(平成30年11月8日開催)平成30年度第3回長久手市社会教育委員会
開催日時 |
平成30年11月8日(水曜日)午後1時から午後3時まで |
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開催場所 |
長久手市役所会議室棟2階 会議室H |
出席者氏名(敬称略) |
委員 岩田猛、松田真由美、鵜飼洋一、川岸克枝、與語美津子、田端香代子、中山弘之、福島真友子、若原義弘 |
欠席者氏名(敬称略) |
堀場哲明 |
審議の概要 |
議題
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公開・非公開の別 |
公開 |
傍聴者人数 |
なし |
問合先 |
長久手市役所 くらし文化部 生涯学習課 生涯学習係 |
会議録
議題 1平成30年度事業進捗状況について
事務局 (3) 平成こども塾について説明
委員 サポート隊員育成事業について大人のためのプログラムとありますが、具体的に何を行う予定ですか。
事務局 すでに事業を行っており、その一つとして南木曾木工教室があります。南木曾から職員を招き、折りたたみ式のテーブルを作成しました。今まで開催した際、応募人数は少なかったのですが、今回は事前に南木曾から見本を送付してもらい、見本を見せながら募集したところ、定員以上の応募がありました。他のものとしてはアンケートのなかで「子どもがいないとさみしい」という意見があったため、子ども参加可能な事業を検討していきたいと思います。
委員 文化協会やレクリエーション協会との連携は可能ですか。
事務局 プログラムが非常に多く、どのように組み込むかが難しいです。
委員 「子どもがいつ来ても遊べるように」という話がありましたが、子どもが自転車で平成こども塾を訪れたりすることは可能ですか。
事務局 可能ではありますが、周辺に雑木林等があり、立地的に心配な面があります。Nバスの運行等を充実させないと子どもだけで訪れるのは難しいです。
委員 子どもが自発的に来れるような場所になるといいと考えており、そうなると立地が心配でした。
事務局 (1)ア 生涯学習係について説明
委員 文化財事業(古民家保存活用事業)について、現在建物の相続人36人のうち、7割の方々から承諾いただいているとありますが、まだ残りの方々については承諾いただける見通しはありますか。7月に施設見学で古民家を見ましたが、老朽化しており、時間の猶予はないのではないかと感じます。
事務局 26名の方から承諾いただいています。残りの方の中には連絡が取れていない方もいますが、住所は把握しています。中には、県外に住んでいる方もいます。今後残りの方から承諾いただけるよう、直接訪問するなどの方法も考えています。
委員 第2回の資料と見比べて、国登録有形文化財にすることを目指すという記載がなくなりましたが、方針を変更したのですか。
事務局 方針は変更していません。登録するためには調査なども含め数年かかります。文化庁の調査官に現場を見ていただく予定でいます。また、本年度中に建物の修繕をする予定です。現在、特に進捗がありませんので、今回の資料へ記載していません。
委員 家庭教育推進事業について、例年、この時期ではまだ計画が出ておらず、未定のところが多くありましたが、今年度はほとんどの保育園や幼稚園、小中学校で計画がでてきています。何か特別な働きかけをしましたか。
事務局 第2回目の委員会後、計画の提出について連絡をとるなど働きかけました。また、唯一未定になっている南中学校についても内容としては決まっており、計画の提出待ちとなっています。
委員 古戦場公園再整備事業のパークマネージメント組織についてどういった形で作っていく予定ですか。
事務局 市民の方が中心となって管理、運営してもらうことを予定しています。現在、史跡案内をボランティアガイドにお願いしていますが、市民の方々が自発的に団体として活動できるようにしていきたいと考えています。
委員 NPO団体として発足する予定ですか。
事務局 発足する予定はありません。市長が掲げている「皆さんに役割があるまちにしたい」という考えのように退職しても家に引きこもらず、外で仕事をすることで生きがいを感じてもらいたいと思っているので、その一環として自分で仕事を見つけ、生きがいを感じてもらいたいです。
委員 名目上の管理は行政が行い、サポートとして市民が積極的に関わっていく予定ですか。
事務局 はい。公園自体は市の財産であるため、市の所有になりますが、市民の方々には積極的に管理・運営してもらいたいと考えています。
