不妊症・不育症について
不妊症とは
妊娠をのぞむ健康な男女が避妊をせず性交をしているにもかかわらず、妊娠しない状態が1年以上続くことを「不妊症」といいます。
妊娠を妨げる原因は様々で、子宮や卵巣の疾患をはじめ、女性の年齢も大きく関係します。
また、精子がいない、数が少ないなど不妊の原因が男性側にある場合も多くあります。
不育症とは
妊娠しても赤ちゃんが育たず、2回以上の流産(※1)や死産(※2)の既往がある場合を不育症といいます。(妊娠反応のみ陽性で超音波検査で子宮内に胎嚢が確認されないまま妊娠が終了する生化学的妊娠は流産回数に含まれません。)一般的に年齢が高くなるほど流産の可能性が高くなります。
※1 流産とは:妊娠22週をむかえる前に妊娠が終わること
※2 死産とは:赤ちゃんが亡くなった状態で出産になること
不妊・不育専門相談と経済的支援
母子保健コーディネーター(長久手市相談事業)
母子保健コーディネーター※がお気持ちを聞かせていただきます。直接の相談をご希望される場合、不在の場合もありますのでお電話にて確認のうえ、いらしてください。
※相談支援を行う専門職です。長久手市では、保健師と精神保健福祉士が担当しています。
【問合先】
子ども家庭課母子保健係 (直通電話:0561ー56-0210)
受付時間 8時30分から17時15分(平日)
愛知県不妊・不育専門相談センター(不妊・不育専門相談事業)
不妊症や不育症でお悩みの方々を支えるため、専門の相談員がお話をお伺いし、情報提供を行います。
妊娠・出産に関する正しい知識、不妊・不育に関する悩み、流産・死産等で小さなお子様を亡くされた痛みなどの悩みや不安をお聴きします。
公開講座の開催やHP上での情報発信も行います。
不妊治療と仕事の両立カウンセリング(オンライン相談)
愛知県では不妊治療と仕事の両立支援のため、両立に悩む県内の労働者等を対象とした「不妊治療と仕事の両立カウンセリング」を実施しています。不妊治療と仕事を両立するうえでの不安や人間関係の悩み等について、「NPO法人Fine認定 不妊ピア・カウンセラー」がオンラインにより相談に応じます。
愛知県ホームページ「不妊治療と仕事の両立カウンセリングについて」(外部リンク)
不妊症・不育症ピアサポート活動
愛知県では、公益社団法人愛知県助産師会に委託して、愛知県在住の妊活中・不妊治療中の方、流産・死産・生まれて間もないお子様を亡くされたなどの経験をされたご家族に対して、当事者同士が互いに語り合うことによる支え合いや、寄り添いの場を提供しています。
年6回サポートグループを開催しており、当日はファシリテーター(進行役)として助産師やピアサポーターが参加します。参加費は無料です。安心してご参加ください。
愛知県助産師会ホームページ「不妊症・不育症ピアサポート活動事業」(外部リンク)
不育症検査費助成事業
愛知県では、不育症検査に対する助成を行っています。
この事業は、先進医療として実施された保険診療適用外の「流死産検体を用いた遺伝子検査」「抗ネオセルフβ₂グリコプロテインΙ複合体抗体検査」を受けた場合、その費用を助成する事業です。詳しくは、愛知県のホームページをご確認ください。
愛知県ホームページ「不育症検査費助成事業について」(外部リンク)
関連リンク
子ども家庭庁
妊娠や不妊に関する正しい知識や選択肢などの情報を、いろいろなコンテンツで紹介しています。
こども家庭庁ホームページ「妊娠・不妊のポータルサイトISSHO」(外部リンク)
この記事に関するお問い合わせ先
子ども部 子ども家庭課 母子保健係
〒480-1196 愛知県長久手市岩作城の内60番地1
電話番号:0561-56-0210
ファックス:0561-63-2100
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更新日:2025年10月14日