平成26年4月定例教育委員会

更新日:2020年11月30日

会議詳細
開催日時 平成26年4月3日(木曜日)午後2時から午後5時
開催場所 西庁舎2階第8会議室
出席者氏名(敬称略) 委員長 近藤勝志
 委員 横田真規子
 委員 加藤正雄
 委員 羽根しげ子
 教育長 堀田まゆみ
 事務局
 教育部長 川本 忠
 教育部次長 加藤 明
 教育総務課長 角谷俊卓
 指導室長 夏目知好
 指導主事 名倉 健
 くらし文化部次長兼
 生涯学習課長 加藤正純
 文化の家事務局長 籾山勝人
 中央図書館長 山田高司
 給食センター所長 冨田俊晴
 教育総務課長補佐 飯島淳
 教育総務課庶務教育係長 山田美代子
欠席者氏名(敬称略) なし
審議の概要
  1. 決定承認事項
    1. 長久手市中央図書館運営協議会委員の委嘱について
    2. 長久手市社会教育委員の委嘱について
  2. 報告事項
    1. 後援・推薦名義の専決処分の一括報告
    2. 教育委員会および関係各課等からの報告
  3. 議題
    1. 要保護・準要保護の認定ついて《非公開》
  4. その他
公開・非公開の別 一部非公開
傍聴者人数 0人
問合先 教育部 教育総務課 0561-56-0625

会議録

委員長 ただいまから、平成26年4月定例教育委員会を始めます。

事務局 4月から出席者のうち職責が中央図書館事務局長から中央図書館長に変わりました。また事務局等に異動がありましたので、紹介させていただきます。 

委員長 本日の議事録署名者は、横田委員にお願いします。 それでは、議事に入ります。はじめに、資料1について、中央図書館 からお願いします。 

事務局 資料1「長久手市中央図書館運営協議会委員の委嘱について」です。根拠法令は、図書館法14条の1項で、長久手市中央図書館の設置及び管理に関する条例第4条にあります。委員は6名です。6名のうち菅野育子さんは学識経験者であり、愛知淑徳大学の先生です。他の方は各種団体からご推薦いただいた方になります。在職年齢は0年となります。また、学校教育の関係から、長久手中学校の志水文崇先生をご推薦いただきました。女性の登用率は33%です。  

委員長 資料1について、なにかご意見はありますか。

委員 委員会は、定期的に開催するのですか。  

事務局 委員会は、年2回の実施です。子ども推進計画を作成する場合などは年3回実施することもあります。  

委員長 他にご意見はありますか。ないようですので、資料1については、承認してよろしいですか

委員 異議なし。 

委員長 それでは、資料1は承認します。続いて、資料2について、生涯学習課からお願いします。 

事務局 資料2「長久手市社会教育委員の委嘱について」です。3月の定例教育委員会の中で社会教育委員の選任について9名の承認をいただいていますが、今回新たに小中学校校長会からの推薦を受けた南小学校の澤田千歳校長先生について提案し、ご承認いただくものです。 

委員長 空席であった委員について選任されたということですね。  

事務局 そうです。 

委員長 資料2について、なにかご意見はありますか。ないようですので、資料2については、承認してよろしいですか。  

委員 異議なし。 

委員長 それでは、資料2は承認します。続いて、資料3について、教育総務課からお願いします。  

事務局 資料3「後援・推薦名義の専決処分の一括報告」です。後援・推薦名義申請について、一覧表でまとめて資料としております。申請書が3件提出され、審査基準に適合しているため、後援または推薦の決定をしています。 

委員長 資料3について、なにかご意見はありますか。 

委員 「スポーツの祭典」については毎年実施しています。役員が300名ぐらいで、その他参加者を含めると1,100名から1,200名の方がみえています。これは、体育協会とレクリエーション協会、スポーツ推進員の3つの団体による主催で行っています。体育協会の部門ではスポーツで功労のあった方の表彰式を行っています。1,500名を目標としていますので、ご来場いただきたいと思います。現場を見ていただきたいと思っています。 

