(令和4年10月27日開催)令和4年度第2回長久手市社会教育委員会

更新日:2022年12月04日

会議詳細

開催日時

令和4年10月27日(木曜日)午後1時30分から午後4時まで

開催場所

長久手市文化の家 風のホール

出席者氏名(敬称略)

委員 岡山真崇、輿水千津江、川岸克枝、與語美津子、堀場哲明、伊東修実、中山弘之、若原義弘、玉井孝治

事務局 くらし文化部次長、生涯学習課長、同課文化の家館長、同課課長補佐兼事業係長、同課課長補佐(文化財担当)、同課課長補佐兼係長(スポーツ担当)、同課文化財係長、同課主事、みどりの推進課平成こども塾主幹

欠席者氏名(敬称略)

委員 田端香代子

審議の概要

審議の概要

議題

1 令和4年度事業の進捗につい

2 その他

公開・非公開の別

公開

傍聴者人数

2人

問合先

長久手市役所 くらし文化部 生涯学習課

電話 0561-61-3411

会議録

議題 令和4年度事業の進捗について

事務局

⑴ 平成こども塾について説明

委   員

5月実施のペルーの楽器サンポーニャとはどのような楽器なのか。

事務局

ラテン系楽器で、筒がたくさん付いているような見た目のアンデス地方の楽器である。 当日は、竹を活用して楽器を作成した。

委   員

6月実施「NO.7大人向け工作教室」は何を実施したのか。

事務局

平成こども塾の竹林から切り出した竹を利用して、花を生けるための器を作成した。

委   員

水漏れはしないのか。

事務局

今ところそのような話は聞いていない。

委   員

6月に西小5年生が実施した袋炊飯とはどのようなことをしたのか。

事務局

飯盒炊さんに替えて、災害時にビニール袋を活用して行う方法を用いて白米を炊いた。

委   員

8月実施「NO.2手と足をつかってお皿を作ろう1」は粘土を使用したのか。

事務局

手と足を使ってこねた粘土を使用しお皿を作成した。

委   員

その粘土を使用して、11月3日の陶器野焼き体験を行うのか。

事務局

8月5日に作成した皿は愛知芸術大学内の釜を使用し、高温で焼き上げている。11月3日の野焼き体験では、藁やもみ殻を使い、8月5日に作成した素焼き用の作品を低温で焼き上げる。焼成温度に差があるので、できあがりの表情が全く違うものになる。その違いを感じてもらいたい。

委   員

8月実施の「江戸古式てっぽう作り」とはどのようなものか。

事務局

竹筒の先に横から細い竹の管を差し込み、竹筒の上部から布を巻いた竹の棒を押し込むような手押し式の水鉄砲になる。

事務局

⑵ 生涯学習課 ア 事業係・施設係について説明

委   員

P10の公民館はどこにあるのか。

事務局

市役所西庁舎の3階が公民館である。

委   員

P5のながくて・学び・アイ講座が、7講座中5講座が実施されなかったとあるが、 希望者が規定人数に達せずに開講されなかったのか。

事務局

希望者が規定人数に達しなかったので開講しなかった。

委   員

5講座が開講されなかった原因は生涯学習課はどのように考えているか。

事務局

広報の問題だと考えている。掲載できる内容に限りがあるので、内容が伝わりづ らかったと考えている。今回、新たに生涯学習情報誌スマイルの表紙をリニュー アルし、少しでも多くの方に手に取ってもらえるようなデザインを心がけた。

委   員

周知の徹底よりも、応募するタイミングだったり、新型コロナウイルス感染症の影響があると考えている。ながくて・学び・アイ講座の情報は、市のHP上でも 確認でき、広報よりも別に原因があると思うので、今後も原因の分析をお願いし たい。

委   員

ながくて・学び・アイ講座は市民だけでなく、講師が成長する場でもある。開講されない数が多くなると、そもそもの存続意義が危ぶまれる。講座内容が市民の ニーズに合っていない可能性もある。

事務局

例年だと開講率が40~50%なので、今回は低い割合である。これまでは西庁舎で講座受付をしていたので、常連の方が市役所にきた際に講座に気づいて予約していた。講座受付が文化の家に移動したことで、その層を逃してしまったかもしれない。

