令和2年度第2回長久手市環境審議会

更新日:2021年01月06日

会議詳細

開催日時

令和2年7月29日 午後1時30分から3時まで

開催場所

市役所西庁舎3階 研修室

出席者氏名(敬称略)

16名中13名出席
会長 成田暢彦
副会長 岩渕準
委員 石橋健一
委員 長谷川明子
委員 増田理子
委員 荒川俊史
委員 鶴見紘二
委員 廣田賢一
委員 三宅俊成
委員 吉田弘美
委員 水岡惠子
委員 青木幸子
委員 森山輝久

市(事務局)
くらし文化部長 浦川正
同次長 日比野裕行
環境課長 冨田俊晴
同課課長補佐兼環境係長 児玉剛
同課ごみ減量推進係長 大谷悠
 同課主任 佐藤雄亮

一般財団法人地域問題研究所 春日俊夫

欠席者氏名(敬称略)

委員 森田直美
委員 森 広幸
委員 Peter Heinl

審議の概要

議題

  1. 令和2年度第1回環境審議会(書面開催)について
  2. 令和2年度環境審議会ワークショップについて
  3. 第4次長久手市環境基本計画骨子案について

公開・非公開の別

公開

傍聴者人数

なし

問合先

長久手市環境課環境係
電話 0561-56-0612(直通)

議事要旨

議題1 令和2年度第1回環境審議会(書面開催)について

事務局
資料2に基づき説明

会長
例えばAの脱炭素については、パリ協定に温室効果ガス排出量を実質ゼロにしようという長期目標があるが、市においても、それを2050年の一つの目標としているという理解でよろしいか。

事務局
同意

委員
「温室効果ガスの排出をゼロにする」「最終処分する廃棄物がゼロ」とあるが、もう少し具体的な目標にすべきではないか。

委員
温室効果ガスは愛知県や他都道府県でも80%削減と言っているところがほとんどではないか。

会長
ゼロという長期目標は、最近の報道記事によると、約半数もの地方公共団体が表明しつつあると言われている。長久手市の第4次計画においても、30年後の「ゼロ」を視野に入れながら、具体的な内容は2030年までの10年間について議論していくということで理解している。

なお、ゼロというのは、吸収量を考えないと実現できない値であるため、実質ゼロということになる。

事務局
ゼロを目指すという考え方については、昨年度に開催したワークショップにて審議会委員からいただいた意見である。

ゼロではなく例えば80%減などという数値にしてしまうと、80%という数字に議論が引っ張られてしまい、本来目指すべき脱炭素社会と乖離した計画となるおそれがある。ゼロを目指す、ゼロに近づけるというイメージを、市民・事業者・行政が一丸となって持ち、行動することが重要と考える。

会長
具体的な目標は、10年後の2030年をターゲットとして設定すれば良い。

議題2 令和2年度環境審議会ワークショップについて

事務局
資料3及び4に基づき説明

委員
意見なし

議題3 第4次長久手市環境基本計画骨子案について

事務局
資料5及び6に基づき説明

(全体について)

委員
温室効果ガスの排出ゼロは、緑による吸収も含めたプラスマイナスゼロでよいと思う。長久手の緑でどの程度のCO2が吸収されるかを算定できないか。緑にCO2吸収の役割も位置付けられれば、自然の保全費用に予算を投入する根拠にもできる。

会長
「シティプロモーション」「シビックプライド」などの言葉には解説が必要である。

(資料5 章構成について)

委員
目次の表記について、第4章と第5章で、B,Cのカテゴリ表記が誤っている。

事務局
修正する。

委員
「第4次計画策定に向けた課題」は、めざす環境像があった上での課題であるべき。この位置には違和感がある。

委員
めざす環境像は第1章に書くこともできるのではないか。

事務局
検討する。

(資料6 Aについて)

会長
「アプリ参加者数10,000人」は多いのか、少ないのか評価が難しい。

委員
スマホを持っていない人、高齢者や幼児も考えると、アプリ参加10,000人は難しいのではないか。

委員
アプリによる「見える化」について、何を何のために見える化するか等、中身を具体的に記載すべき。

事務局
検討する。

(資料6 Bについて)

委員
循環型の指標は、市民の取組の目安になるような市民目線の目標があるとよい。

委員
事業系廃棄物排出量はどのように測定するのか、事業所に対して削減をどのように呼び掛けるのか。

事務局
事業系一般廃棄物排出量は晴丘センターで記録している。

委員
「ごみを出さない・作らない」の内容と事業系廃棄物削減、食品ロス等との関係性を丁寧に説明する必要がある。

事務局
関係性が分かるよう記載していきたい。

委員
プラスチックごみを資源として回収するという動きが出てきているので、こうなると廃棄物の指標のあり方も変わるのではないか。

事務局
プラスチックごみの資源化について調査する。

委員
最終処分をゼロにするというのであれば、そのためのストーリーを記載する必要がある。

ガス化溶融炉の導入などが必要になるが、CO2排出などの課題もある。

委員
ゼロにするという目標と重点施策とのつながりがわからない。目標達成のためになぜこの重点施策なのかを説明する必要がある。

事務局
つながりが分かるよう記載していきたい。

(資料6 Cについて)

委員
「生物多様性保全活動の団体数」の5→6団体は少し寂しい目標設定。団体とは何かの定義が必要。本来的にどのような団体がいくつ必要なのかを明らかにすることが必要。

委員
香流川をきれいにする会でもオオキンケイギクの駆除をやるので団体に数えてもよい。団体は固定的ではなく緩やかに捉えるべき。

委員
日東工業でもオオキンケイギクの駆除活動をしており、これも団体としてもよいのでは。

委員
C-2、C-3に指標がないが、社内で議論したり活動しようとする場合、指標があるとやりやすい。ギフチョウの生息状況など生き物に関する指標があるとよい。

事務局
指標について幅広く検討したい。

委員
杁ヶ池公園の池など、現在ある公園の保全や環境整備の話があってもよいのでは。

委員
耕作放棄地、休耕田、竹林等を減らすということも、重点施策や指標にできるのでは。

事務局
他計画と整合性を図りつつ検討していく。

(資料6 Dについて)

委員
D.安全安心に重点施策がないが、市民にとっては気になる分野であるので、重点施策や指標はあった方がよい。

委員
美化活動の参加人数、団体数などは指標になるのではないか。

委員
環境基本計画は長久手市全体の計画であり、環境課以外の施策や指標も記載すべき

委員
個人への啓発や参加促進も大事だが、学区やまちづくり協議会単位での意識啓発や活動の促進も重視すべき。

事務局
検討する。

(資料6 全体について)

委員
2030年までの重点施策、成果指標は、2050年の将来像からどのようにして出てきたのかがわからない。論理的につなげて説明すべき。

事務局
つながりが分かるよう記載していきたい。

会長
次回の9月~10月に開催予定の環境審議会では、素案を審議する予定となっているので、事務局は、本日の委員からの意見を素案に反映するようお願いします。

資料

この記事に関するお問い合わせ先

くらし文化部 環境課
〒480-1196 愛知県長久手市岩作城の内60番地1

電話番号:0561-56-0612
ファックス:0561-63-2100

メールフォームによるお問い合わせ

このページに関するアンケート

より良いウェブサイトにするために、このページのご感想をお聞かせください。

このページの内容はわかりやすかったですか
このページは見つけやすかったですか