(令和3年10月13日開催)令和3年度第2回長久手市男女共同参画審議会

更新日:2021年11月15日

会議詳細

開催日時

令和3年10月13日(水曜日) 午後2時から2時55分まで

開催場所

長久手市役所 会議室棟2階 会議室H

出席者氏名

(敬称略)

【委員】
板倉純子、原智子、藤原直子、山口康代、山本かほり、横田純子
【事務局】
くらし文化部次長兼たつせがある課長 磯村和慶、同課課長補佐 名久井洋一、同課主事 古田千奈、子ども部子ども家庭課長 出口史朗、同課課長補佐 鈴木晶子、同課保健師 藤澤英美

欠席者氏名

(敬称略)

鵜飼洋一、鬼頭和宏、水野道子

審議の概要

1 議題
⑴ 令和3年度長久手市男女共同参画事業について
⑵ 令和3年度男女共同参画標語・川柳 入選作品の選考について

公開・非公開の別

公開

傍聴者人数

1名

問合先

くらし文化部たつせがある課 電話0561-56-0641

会議録

1 議題
⑴ 令和3年度長久手市男女共同参画事業について
資料1、2に基づき事務局より説明。

委員 資料1のNo.1の出前講座について、これまで何度か市内の小中学校で実施していたと思うが、希望がないということであると、学校側も新型コロナウイルス感染症の対応でそれどころではないという状況であるとわかる。
そうなった場合に、出前講座を実施しない分、小中学校への啓発のための予算が残っていると思う。以前テレビの放送で上郷児童館で「長久手ふるさとかるた」を使って子どもたちが遊んでいる様子を見た。同じように、各児童館にむけて以前作成した「男女共同参画かるた」を設置することで、気楽に楽しんでもらえるようにするのがよいのではないか。子どもだけでなく、その場に一緒にいる保護者も男女共同参画に触れる機会を得られると思う。普段忙しくて気付かないことも、日常の中で子どもと接している保護者に向けてのアピールにもなると思うし、「長久手ふるさとかるた」と同じように放送で取り上げてもらうことができれば、さらに啓発につながると思う。

会長 予算を付け替えてかるたを作成することは可能なのか。

事務局 元々事務局で作成しているものであり、データも残っているため簡単に追加作成することはできる。今回は試しにリニモテラス公益施設でイベント出展をするが、このコロナ禍の状況でも、ラミネート加工してあり、自由に使用してもらえるとは思うので、他の施設への展開が可能かどうかは検討をする。

委員 中学校では情報紙で啓発している状況だが、男女共同参画は小さいころから学んでおくことが大切である。できる限り市民に行き届くような啓発ができるとよいと思う。

事務局 今月の取組として、愛知県の男女共同参画月間に合わせて、男女共同参画図書コーナーを設置しており、月間終了後も図書館に寄贈を予定している。男女共同参画を知る最初のきっかけとしてかるたや絵本を活用して啓発を続けていきたい。

会長 男女共同参画情報紙はずっと愛知淑徳大学と共同で作成しているが理由はあるのか。

事務局 毎年、愛知淑徳大学に声がけをし、作成に協力してくださる学生を募集している。
中学生向けの情報紙の作成協力をしてくださるジェンダー・女性学研究所については、研究所から協働できる事業がないかとご相談をいただいたため、同じように情報紙での協働を提案した。

会長 市内には他にも大学があるので、他の大学との協力も視野にいれてもいいのではないか。

委員 資料2のNo.1、No.2の「性暴力被害者のためのワンストップ支援センター、ヤングケアラーについて、広報特集記事掲載」というのは、どこかにホームページへのリンクを貼って掲載をするということなのか。

事務局 例年は実施していないが、情報課と相談し、広報ながくて11月号にヤングケアラーと性暴力・性被害のワンストップ支援センターの特集記事を掲載する。

委員 内容はどのようなものか。大切な内容だと思う。

事務局 ヤングケアラーについての説明と、児童相談所や人権関係の連絡先などを掲載している。性暴力・性被害については、性暴力救援センター日赤なごや なごみの連絡先などを掲載して、悩んでいる方がすぐに連絡できるように、どのような支援を行っているかということを合わせて記載している。

委員 生活協同組合コープあいち名東センターにて、虐待予防講習は、全ドライバーへの講習だったのか。

事務局 全ドライバーではない。若い方も年配の方もいた。

会長 長久手市内をまわるドライバーへの講習だったのか。

事務局 名東センターでの講習のため、長久手市内だけでなく、日進市や名東区など近隣のエリアをまわるドライバーへの講習であった。
ご家庭をまわる際にどのような点を気をつけて欲しいか、気付いたらどういうところに連絡をしてほしいかという点を中心に講習でお伝えした。

副会長 実際に、ドライバーから連絡があったことはあるか。

事務局 ない。

委員 なかなか介入するのは難しい事だと思う。ドライバーも、疑わしいことがあっても、報告すると大事になりそうだと敬遠がちになると思う。

委員 資料2のところで相談対応とあるが、女性相談を担当していると、夫からの暴力で大変な思いをして連絡をしてくる人もいる。保護するような事例には至っていないが、男性優位の意識を持った男性も多いので、広報活動や啓発活動は非常に大切だと思う。