委   員

文化の家を今後、生涯学習の拠点となることを自覚し、周知を行ってほしい。

事務局

⑵ 生涯学習課 イ 文化財係 について説明

委   員

陳情書を提出したのは私(玉井委員)である。陳情書の内容については、社会教育委員会の中でも発言している。しかし、過去2年間、意見を述べても通らなかったので、長久手市議会に陳情書を提出させてもらった。古民家について意見をもらったことがある杉野先生というのは、文化財保護審議会の委員なのか。

事務局

長久手市文化財保護審議会の会長である。

委   員

この文化財保護審議会の情報は、公開されているのか。

事務局

文化財保護審議会の議事録については、市のホームページにて公開している。

委   員

古民家は国登録の有形文化財にする予定だったと思うが、平成29年度に現地 保存に変更。翌年の平成30年度に土地の契約もできていないまま、古民家が市の所有となった。 令和元年度に資金問題で国登録指定文化財にするのは中止となった。この一連 の流れについて意見をもらうため、文化財保護審議会及び社会教育委員会等の関係者を集めて、古民家の移築について検討する新たな会議の場を設けてほしい。

事務局

現在は、付属機関を集めては新たな会議の場を設ける予定はしていない。だが、 文化財保護審議会の杉野先生にも昨年のワークショップに参加してもらっている。全員が交流する機会は難しい。ワークショップなどで意見交換できるような場を 設けることはあるかもしれないが、新たに会議の場を設けることはない。

委   員

令和2年に監査委員から古民家の所有者に所有権を戻すか、事業自体の見直しを指摘されているが、市はどのような結論になったのか。

事務局

監査委員からご意見をいただいて、古民家をどうしていくかを令和2年度から令和3年度にかけて検討してきた。現在は、古民家の部材をできる限り活用して古 戦場公園に移築したいと考えている。

委   員

国指定文化財の申請を諦めた時点で、文化財の価値はなく、廃屋だと感じる。この廃屋に税金を費やすのはどうかと思う。もっと市民の意見を聞き入れてもらえるようにお願いする。

事務局

先日実施したワークショップでも、古民家を積極的に活用していきたいという意見があった一方、事業自体を反対する意見があったのも確かである。市としては、 どちらの意見にも耳を傾けつつ、事業を進めていかないといけないと考えている。文化財担当としては、歴史的な建築物を無下に扱うのではなく、できるだけ守っ ていきたいと考えている。愛知県が、県内全域の保存活用計画にあたる「愛知県文化財保存活用大綱」を策 定している。文化財を市指定しているかの有無に関わらず、歴史的建造物を大切 に保管していくこととなっている。先日の文化財保護審議会でも、文化財の専門 家から文化財の価値は地域の方々が、どんどん付け加えていくものであるという 助言もいただいている。市としては、この古民家は歴史的建造物としての価値が あると考えている。その古民家に地域のみなさんで、価値をどんどん付け加えて ほしいと考えている。

委   員

日進市の旧市川住宅について、国指定の文化財になるまで1年程度時間を費やし て整備したが、長久手市の古民家と比較して、中山副委員長はどのように考えているか伺いたい。

委   員

私は文化財の専門ではないので、そういった評価をすることはできない。 文化財としての価値を残しつつ、長久手市の昔のくらしが引き継がれるような施設となってほしいと思っている。専門家として意見を求めるなら、学芸員や文化 財保護審議会の総意としての意見を求めるべきだと思う。

委員長

その発言について、玉井委員個人としてなのか、それとも社会教育委員としての 意見なのか伺いたい。

委   員

私は社会教育委員なので、社会教育委員として発言している。

委員長

今回の陳情書を出すのであれば、社会教育委員として、この社会教育委員会の中で協議し、社会教育委員会から陳情書を提出するといった行動もできたと思うが、 なぜ相談してもらえなかったのか。

委   員

陳情書については、個人で出したものである。陳情書は、社会教育委員会で取り上げるものなのか。

事務局

提出された陳情書の内容については公開されることが前提となっている。また、 こういった会議の場で公開できることを議会事務局にも確認している。前回の社 会教育委員会の中でも、関連する資料はなるべく提供いただきたいとの意見を委員からいただいた。そういった経過を踏まえ、生涯学習課として、陳情書を資料 として出している。