委員 これは朝から晩まで行われているのですか。 

委員 朝から行い、競技は最終2時まで行っています。その後抽選会を行い、豪華景品があたります。 

委員長 他にご意見はありますか。ないようですので、資料3については、承認してよろしいですか。  

委員 異議なし。

委員長 それでは、資料3は了承します。続いて、教育委員会各課からの報告を、中央図書館からお願いします。 

事務局 資料4「長久手市中央図書館事業」です。「ブックスタートおはなし会」を本日行い、120名が来館しAVルームが満員の状況でした。ブックスタートの対象者としては、昨年の4月以降に誕生された方が27組参加いただきました。ボランティアさんが4名と図書館職員の7名で対応し、来館者からも喜んでいただいており、だんだん盛況になってきています。また、「リサイクル市」も3月2日から3月9日の間に行い、5,568冊出品して、1,213冊残本となり、残本率22%となりました。また、4月23日は「子ども読書の日」と定められており、全国的に様々な催しがされますが、市においては、「一日おはなし会」を行い、英語の本や乳幼児、低学年等に向けてのおはなし会を、幅広い年齢層を対象に1日ボランティアさんと学校連携の司書さんで行っております。現在、嘱託職員を募集していますが、たくさんの方の応募をいただいております。9日に採用試験を行う予定です。今年度から「中日子どもウイークリー」という子ども向けの新聞を増やします。  

委員 4月19日の「一日おはなし会」について、乳幼児から小学生まで年齢も幅広く行っていただき、時間も午前11時頃から午後2時頃までと楽しみにしております。以前、「ヤングアダルトコーナー」について質問しましたが、まだ名前は変えていただいてないですか。 

事務局 他の市町の図書館も「ヤングアダルトコーナー」という名称を使っているところが多いです。 

委員 そのコーナーの反響はいかがですか。 

事務局 反響はいいです。 

委員 中学生の子どもにもいい本があり、中学生自身では見つけることが難しかったという意見がありました。中学生は勉強のために2階へ行くと思いますが、場所は1階で皆さん行きますか。 

事務局 円形スペースの部分で勉強することが多いです。 

委員 もっと見やすい場所の方がいいのではないですか。  

事務局 棚の空き状況によります。その他の場所がいっぱいで、現在の場所しかない状況です。  

委員 「子どもニュース」について、以前は中日新聞が月1回で、最近は週1回で入っていると思いますが、全部ひらがなで非常にわかりやすく、とてもいいことだと思います。また、以前北小で「切り抜きコンクール」を実施していたと思います。学校の特色にもよると思いますが、何か行い、続けることで社会を勉強できます。学校で行うか、図書館で行うか、工夫することが必要だと思います。音読でも書き取りでも続けることが大事だと思います。  

委員長 他にご意見はありますか。ないようですので、続いて、給食センターの報告をお願いします。 

事務局 資料5「学校給食献立表」、資料6「保育所給食献立表」です。小中学校は10日から給食が始まります。保育園については7日からセンターで作ったものとなります。給食が始まってから、すぐの9日にはすべての従業員を集めまして、衛生講習会を行います。これは毎年、毎学期ごとに行っております。 

委員 アレルギーの問題は現在何かありますか。 

事務局 ありません。 

委員 アレルギーに関した操作手順のマニュアルの研修等は行いましたか。操作手順のマニュアルがあるかどうかではなく、教員がその訓練をしたかどうかです。アレルギー等の問題が過去に3件あった以上、重大な事故に直結してもおかしくない事例というものは無数にあるかもしれません。わかる範囲の手順の確認は訓練するしかないです。命の問題でもあり、すぐやっていただきたいです。  

事務局 新年度に入ってすぐに、給食センターから各学校に出向き説明会を行います。小中学校ともに転入生及び新入学生が入学してきますので、アレルギーの対応を必要とする子どもの保護者、学校側の担任等、給食センターの3者で面談を行います。新規の保護者については毎年行っていますが、今年は継続の方についても行います。注意事項を担任の先生にしっかりと引き継ぎを行います。
 委員 全員の先生に対して行うわけではないですか。 

事務局 保護者と担任と給食センターで行います。 

委員 以前、担任がいない時に事が起こりましたよね。それではだめではないですか。いないときに対応できることがマニュアルであって訓練です。そのやり方では危険度が高いのではないですか。  

委員 今年は新規と継続の両方の方について、新たに今年度当初に実施しています。 

事務局 職員が全員入れ替わったり、担任が休んで副担任や教頭が対応したとしても、チェックできるということですね。 

事務局 それは別に行います。 

委員 別に行っていただけるのなら大丈夫ですね。そうしないと防ぐことは難しいと思います。訓練をしっかりしてもらいたいです。  

委員長 一斉の訓練はどのように実施しているのですか。過去の長久手や近隣市町で起こった事例や遠くても重大事例をある程度系統づけてピックアップしてやられているのか、それとも総論でやられるているものですか。 

