農作業|長久手の民俗資料からみえてきた 明治・大正・昭和のながくて|長久手市
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農作業(のうさぎょう)
昭和の後半頃までの長久手では、米・麦・アワ・キビ・ソバ・大豆・さつまいものような穀類、豆類、芋類がさかんに作られていましたが、菜種(なたね)・煙草(たばこ)草、綿のような売ることを目的とした作物も栽培されていました。
こうした作物を、農事暦(のうじごよみ)にそって効率よく耕作をしていました。
米と麦を作る田では、前年11月に稲刈りをした田は、麦畑に変わる準備が始まります。12月初旬に麦の種まきをし、麦が大きく成長した3月頃には、米を作るための準備をはじめました。麦が収穫できる5月には、稲の種まきを始め、6月には田起しをし、水入れをして水田となった田で、田植えがおこなわれました。こうして11月の稲刈りへと続きます。 麦のかわりに菜種を作る田もありました。
刈入れ時など、忙しい時期は、子供たちもふくめた家族全員で、農作業をおこないました。
田植えをおこなうには、まず、収穫のおわった麦畑をたがやす必要が有ります。
田起しをおこなうのは、重労働なため、牛や馬などの家畜を使う農家も有りました。
田畑での農作業は、雨や日差しをさけるため、竹皮かさや背負いゴザなどを着用しておこないました。
日の本號二段耕犁(ひのもとごうにだんごうすき) (JPEG: 76.1KB)
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更新日:2022年02月07日