これから妊娠・出産を迎える方へ
妊娠中に気をつけたいこと
1 お母さんの食事が赤ちゃんを育てます
特定の食品に偏らないように、バランスよく食事を摂取しましょう
(1)葉酸を摂取しましょう
妊娠初期はつわりがあり、食事摂取が難しい場合もありますが、妊娠1月以上前から妊娠3か月までの間には葉酸の摂取が重要であるといわれています。葉酸は、ほうれん草、ブロッコリーなどの緑黄色野菜、いちご、納豆などに多く含まれています。食事に加え、サプリメントなどによって付加的に1日あたり400マイクログラムの葉酸摂取が望まれます。ただし、とりすぎには注意が必要です。
(2)貧血予防のために
妊娠中は胎盤や赤ちゃんの成長のためにたくさん血液を必要とするので、貧血になりやすくなります。
鉄分の補給については、吸収率が高いヘム鉄が多く含まれる赤みの肉や魚などを上手に取り入れるように心がけましょう。また、鉄分の吸収率を高めるたんぱく質やビタミンCが含まれる食品をとることも大切です。
2 体重を上手に管理しましょう
妊娠中は、赤ちゃんや胎盤、羊水、母体の子宮や乳房の増大などのため、適正な体重増加が必要です。妊娠中の望ましい体重増加量は、妊娠前の体型によっても異なりますので、医師や助産師の助言を受けながら管理しましょう。
3 妊婦健診を必ず受けましょう
妊婦健診は妊婦さんや赤ちゃんの健康状態を定期的に確認するために行うものです。医師や助産師などに、妊娠・出産・育児に関する相談をして、妊娠期間中は安心して過ごしていただくことがとても大切です。
より健やかに過ごすために、妊婦健診をぜひ活用してください。
(注意)県外や助産院で妊産婦健診、乳児健診を受ける場合は、事前に申請が必要です。健康推進課までお問い合わせください。
4 歯の健康を守りましょう
妊娠中はつわりもあって、歯磨きも大変です。
安定期に入ったら、歯科健診へ行きましょう。
赤ちゃんのお世話の話
1 環境
赤ちゃんの寝る場所は、ベッド、布団を問わず、安全な場所を選びましょう。
生後1か月くらいまでは、特に感染に注意が必要です。赤ちゃんのお世話をするときは手を洗い、衣類、布団も常に清潔にしておきましょう。
2 衣類とおむつ
衣類やおむつの選び方、着せ方は、体の発育や健康に関わってきます。
赤ちゃんが気持ちよく過ごせるものを用意しましょう。
衣服の選び方
衣類は、皮膚の保護と保温が目的です。次の点に注意して選びましょう。
- 材質は、吸湿性があり、汗をよく吸い取る綿かウール
- 肌触りが良いもの
- 手足が動かしやすいもの
- 洗濯しても形崩れしない丈夫なもの
- 新しい衣類は一度洗う
3 沐浴
赤ちゃんの沐浴は、体を温めるよりも、清潔のためにあると思ってください。できるだけ赤ちゃんに負担がかからないように、きれいにしてあげましょう。
(注意)新型コロナウイルス感染拡大防止のため、パパママ教室での沐浴実習を中止しています。沐浴動画を作成しましたので、ご参考にしていただければと思います。
沐浴動画 全体ver
相談したいとき
妊娠、出産に関して心配なこと、気になることがありましたら、母子保健コーディネーター、または保健師が個別で対応させていただきますので、ご連絡ください。
長久手市保健センター 電話:0561-63-3300
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更新日:2021年06月16日