事務局 9日に行う衛生講習会については、対象者が現場の方々であることから、具体的な事例をあげて、そのときどきに起こる現象を出して説明をしています。 

委員 委員長が言われた具体例を用いて行うことは重要です。ケースが3つあったら、それぞれ実際に動けるかどうか確認することです。できなければ、できるまで具体的に仕分けをやっていただきたいです。そうでなければ身につきません。 

事務局 3月末に保育園で講習を行いました。当時はノロウィルスもありましたので、具体的に手洗いの実習を行い、どれだけ汚れているか実際に目に見えるものを使用して、自分の手洗いが正しいかどうか確認をしてもらいました。 

委員 具体的に体で覚えてもらって、体を動かして、絶対に事故をゼロにしてください。また、バナナについて、保育園や小学校では、配膳されるところで洗いますよね。次亜塩素酸で洗うということを聞きました。これはいいのでしょうか。 

事務局 次亜塩素酸で洗ってくださいという指導があります。洗って、またその後から流水で洗っています。いったん、表面の菌を殺しなさいという指導です。  

委員長 菌よりも表面の殺虫剤が心配です。

委員 現場から次亜塩素酸はハイターと同じなので、強すぎるのではないかとの声を聞きました。

事務局 現在、リンゴやプチトマトは次亜塩素酸につけています。これもさらに流水で洗い直してから、はじめて切ります。

委員 以前はママレモンで野菜を洗っていましたね。これもやめることになりましたね。

委員 これは特に問題ないということですか。  

事務局 そういう指導です。 

委員 小学校と保育園の献立が違うのはなぜですか。 

事務局 小学校と保育園ではそれぞれ専属の栄養士がいて、献立を考えています。 

委員 献立を減らせば内容も少なくなって、衛生面をもっと重視して気をつけることができたり、人件費も減らすこともできるのではないでしょうか。栄養士同士で連携して効率的にできれば、何か違うところで目を光らせたり、二回洗うことができたりするのではないかと思います。 

事務局 仕入れ先が同じなど、統一できるところは統一しております。市は小中学校で同じ献立ですが、小学生と中学生とで栄養価をみて同じ献立にしようとすると無理があるようです。どうしても中学生の方が栄養価が下がりがちです。量は増やしますが。中にはA献立は小学生、B献立は中学生と学校だけの場合でも分けるところもあります。また、保育園は0歳児から5歳児までいて、これも栄養価がずいぶん異なります。同じ品目でも味付けを変えています。 

委員 メイン等が重複していても、連携していなくて全く異なる献立になっている場合が多いので、何か連携して、中学生であればプラス1品する、量を増やすなどの対応はできないでしょうか。 

事務局 実際、そのように行っていることもありますが、施設の問題により、例えば、オーブンは保育園用はありますが容量が小さいため、学校用のオーブンを使用しており、学校が使用していない時しか使えません。 

委員 名古屋市では、翌月分の申し込みで、自分の好きなものを選ぶことができるので子どもは楽しみにしているようです。しかし、選択制は器の問題もあり難しいかもしれません。  

委員 長久手市は消費税増税による給食費の値上げはありませんが、給食センターには影響はありませんか。 

事務局 あります。食材のランクを下げたり、保育園共同で購入できるものは、まとめて購入するようにしてコストを下げています。給食費については平成25年度に値上げしたばかりであり、今までもコストを抑えて行ってきているので、3%の増税については対応できます。 