委員 地域住民主体のNPO法人が公共施設を管理する事例が近年他市町でも見られるので、それと同様に行う印象を受けました。
事務局 最初にNPO法人を発足することを掲げていると市民の方々にとって重くとらえられてしまう可能性があります。活動していく中で発足したいという意見があれば拒否することはありませんが、まずは参加してもらいたいと考えます。
委員 将来的にNPO法人等の団体として落ち着くとしても、最初に団体の形がないと活動と継続が難しいように感じます。また、活動していく内容はシルバー人材センターへ委託している内容と重複しませんか。
事務局 そのためにワークショップ等で集まってもらい、自分たちで何ができるかを考えてもらいます。シルバー人材センターに委託している内容は契約で決まっている仕事であるため、日程等が決められています。パークマネージメント組織では市民の方々が自分の活動できる日や時間に活動してもらいたいと思います。
委員 活動が継続できるかが不安です。立ち上げてもすぐに形骸化しないよう、もう少し、方針を検討する必要があると思います。
委員 似たような事例として、長野県の阿智村の全村博物館では、地域の住民が運営を行い、全村博物館担当職員はそのサポートを行っているようで、NPO法人ではありません。NPO法人を立ち上げた例としては、埼玉県富士見市では市民大学を運用するために地域住民を中心にNPO法人を立ち上げ、市とNPO法人が協同で市民大学を運用しています。
事務局 組織のモデルとしては、豊田市の児ノ口公園があります。ここでは地域住民の方々が中心となって活動しています。
委員 児ノ口公園については核となる人物がいて、その方の組織力が大きいと考えますが、長久手市でもそういった核になる人物がいるかが今後重要になると思います。
委員 郷土史研究会を中心に熱心な方はいると思います。
事務局 まずワークショップを行い、中心になりそうな人物を見つけたいと思います。
事務局 (1)イ スポーツ係について説明
委員 スポーツ教室について市主催の教室が多くあり、対象として一般や小学生ですが、シニア向けのものもあるといいと思います。
事務局 現在、シニア向けの教室はありませんが今後検討していきたいと思います。
委員 杁ヶ池体育館だけではなく、スポーツの杜や市が洞小学校、西小学校など市内各所の人が集まりやすい場所で開催してほしいと思います。
委員 医大のプール利用者が増えているのでスポーツへの意欲は高いと思います。そういった場があれば、皆さん参加するのではないでしょうか。
事務局 (2) 文化の家について説明
委員 小中学校音楽発表会を3年前から文化の家で行っていますが、11月の第2金曜日にお願いしたいと思っていますが、今年度は文化の家のアートフェスティバルと日程が重なり、別の日に行いました、今後も是非行いたいと思っているので日程が重ならない時期にお願いしたいです。
委員 保護者の方や一般の方も来られるようになるといいと思います。
事務局 市内だけではなく、名古屋市の小中学校からもこの時期に多く合唱祭などの利用があります。
委員 高校であーとは小学校であーと等と違い、レベルが高いですか。
事務局 奏者は変わりません。高校の先生方とも打合せを行い、アイリッシュ音楽を取り上げることになりました。高校生の皆さんは事前に学習して当日に臨むそうで、その点が小中学校と違う点です。
委員 とてもいいことだと思います。
委員 長久手出身の生徒はであーとを体験することで芸術を学び、講師の方々も公演を通じてより腕を磨くことができるのでこれからも続けていただきたいです。近隣市町についても依頼があれば行うべきですが、アウトリーチというかたちで他の市町や芸術大学等の施設を使うのもいいと思います。また実際に小学校であーとに参加した際に、授業の最初では生徒たちが喋ったり動いたりしており、授業として成り立つのか不安でしたが、途中からは生徒たちも公演に集中し、授業としてとても素晴らしかったです。小学校1・2年生はまだ難しいかもしれませんが3・4年生にも行ってもいいと思います。
その他
最後に、第4回社会教育委員会は、1月22日午後1時30分から、公民館学習室1・2で開催いたしますので、ご出席をお願いします。
以上を持ちまして、平成30年度第3回長久手市社会教育委員会を終了いたします。ありがとうございました。
関連資料
この記事に関するお問い合わせ先
くらし文化部 生涯学習課 事業係
〒480-1166 愛知県長久手市野田農201番地
電話番号:0561-61-3411
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更新日:2021年01月21日