必要。このため、複数の大学がそれぞれ優位な教育研究資源を結集し、共同でより魅力ある教育研究・人材育成を実現する大学間連携の仕組みを整備するもの」※として大学の 地域の活性化への貢献と大学間連携を推奨しています。 また、内閣府がおこなった「国民生活選好度調査」では、ボランティア活動として、まちづくり、防犯・防災、学 術・スポーツ・文化芸術振興、介護・福祉、健康増進など、様々な事例が報告されており、ボランティア活動など の社会貢献を促進する社会的気運は高まっています。
※文部科学省「大学における教育課程の共同実施制度について」の概要より抜粋

4つのビジョンについて

長久手市は、大学連携を4つのビジョンに基づき推進します。

ビジョン1 社会貢献

長久手市は、地域社会が抱える課題解決のために「あなたも一歩、みんなと一歩」をめざして、大学生と地域をつなぎます。

ビジョン2 教育活動支援

長久手市は、市内にある愛知淑徳大学、愛知医科大学、愛知県立芸術大学、愛知県立大学の専門性と特色を生かし、地域課題を解決する社会貢献活動につなげるための教育活動を支援します。

ビジョン3 研究推進

長久手市は、大学の教員、大学生の研究を支援し、長久手市の地域の課題解決と活性化を図ります。

ビジョン4 拠点整備

長久手市は、地域、企業、大学と市とが相互に連携するための、地域連携の活動拠点整備を進めます。

大学連携ビジョン4Uビジョン図

策定までの道のり

策定にあたり、長久手市内4大学の学生たちが、約半年かけて合同でワークショップを行い、大学と地域との連携や、地域の課題についての理解を深めてきました。

長久手市大学連携ビジョン4Uワーキング

この計画の4つのビジョンに基づき、毎年、市内4大学の特色を活かしたワーキングを行っています。

リニモテラス公益施設がオープンします!

大学生の集いの場や大学生と地域がつながる場として、リニモ古戦場駅近くに「リニモテラス公益施設」が2021年6月にオープンします!

このリニモテラス公益施設は、長久手市の特徴である「大学連携」「観光交流」「多文化共生」「子育て支援」の4つのテーマの活動の場となる施設です。

詳しくは、リニモテラスホームページ

 

長久手市大学連携推進ビジョン4U改訂版策定

本市では、2018(平成30)年3月に長久手市大学連携基本計画「長久手市大学連携推進ビジョン4U」を策定しました。

本計画の期間は、2027(令和9)年までの10年間となっており、社会情勢の変化や、国・県の行政施策の動向などをふまえ、必要に応じて随時内容の検討と見直しを行うとしているため、今回新たな状況の変化により加筆、修正する必要がある部分のみを改訂版として策定することとしました。

この記事に関するお問い合わせ先

くらし文化部 たつせがある課 交流商工係
〒480-1196 愛知県長久手市岩作城の内60番地1

電話番号:0561-56-0641
ファックス:0561-63-2100

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