セアカゴケグモに気を付けましょう
セアカゴケグモは、攻撃性はありませんが、触るとかまれることがあります。
かまれた場合には、医療機関を受診してください。
長久手市では、セアカゴケグモの駆除は実施しておりません。
セアカゴケグモ
セアカゴケグモは、本来オーストラリア、東南アジアなどの熱帯、亜熱帯地域に生息する毒グモです。日本では平成7年に大阪府で初めて発見されました。
愛知県内の港湾地域や住宅地において発見されており、注意が必要です。
セアカゴケグモの習性はおとなしく、直接さわらない限り、かまれることはないと言われています。万一の被害を防ぐため、正しい情報と知識を持ち対応しましょう。
セアカゴケグモの形態
もともと、熱帯地方に分布しており、メスは毒を持っているので注意が必要です(オスに毒はありません。)。雌の体長(脚を含まない)は約1センチメートル。全体黒色で背面中央に赤色の斑紋があります。

(セアカゴケグモ メスの写真)
生息場所
側溝の内部やそのフタのすきま、フェンスの基部、プランターの持ち手や裏、花壇のブロックの内部、墓石のすきまなど、日当たりのよい場所にある人工構造物のすきまや内部に不規則な形のクモの巣を作っていることが多いです。樹木や草むらにはほとんど生息しません。
長久手市内のセアカゴケグモ発見状況
平成28年10月に市が洞地区で発見されて以来、市内全域で発見されています。
セアカゴケグモにかまれないための注意
セアカゴケグモを見つけても、素手でさわったり、捕まえたりしないでください。
屋外での作業には軍手などの手袋を使用しましょう。
クモの生息しそうな場所をこまめに清掃するなど、クモの棲みにくい環境を作りましょう。
市販の家庭用殺虫剤を直接噴霧したり、靴で踏み潰したりすることにより駆除できます。卵のう(卵が入っている袋)は、はしなどで取り出して踏み潰すとよいでしょう。
かまれた時の症状
かまれた場合、針で刺されたような痛みを感じ、その後かまれた箇所が腫れたりします(すぐに痛みを感じないこともあります)。症状のピークは3~4時間で、数時間から数日で症状は軽減しますが、時に脱力、頭痛、筋肉痛、不眠などの全身症状が数週間継続することがあります。
かまれた時の処置
かまれた箇所を水で洗い、患部を冷やします。多少出血があっても、包帯や止血帯はしないほうがよいでしょう。できるだけ早く医療機関で治療を受けることが大切です。かまれたクモを殺して医療機関へ持参すると、適切な治療につながります。
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更新日:2024年09月30日