事務局 どこに連絡をしていいかわからないという方も多く、女性相談に繋げたり、愛知県の女性相談に繋げたりしているが、子ども家庭課に連絡をしなくても、どこに相談をすればいいかということがわかるように、啓発活動をしていきたい。

委員 資料2のNo.1、No.2の相談窓口カードは、生活協同組合コープあいちだけで利用されているものなのか。

事務局 生活協同組合コープあいちのキャラクターが掲載されているため、生活協同組合コープあいちのみで使用している。

委員 カードは、いざというときに、気軽に出せるという点でとてもいい大きさだと思う。パンフレットはつねに鞄にいれておく訳にはいかないし、電話番号をいざというときのために携帯電話に登録している訳でもないと思うので、バッグや財布などに忍ばせておけるのがいいと思う。

会長 これは生活協同組合コープあいちが発行しているのか。

事務局 子ども家庭課でデザインを考え、100部印刷して生活協同組合コープあいちに配付を依頼した。足りない分はデータをお渡しして、生活協同組合コープあいちで印刷をしてもらっている。
最初は契約の際に家庭に配付するということであったが、カードに記載された内容を生活協同組合コープあいちに見ていただいた際、契約の時以外にも、いろいろな所に持っていきたいと要望をいただいたので、印刷をお願いする形となった。

⑵ 令和3年度男女共同参画標語・川柳 入選作品の選考について
資料3及び机上配付資料に基づき事務局より説明。

委員 応募作品の小中学校の参加率が知りたいという点と、入選した作品の小中学生の内訳が知りたい。
今回は夏休みの宿題ではないので、子どもたちが宿題の枠を越え、これだけ男女共同参画標語・川柳に興味を持ち、自発的に応募してきたという点が今までとは違うし、これまでの取組は無駄ではなかったと思う。
そういった点で特に入選作品の内訳は知っておきたい。

事務局 入選した5作品の内訳は中学生が4作品、小学生が1作品となっている。全体の集計は行っていない。
今年も標語・川柳の募集ちらしは学校に配付を依頼をした。今回初めて入力フォームを活用したが応募件数も多く、いろいろな方法で作品を提出してもらうことができたのはよかったと思う。

会長 男女という表現が適切かどうか。審議会の中で、男と女という性別だけではないという話を重ねていた状況ではあるため、疑問に思う。

委員 委員の投票で決めたことではあるが、過去の事例から考えると、入選作品が中学生が4作品、小学生が1作品であることを考えると、バランス的にも悪いと思う。
今回は応募作品146点を全て公開しているが、以前は事務局が応募作品の一部を選定しその中から審査していた。その際は小学校・中学校とその学年まで記載がされていて、小学校の子も中学校の子も選ばれるようにしていた。
今回だと中学生が賞をとっていってしまうということになると、小学生から「自分たちは応募しても選ばれないのか」という気持ちを作ってしまうのではないか。
今回得点で選ばれている作品の中でも、主旨に合わないのであれば次点の作品を繰り上げて選ぶということも、他の委員の方の意見を伺って考える必要があると思う。

会長 今回は作品募集も小学生・中学生で部門を分けて行っている訳ではないので、小中学生の割合で考えるというのは難しいと思うが、純粋に審議会でこの作品を選んでもいいのかという疑問があっただけなので、他の委員の皆さんが特に気にならなければよいと思う。

委員 作品一覧を見たときに、「男」と「女」という言葉があるから2つに分かれてしまうと考え、できるだけ「男」「女」という言葉の入っていない作品を選んだ。その言葉が入っている作品が複数あるのは私自身は違和感を感じる。

委員 板倉委員の言うように、小学生・中学生のバランスも考えると、中学生3人・小学生2人とかのほうがバランスはいいかとは思う。選びながら、絶対に中学生が有利だなと思いながら選んでいた。

会長 判断するのも難しいので、この得点に従い決定してもよいと思うが、この場で問題提起はしておきたい。

事務局 事前に皆様に審査いただいたが、今回どのように審査をいただくかというところも悩みどころではあった。募集の際に、小学生の部・中学生の部という形で分けて募集をしていないため、あえて今回は作品だけで判断してもらう形の審査とした。今回はこの選考結果を最終結果としたいが、本日の意見は、来年度の選考方法の課題として考えていきたい。
前回から小学校・中学校向けの募集としたが、高校生・大学生・一般部門などの導入についても再度検討をしていただきたい。

事務局 以上で審議会を終了する。

会議資料

この記事に関するお問い合わせ先

くらし文化部 観光商工課 商工振興係
〒480-1196 愛知県長久手市岩作城の内60番地1

電話番号:0561-56-0641
ファックス:0561-63-2100

メールフォームによるお問い合わせ
このページに関するアンケート

より良いウェブサイトにするために、このページのご感想をお聞かせください。

このページの内容はわかりやすかったですか
このページは見つけやすかったですか