委   員

工事スケジュールについて、「どうする家康」が放送されることが昨年には分かっ ていたと思うので、もう少し早い時期に計画を見直しができたのではないか。

事務局

投資的経費の大きい事業については、前年度の6月頃から予算について検討している。今年の6月の一般質問の中でもスケジュールについての意見をいただいていたことも踏まえ、見直しの判断を行った。 提示するのが遅れてしまったことについては、お詫びする。

委   員

床机石(しょうぎいし)の落書きについてどのように発見したのか。

事務局

市の学芸員が見回りを行っている際に発見した。

委   員

名古屋市では史跡を定期的にパトロール(見回り)しているらしいが、定期的に 見回りを行ってほしい。

事務局

愛知県から依頼された文化財保護指導委員が、3か月に1度、国及び県指定の文 化財をパトロールしているが、その間隔の間に学芸員が発見した。

委   員

緊急調査発掘委託について、以前の社会教育委員会で、このような調査は長久手市でよくあるのかと伺った際には、滅多にないと回答いただいたが、どれぐらい ぶりのことなのか。

事務局

十数年前に民間の宅地開発事業の際には、発掘調査を行ったが、それ以来のこととなる。

事務局

⑵ 生涯学習課 ウ スポーツ係 について説明

委   員

指定管理者制度は、不安定な制度だと考えるが、生涯学習課として指定管理を導入することについての、メリットとデメリットをどのように考えるのか。

事務局

市民サービスの向上と経費の削減がメリットとなり、デメリットはないと考えている。

委   員

指定管理を導入した場合、体育施設の状況について確認するため、指定管理者が社会教育委員会に参加してもらうことができるか。 事務局 参加してもらうよう調整したい。

委   員

指定管理は5年間とのことだが、デメリットが多かった場合は、直営に戻すのか。

事務局

場合によっては直営に戻す可能性はあるが、今のところ5年後も指定管理で進めていく予定である。

委   員

経費の削減をして、市民サービスを向上させるというのはなかなか難しいと考える。指定管理者制度を導入したことにより、市民サービスの低下になってしまうかもしれない。うまくいかない場合は直営に戻すという柔軟な考えが必要だと思う。指定管理者制度を導入し、市民サービスが向上しているのか確認していくためには、指定管理者が社会教育委員会に参加してもらうのは必須だと思う。

事務局

指定管理の状況は、定期的なモニタリングを行い、年度ごとに、指定管理者の評価も行う。5年後については、総合的に判断していく。

委   員

指定管理者制度を導入している先進市町に聞き取りをし、そのデメリットについて検討した結果、長久手市ではデメリットなしと判断したのか。

事務局

先進の市町にも聞き取りした結果、市町によってデメリットもあったが、本市にはそういったデメリットは少ないと判断したため、導入することになった。

委   員

指定管理者制度を導入するにあたって、デメリットがないということは絶対ないと思う。市民サービスの質が下がることを想定しているが、その低下は市の想定内に収まると考えているため、デメリットがないと考えているのか。

事務局

コストを下げて、市民サービスの向上をすることは難しいと感じる。指定管理のメリットとしては、行政では持っていないノウハウを生かしてもらうことがメリットだと思う。 メリット、デメリットについては、実際に指定管理者制度を導入してみないことには分からない。モニタリングをし、出てきた問題にその都度対処し、解決していくしかないと考える。

事務局

指定管理者選定委員会では、公共施設のため、平等性の確保、効率的な運営方法などを書面の申請書の中で判断している。極力デメリットが少ない業者を選定し、決まったのが今回の候補者になる。しかし、先ほども言ったように実際にやってみないと分からない部分が多いのも事実である。

委   員

デメリットがないと言い切るのは、不信感を感じるので、今後もきちんと説明及び状況報告をしてほしい。

事務局

承知した。

その他

事務局

令和4年度第3回社会教育委員会は、3月16日(木曜日)午後に開催するので、出席をお願いする。
以上をもちまして、令和4年度第2回長久手市社会教育委員会を終了する。

 

関連資料

この記事に関するお問い合わせ先

くらし文化部 生涯学習課
〒480-1166 愛知県長久手市野田農201番地

電話番号:0561-61-3411

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