委員長 他にご意見はありますか。ないようですので、続いて、文化の家の報告をお願いします。  

事務局 資料7「文化の家事業報告」です。3月の事業として、9事業実施しました。2月25日から創造スタッフによる作品展を開催し、巨大オルゴールやワイヤーアートなどの展示を行いました。3月6日に「ふくしであーと」を開催し、出張コンサートを行いました。3月8・9日は市劇団による演劇「ねぼすけさん」の公演を行いました。3月11日には毎月行っているガレリアコンサートを行い、今回はニュートンズが3重奏による演奏を行いました。3月13日は「室内で聴こう!シリーズ」を行い、これは小さな部屋でクラシックを楽しむコンサートです。3月13日は北海道の倉本聰氏の富良野GROUP公演「マロース」を行いました。3月15日・16日にはアートスクール発表会でした。15日はアートスクールの中の演劇部門であり、戯曲を学び、今年度の優秀作品を4作品選んで上演しました。16日はアートスクールの講座の中から舞台部門、展示部門に分かれて発表会を行いました。バレエの公演は、ヴァイオリンの講座受講生による演奏により行いました。3月20日は毎月行っています映像鑑賞会を行いました。次に、文化の家市民参画プロジェクトとして「施設利用と市民優先予約制度」についてです。文化の家は稼働率が高く、利用者からはホールの予約が取りづらいという意見が出たことから、一般団体より先に市民を優先利用させる枠をつくりました。これを1年間制度として試行を行い、優先登録団体として3団体の登録がありました。そして、運営委員会や市長からこの優先制度自体をこのまま続けるかどうか、制度について市民とともに話し合うこととされ、1年間市民とともに議論を重ねてきました。市民・職員をあわせて27名が昨年4月から今年2月まで、ワーキンググループ、世話人会として34回の議論を行いました。その結果、公共文化施設において、利用者を限定したり排除したりすることが、そもそも馴染まないという意見が多数でした。文化は社会全体のものであり、名古屋市民が文化の家を使い、長久手市民も名古屋の施設を使うといった「おたがいさま」で地域文化は醸成するという意見でした。そして、市民の提言として、市民優先予約制度については本格実施しない、新規受付を休止してほしいという意見でしたので、今後も引き続き市民参画を進めて改善策を考えるという結論になりました。文化の家としてもこの提言を受け、市民優先予約制度を取りやめて、別の改善策について市民を交えて考えていくこととしました。このワーキングループの議論は報告書にまとめ、昨年度末に報告会を実施し、市長に提出をしました。 

委員長 資料7と別紙について、なにかご意見はありますか。  

委員 有料公演の収支についてはいつ出ますか。

事務局 収支については最終的にアニュアルレポートでまとめています。データとしての統計はすぐにでも出せます。 

委員 収支等についても皆さんに知ってもらうことが重要。多くの人に利用されているが、金額もかかっているということも認識してもらうことが必要です。利用する人は一部の人であることから、こういうことをオープンにして、広く認知してもらうことが大事です。  

事務局 来月の教育委員会に提出します。  

委員 有料のものはどれだけの補助や収入があったということを知ることが重要です。文化は理解を得られることが難しいので根気よく行ってください。文化だから支援してもらって当たり前という姿勢ではなく、努力してオープンにすることが大事だと思います。また、新規受付の休止について、「おたがいさま」精神で休止するということがよくわかりません。 

事務局 新規受付の休止をしないと、このまま優先予約制度が継続してしまうので、受付することを休止することにしました。制度は1年先を見越してますので、今受付をすると来年度以降も継続してしまうことになります。 

委員 市民の提言とは誰のことですか。  

事務局 市民とは市民参画プロジェクトに参加した人です。ワーキンググループは職員も交えて行っており、市民は18名ほどでした。  

委員 一部の人の提言を市民の提言とするのですか。  

事務局 あくまでの市民プロジェクト参加者からの提言です。 

委員 一般の人ではなく、プロジェクトの方からの提言と言うべきですね。

委員長 他にご意見はありますか。では次に何かありますか。 

事務局 教育総務課からは、特にありません。委員から資料説明をお願いします。  

委員 業務改革についての考え方が書いてあるので参考にしてください。なかなか改革にむけ一歩が踏み出せないのは、意味が解っていないためです。そのためその手段がわからないということです。行政は中枢を担うところなので、一歩を踏み出さないと変わらない、市民もよくならないということです。また、最近教職員の事件が増えています。そして、スマホの問題もあります。刈谷市では9時以降使用を禁止したが、子どもも賛成していて、規制された方が楽になるということがあります。また、脱法ハーブについて、その危険性について先生たちの3割が説明をできません。情報を先取りして、行政や学校の場で先手をうって対応していただきたいと思います。そして、情報を常に委員会に出していくことが必要だと思います。情報をオープンにして、一緒に現場に行って状況把握するということが重要です。
委員 いろいろな行事に関わりたいと考えており、スケジュールの問題もあるので、情報や予定は早め早めにいただけるようにしてください。
委員長 他に何かありますか。ないようですので、これで公開部分の教育委員会を終了します。

会議資料

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